騒音の抗議文を作った→ライティングの極意を会得した
下の階に音楽うるせー住人がいるので、抗議の手紙を出しました。
結果、ライティングの極意を会得しました。
なぜそんなことになったのか、理由を説明します。
・会得といっても「理解」の段階です。
実践できるとは言ってない。という逃げ道は作らせてください。
・抗議文の内容を具体的に描くと、めぐりめぐって個人特定されそうなので内容は控えます。
・見方によっては僕がDQNなのは承知しているので、その突っ込みは勘弁してください。
・ちなみに当記事は泥酔状態で書きました。
騒音に対して「手紙を出す」という手段を使った理由は次の2点。
・管理会社からの張り紙程度では効果が期待できない。てか既に貼ってある。
・匿名性がほしい。隣か上階か、あるいは隣の家か、ぐらいの揺らぎがほしい。
ネットで調べて、やはり手紙が最も効果・安全性ともに高いと判断して手紙を出す決意をしました。
この手紙の文章・ライティングの目的は明確です。
「騒音を無くしたい」
はっきりしています。
うるせー住人が騒音を無くす方向へ行動を促したい。
アフィリエイト記事で「なんとなくクリックしてくれたら良いな~」程度の動機ではなく本気なのです。
どうやったら気持ちが伝わるのかなと、ブログ記事以上にターゲットのことを考えて抗議文の完成度を高めました。
ターゲットである住人はDQNかもしれない。
てか音楽をガンガン鳴らす時点でDQNの可能性が濃厚。
共通認識・常識が通用しない相手かもしれない。外国人かもしれない※。
※
外国人=DQNという意味ではありません。
僕は大学で、中国人留学生の騒音や悪臭を注意して一悶着あり、最終的に中指を立てて「ファックユー!」と言われました。
フランス人留学生も制作室で音楽をガンガン流すから困りました。
つまり、日本人と外国人の常識は違う。
だから「この程度で伝わるだろう」という甘えは許されない。
要するにターゲットを騒音住人にしたことで、相手は他人であることが強く意識できました。
ライティングのコツでよく「ターゲットにラブレターを渡す。プレゼントをわたすつもりで書く」と言われます。
僕は騒音住人に対して、相手のことを考えてまさにラブレターを渡す気持ちで書きました。
・日付、時間帯を記録し、具体的に書く
・自分がどんな状態でどんな気持ちなのか具体的に
・何のどんな音なのか具体的に
・どうしてほしいのか行動を具体的に
・音の出どころが○○号室である根拠・証拠を書く
・言い方を変えてもう1回念を押す
これなら伝わるか、この言い方は語弊があるのではないか。
ここの順番を組み替えた方が相手が理解しやすいのではないか。
かつてないほど、自分の文章を他人目線で確認しました。
自分とは世界観が違う他人、常識が通用しないDQN目線で。
これだけやっても、相手が本当にDQNだった場合は効果がないでしょう。
でも僕は大事なことを知った気がします。
ライティングの極意とはつまり、
他人に気持ちを伝えて行動を促すには、騒音住人に対して手紙を書くときぐらいの本気が必要。
うるせー住人は僕に大事なことを教えてくれました。