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雑記

映画「ロッキー」歴代ライバル5人の強さランキング【異論は認める】

投稿日:2019-05-30 更新日:


出典:news.livedoor.com




映画「ロッキー」全6作観たので、作中の描写を自分なりに考察して「歴代ライバル5人の強さランキング」を作りました。

全作のネタバレを含みますので、全作観た方向けの記事です。

ライバルの候補はこちら

・アポロ・クリード (ロッキー1) (2)
・クラバー・ラング (3)
・イワン・ドラゴ (4)
・トミー・ガン (5)
・メイソン・ディクソン (FINAL)

それではランキングの発表です。



強さランキング (上から強い順)

アポロ・クリード (ロッキー1)

アポロ・クリードはロッキー1、2のライバル。

ボクシング世界ヘビー級チャンピオン。戦績は46戦全勝

メイウェザーの50戦50勝無敗に匹敵する凄まじい強さです。
しかもロッキーとの初戦第1ラウンドのダウンが人生初ダウン。まさに無敵を誇っていました。

 

ロッキーは「1」の時点で全盛期を過ぎているので、作品を重ねるほど消耗し衰えます。そのためアポロ1戦目が基礎体力のピークです。

失うものが無い捨て身の精神力と、シリーズ中最高の体力を持つロッキーに勝った「1」アポロは最強だと思います。

 

■余談

「3」「4」ロッキーの筋肉はナチュラルな印象の「1」「2」を上回っています。バルクアップした上で脂肪が落ちているためボディビルダーのような造形。

「FINAL」の時点ではロッキーは58歳ですが肉体は衰え知らず。

肉体を観る限りロッキーは例外的に衰えるのが遅い人といえるのかもしれません。
もちろんスタローンの努力の賜物ですが。

 

アポロ・クリード (ロッキー2)

アンクル・サムの格好で「I want you」を連呼するパフォーマンスで入場した前戦とは違い、おふざけ無しの真剣な表情で入場。

ロッキーを完膚なきまでに叩きのめし、自分の強さを誇示するために気合が入っています。

しかし、
利き腕スイッチ作戦と、ニワトリを追いかけるトレーニングで身につけたスピードを身につけたロッキーに敗北。

 

やる気がある分「2」アポロは「1」アポロより強いはずですが…

ロッキーは、ミッキーの老いぼれパンチすらかわせない右目のハンデに加え、試合間際までやる気がなくて完全に調整遅れ。

このロッキーに負けているため「2」アポロにはどうも強い印象が持てません。

前戦で自信を失った影響が出ている気がします。
強さは同じかもしれませんが、オーラを感じるのは「1」アポロですね。

 

イワン・ドラゴ (ロッキー4)

イワン・ドラゴはロッキー4のライバル。

アマチュア世界チャンピオン、オリンピック金メダリストを経てプロに転向。

国の統制の元、最新設備で科学的トレーニングを積み、違反薬物らしきものを使用。

パンチ力は並のボクサーの2倍以上
マネージャーいわく「ドラゴが殴ったものはどんなものでも、破壊される」。

肉体的な性能は最強でしょう。

強さの描写も圧倒的。あのアポロを一方的に葬っています。
その威圧感は「5」でロッキーに死の恐怖とパンチドランカー後遺症を与えるほど。

 

ドラゴを倒したロッキーの作戦は「キンシャサの奇跡」に近いです。

パンチドランカー覚悟で殴らせることでスタミナを消費させて泥試合に持ち込む。
それぐらいのリスク背負わないと倒せない相手なのでしょう。

体格的にも演出的にもぶっちぎり最強に見えます。

 

しかし、冷静に考えるとその強さは怪しい。

まず、ドラゴが葬ったアポロの強さが怪しい。

全盛期を過ぎて5年ぶりの試合。さらに相手をアマチュアだといって対策をおこったっています。

体は全盛期に引けをとらない仕上がりでコンディションは良さそうですが、フットワークでスリップするなどカンが戻っていません。

ロッキーに「これはアメリカとソ連の戦いだ。遊びじゃない」と返すぐらい真剣ではありますが、全盛期でベストな状態と比べたら6割ぐらいの力なのでは。

全盛期アポロがしっかり相手を分析し、対策を立てて戦いに挑めばスピードとテクニックでドラゴを翻弄して勝利する画が見えます。

 

また、ドラコを倒したロッキーもピークを過ぎており、「3」でグラバーを倒した時点で精神的にも燃え尽きた感があります。

「4」ロッキーの目的は「親友の仇を討つ」「国の軋轢を超える」という立派なもの。
しかし、個人的なうっぷんをエネルギーとして爆発させていた過去作に比べると、戦いに向かうモチベーションが弱い気がします。

肉体的・技術的パワーアップも特に無し。

相手はソ連のプレッシャーという感じで、ドラゴ対策をしている様子はありません。
毎作おなじみのトレーニングシーンも、新しい力を手に入れるというよりは自分と向き合うものでした。

ランキング、丸太を切ったり、大きな岩を動かしたりといった基礎的な体作り。今さら劇的に肉体が進化するわけもないので、肉体と精神を研ぎ澄ます過程といえます。

ドラゴはロッキーがその時点の実力を発揮すれば倒せる相手だったということでしょう。

 

試合中の描写でいうと、

ドラゴはロッキー得意のボディ連打に耐えるほど打たれ強いです。しかし最後はロッキーの右フック→左フックで倒れます。

実はアゴが弱いのかも。長身なのでそれまでの試合で頭部を殴られた経験が少ないため、弱点が目立たなかった可能性があります。

顔を切っただけで動揺するなど、経験不足からくる精神面の脆さもあります。

総じていうと、ドラゴはめちゃくちゃ強いアマチュアという感じです。

 

クラバー・ラング (ロッキー3)

クラバー・ラングはロッキー3のライバル。

ロッキーが失ったハングリー精神、虎の目を持つ男。

ロッキーがアポロ流トレーニングで徹底的に鍛え直し、リズミカルな動きや素早いジャブとストレートなど新たなスキルを手に入れてようやく倒せた相手。

威圧感はドラゴに匹敵します。顔の恐さは間違いなく歴代ナンバーワン!

 

ですが、クラバーが強いというよりロッキーが弱体化しすぎです。

まず精神力が過去最低。

適当で身の入っていないトレーニングで勝てる相手と戦い、10連続防衛中のロッキーは精神が腑抜けと化しています。

コーチであるミッキーが倒れた動揺を引きずったままリングに上ってさらに弱体化。

グラバー1戦目でボコボコにされるとすぐ「ミッキーはどこだ?殺されちまう!」とわめく惨めな姿をさらしています。

 

体力面も過去最低。

アポロの指導でトレーニングを開始するのですが、何をやっても現役引退したアポロについていけません。

ロッキーが体を徹底的に鍛え直し、新たなスキルを手に入れてようやく倒せたわけですが、逆にそれ無しで今までよく戦っていたなと。ジムの下っ端より動けてないじゃないかロッキー。

精神も肉体もダメでは、そりゃ勝てないだろう。

 

再戦グラバーのふがいなさも目立ちます。

ロッキーの挑発に乗って大ぶりパンチで体力を消耗し、たった3ラウンドでKO負け。
グラバーのハングリー精神は諸刃の剣で脆いです。パワーにまかせた早期決着ばかりなのでスタミナ面もおそらく弱い。

これでは全盛期アポロに勝てないでしょう。
また、同じパワー型ならスペック的にドラゴの方が上だと思います。

 

ちなみに、
映画の最後はアポロとクロスカウンターで終わっています。

この演出が意味するところは、クラバーを倒したロッキーと引退アポロが同格ってこと。つまり、クラバーより全盛期アポロの方が強いってことになります。

 

メイソン・ディクソン (FINAL)

メイソン・ディクソンは「ロッキーFINAL」の対戦相手。

戦績は33勝無敗30KO。無敗の王者。

なのに、
「秒殺ばかりで試合がつまらない」と観客から嫌われ、
フルラウンド戦ったことがないので専門家から実力を疑問視され、
TV企画のシミュレーター対戦で現役時代ロッキーに敗北。

このように扱いが踏んだり蹴ったりなので、作中で強い印象がありません。

ディクソン陣営のスタッフまで「ロッキーが全盛期なら確実にディクソンは殺される」と言っています。これはもう決定的。

 

また、58歳のロッキーはコーチいわく「全身の関節がさび付き、スピードも失われて、スパーリングもまともにできない」状態。

しかし、ディクソンの油断と試合中の負傷があったとはいえ、ロッキーはディクソンと互角に戦います。

ジョージ・フォアマン、バーナード・ホプキンスといった50歳手前でチャンピオンになった選手は実在しますが、58歳でチャンピオンと互角は異常。

ロッキーが常人離れしているのはもちろんですが、ディクソンが物足りないチャンピオンなのは間違いないかと。

ロッキー戦後、本物の戦士になったディクソンが経験を積めば最強クラスになる可能性はあります。

 

トミー・ガン (ロッキー5)

トミー・ガンは「ロッキー5」の対戦相手。

連戦連勝でチャンピオンになったロッキーの弟子。

ボクシングスタイルはロッキーに近く、闘志とパンチ力が武器。
アマチュアで45勝1敗、プロで23勝0敗と戦績は立派です。

引退して当然トレーニングはしておらず、タバコ・酒を始めてアスリートとしてはコンディション最悪のロッキーとストリートファイトで対戦。
ロッキーを1度はダウンさせたものの敗北。なぜかトミーだけ警察に連行されてしまいました。

ただし、トミーは世界タイトル戦を戦ってから数時間なので疲労があります。
まがりなりにもチャンピオンですから、それなりに強いです。

 

しかし精神面が弱すぎ。歴代ライバルの誰にも勝てる気がしません

ロッキーの指導を真摯に受け止めてしっかりキャリアを積めば、最強クラスのボクサーになった可能性はあります。

でもエイドリアンに「トミーには心がない」と言われるほど心の何かが欠けているので、ダークサイドに落ちるのは必然でした。

 

まとめ

シリーズ化した作品にありがちですが、作品を重ねるほどライバルの強さ描写がインフレするため後に登場した相手ほど強く見えるもの。

しかし印象ではなく、事実から考えると「1」アポロが最強だと思います。






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