Wall Worldってどんなゲーム?
Wall Worldは、[穴掘ってリソースを稼ぐ→タワーディフェンス]の流れで壁の頂上を目指すゲーム。
壁の右側を掘って入手した素材で多脚ロボを強化し、壁の左側から来る敵に備えます。
掘るときはロボから出て、生身にドリルと吸引機で素材を回収。
定期的に来襲する敵に備えて、掘削作業を切り上げてロボに戻ります。
ここが面白い
■穴堀りが楽しい
まず穴を掘る作業が楽しいです。本能的になんか楽しい。
掘ったときのボコッボコッと心地よい破裂音がクセになります。
さらに、
・2マスおき&1ライン掘り
・奥から回収して残りを引っ張る
・深度大はスルー
(他サイト参照)
これらのちょっとしたテクを活用して効率を追及するとより楽しい。
掘っている最中、定期的にタワーディフェンスの敵襲があります。
掘削と回収に熱中すると戻り遅れて肝心のロボが攻撃にさらされるので、敵襲前は後ろ髪を引かれる思いで掘削作業を中断。
中断により「もっと掘りたい!」気持ちが倍増し、どんどん深みにハマります。
最深部には追加装備や永久アップグレードなどレアアイテムが。宝探し的な楽しみもあります。
永久アップグレードゲー
永久アップグレードが強力。
最初はブロックが硬くて全然掘れないし、脚遅いし、容量少なくてダリぃ。
ある程度強化を進めた後、ボス2戦目が無理ゲーで心折れます。
でも永久アップグレードが揃うとヌルゲーになりました。
入口付近は大爆破するし、ロボ移動速度アップでサクサク。最終的に1プレイで上下3エリア制覇できます。
ボス戦は[ロケランLV3、移動速度アップ、踏み込み足、余りまくる回復]で安定。
とはいえボス2戦目は油断禁物。
準備した上で意識したいのは、
・マシンガンをしっかり強化:当たってないようで当たってる
・体力ゲージを絶えず確認:一瞬で削られる
・回復をケチらない:満タンを維持。ボス2回目が倒せる状態なら回復リソースは十分のはず。ここで使い切って良い
一方、ゲーム中の追加アップグレードはランダム入手な上に弱い。ほぼ不要です。
武器は初期武器のマシンガンでOK。
前述の掘削テクも、クリアできる状態なら勝手に大破壊しちゃうのでほぼ不要。
よってビルドも腕の差も出にくく、幅がない直線的な攻略になりがち。
攻略の流れが一直線すぎてリプレイ性が薄いです。
実際、私と同じく14時間前後でクリアした方が多いようです。やはり差は出ないっぽい。
細かい難点
■カーソルを見失う
カーソルの視認性が悪く、パッド操作だとタワーディフェンスでカーソルが遠くに行って旋回が遅れがち。
敵は周辺視野で捉えてロボの近くでカーソルを動かすと良い。
■UIが不便
・アップグレード
取得物が全部入り、並びは取得順。選択方法は順・逆送りのみ。
送っては選び、逆に送っては選びの繰り返しで非常に面倒。
・武器
武器アイコンが似すぎ。攻撃エフェクトが地味なのも相まって何を選択しているのかわかりにくい。
アップグレードと同様に、取得武器が全て選択枠に入り、並びは取得順、順番の入れ替え不可。
武器選択の面倒さもマシンガン1択になる要因。
上記のように不便なUIも、本作の場合はリプレイ性の無さが幸いして「クリアまでの我慢」と割り切れるのが救い。
まとめ
永久アップグレードの力に依存した直線的プレイになりがちで、攻略を詰めたり別の遊び方を試したりで再プレイする気が起きません。
とはいえ、クリアまでの熱中度は強烈。久しぶりに生活を犠牲にしてゲームに没頭し、短く太いプレイ体験になりました。
まとまった時間が取れる方におすすめです。