ニーア オートマタ

ニーア オートマタ【攻略/評価】(1)どうせボス前からリスタートだろ→バッドエンド

投稿日:2018-02-18 更新日:






当時ハマっていた「仁王」と同時期発売だったのでプレイしそびれた作品。

なんだか異様に評価が高いから遊んでみることにした。前作未プレイ。

ちなみに「オートマタ(automata)」はギリシャ語で「機械人形」という意味らしい。

クリア後のネタバレ無しレビューはこちら↓





超大型兵器の調査

いきなり戦場に放り出された!

状況がつかめないまま、味方が次々と落とされていくが任務続行。

オープニングからしばらくSTGが続く。

あえて伝統的な、昔ながらのSTGに寄せている。
本作を制作したプラチナゲームズの社長がSTG好きらしいのでその影響だろうか。

デザインや渋い色味、2種類の敵弾、囲まれる所が「斑鳩」っぽい。

 

唐突に奥スクロールになったり、視点がグルングルン動いたり。

気がつくと仲間はみんな落ちて、自機だけになってしまった。

任務の成功・失敗は全て自分の肩にかかっているので責任重大だが、俺はプレイし始めてまだ10分で右も左もわからないんだぜ。

この作戦もう無理じゃね?失敗じゃね?

 

メカの中から綺麗なお姉さんが出てきた!これなら勝てる!

戦闘用というより愛玩用アンドロイドに見える。
そのあふれる魅力を言葉で表現するのは難しいが、あえて一言でいうとエロい。

狭い肩幅、適度な大きさとキレイな形の胸、華奢な上半身と対照的な腰回りから太腿にかけてのボリューム。
まさに男の夢を体現したようなプロポーションだ。

ちなみに、目元を隠している黒布は戦闘支援用ゴーグルとして機能している。決してそういう趣味ではない。

 

同じプラチナ開発の「ベヨネッタ」「メタルギアライジング」でおなじみの爽快アクション。
プラチナゲーでおなじみ、ハッタリの効いたド迫力演出のデカボスも登場する。

ただそれらの作品以上に心が弾む。

キレイなお姉さんを動かせるというだけで楽しい、というか嬉しい。

ベヨネッタもお姉さんだけどなんかジャンル違うし…

 

操作キャラ「2B」(トゥービー)のしぐさがイチイチ可愛い。

剣撃や回避アクションの他、凛とした立ち姿、ハイヒールのモデル歩き、何かを拾うときのヒザを曲げないお嬢様風、などのさり気ない動作が光る。

動くたびにハイレグレオタード(尻)がチラチラ見えるので常に目が離せない。
(尻への)相当な作り込み、こだわりを感じる。

 

色んな演出が詰め込まれており、めまぐるしく状況が変化する。
視点が寄ったり引いたり、グルングルン動きっぱなしで酔いそう。

説明されてないアクションが色々あるみたい。
2段ジャンプとか、ハシゴを素早く登るとか。
チュートリアルに頼らず自分で動きを探るのが楽しい。

そんな中、探索部隊の相方「9S」(ナインエス)と合流した。

「ヨルハ部隊員が感情を持つことは禁止されている」といいながら「面倒くさい」とか言っちゃう2B。
声にも抑揚があり、むしろ感情豊かに見える。

 

あと、BGMが良い!

僕が知っているSF作品といえば「攻殻機動隊」「マクロスプラス」「アーマードコアFA」「アヌビス」とか。
それらに共通するソリッドな雰囲気がありながらも、マンネリ感はなく新鮮。

調べたところ、やはり本作のBGMは世界でも高い評価を受けている。

・「NieR:Automata Original Soundtrack」がゲームサントラとしては異例のオリコン&Billboard週間2位にランクイン。累計6万枚を超えるロングヒット。

・BGM分野で世界最高峰のゲームアワード「The Game Awards 2017」で「Best Score / Music(最優秀音楽賞)」に選出。

 

あれ、自分ってもしかしてアクションゲーム下手?

たしかにベヨネッタ、ライジングも途中で辞めちゃったけど。最初から苦戦しすぎじゃね?

 

またデカボスがきたー!

距離感がわからん。回避しても逃げ場がない。どうすんだこれ。

「最初だからチュートリアル的な負けイベントだろ」と半分諦めモードで戦い、回復が尽きてゲームオーバー。

ま、どうせボス前からリスタートだろ。

 

えっ、バッドエンドでゲームオーバー!?
ウソだよね?演出だよね?

 

マジだった。

義体だからロードには記憶のセーブが必要という仕様(設定)。

よって本作にはオートセーブが無い。
さらに、オープニングから最初のボスを倒すまでにセーブポイントがない。

オートセーブが当たり前になった今時のゲームの常識を逆手に取ったメタフィクションになっている。

つまり「バッドエンド→最初からやり直し」の流れは演出の一部。
プレイヤーにこの戻しを経験させることが、後の演出に効く。

本作にはこういったメタ演出がふんだんに使用されており、物語が進むにつれどこまでがマジなのかわからない狂気を感じることになる。

 

飛ばせないオープニングデモを再び堪能しつつ、20分かけてボス戦へ。

 

なんも進歩してねぇ~

まだ回復があるのにすぐ死んでしまった。20分の戻し作業がぁー!

プラグインチップのオート回復はHP30%以下で反応するらしい。
なので即死圏内になる前に手動で回復する必要があるようだ。

 

またオープニングからやり直しということで、早くも心折れてノーマルからイージーに変更した。
難易度はいつでも変更可能。デメリットは特にない。

 

メッチャ上手い人みたいになった!

オートチップONなら左スティック操作だけでクリア可能。
勝手に紙一重で敵の攻撃を避けて、華麗な連続技を決めてくれる。

お手本プレイとして参考になるが、ヌルゲーすぎてこれでプレイを続けるのは気がひける。
オートチップは今だけにしておこう。

 

ボス戦はオートOFFでマジメにやる。

連続回避※を覚えたのと、イージーで耐久力が下がった効果でアッサリ撃破できた。


回転攻撃など、攻撃判定が持続する攻撃は回避連打ですり抜けることができる。
攻撃の隙消しもできるので回避は重要。

 

ボスがGOW3のポセイドンばりにしつこい!
オープニングボスがしつこいのは近年のトレンドなのかな。

 

必死で一体倒したのに、同じ奴が沢山出てくるメタルクウラ的展開で絶望。

仕方なく、2人はブラックボックス※で自爆してしまった。

※ブラックボックスとは
ヨルハ機体に搭載されている核融合駆動システム。
自爆攻撃が可能だが、実行には複数のブラックボックスを直接触れ合わせる必要があり単独では実行できない。

 

再起動

夢オチ、ではなく記憶を転送して別の素体で再起動。

「僕の記憶は、貴女と合流する直前までしか残っていません」

うう…さっきまで2人で頑張ってきたのに…ツラい。

 

異星人の侵略で人類が月面へ追われた西暦11945年が舞台らしい。

地球の奪還のため、人類は「ヨルハ計画」の一環で作り出した新世代アンドロイド(2B、9Sなど)を地球に送り込んでいるとのこと。
うーん、何か裏がありそうだぜ。

 

メニュー画面にもメタフィクション演出が仕込まれている。
例えば、

・メニュー画面は「キャラが実際に見ているもの」という設定
「アンドロイドの機能調整」というテイでSE、画面明度の設定をキャラに指示される。

・ロード画面はまるで自分が再起動を待つような画面

また、難易度イージーのオートチップは「アンドロイドだから、やろうと思えば自動制御で戦える」という演出のように思える。

 

司令官の服大丈夫?はいてない…

 

次回、再び地球へ。

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