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【ブルースティンガー】レビュー/評価/攻略:本場ハリウッド仕込みのバイオ? 極悪カメラワークで綱渡り

投稿日:2018-07-10 更新日:





もちろん発売当時にプレイした思い出の作品。

ブルースティンガーとは


簡単にいうと洋風バイオハザード。
ソフト不足のドリキャスなので当時のゲーム誌ではけっこう大作扱いされてた。ハリウッドのスタッフが関わってるとのことで「本場ハリウッドのカメラワーク演出!」「素人が作ったバイオハザートとは違うんだぜ」みたいな宣伝だったような。

バイオハザード→【シリーズ別リンク】


舞台はB級SFホラー映画っぽいバタ臭い街や研究施設。


12月24日、クリスマスイブ。謎の異変に巻き込まれた3人が真相を探るためモンスターと闘いながら問題に立ち向かう。


背景までフルポリゴン。それを活かしたグルングルン動き続ける攻めのカメラワーク
バイオでおなじみのラジコン操作ではなく、スティック操作と画面内の移動方向が同じになる方式。リメイクバイオのアレンジ操作に近い。

結果、バイオが「カメラが動いても入力方向が変わらない」ラジコン操作を採用した理由がよくわかる。


2人のプレイヤーキャラを自由なタイミングで瞬時に切り替え可能。2人分の体力、武器弾薬を使える。


主人公、エリオット・G・バラード。休暇中に事件に遭遇したレスキュー隊員。


たまたま居合わせた船長のパワー系おっさん、ドッグス・バウアー。移動速度は遅いが武器はどれも高威力。近接攻撃も強い。


2人それぞれ近接・遠距離武器の2つをセットできる。使い分けがけっこう大事。
種類豊富なので色々使うのが楽しい。近接は空手や相撲のような特殊な攻撃を繰り出すTシャツからスタンロッドやライトセーバーまで。


回復アイテムよって使用モーションが異なる。モーション中、敵に邪魔されると回復をキャンセルされる上にアイテム消費。さらにダメージを受け続けて延々とハマる。ドリンク系は時間がかかるので戦闘中はホットドッグなど食べ物系を使うと良い。


銃のような遠距離武器もモーションが遅いので近距離で使うとキャンセルされて通用しない。近接攻撃で対抗することに気づくまでツタの角ハメで何度もやられた。


モンスターを倒すと金をチャリンチャリンと広範囲にばら撒く。
人形のザコ敵は画面切り替えで復活するので「稼ぎ」が可能。こいつらは弱いので近接武器で殴るだけでいくらでも狩れる。

倒してから金をばら撒くまで数秒の間がある上、デタラメに散らばるのでウロウロして集めるのが非常に面倒。

サバイバルホラー?


バイオハザートといえばホラー&サバイバル要素だが本作にはどちらも無い。


ひたすら画面外から襲われるだけの雑な敵配置、間延びしたマップ、恐怖どころではないカメラワーク。ホラー要素は微塵もない。


主人公が強制的にモンスター化。気持ち悪さはある。


2人分の体力を使えるし武器弾薬も豊富。さらにザコで稼ぎ可能。ボスも火力でゴリ押せるのでサバイバル要素も無い。
このゲーム、最大の敵はカメラワークと即死ギミック。

 

テストプレイしたのか怪しい


気になる作りの粗さは山ほどある。
・タイトル画面のカーソルがニューゲームに合ってる。
・テキスト送り不可。テンポが悪い。
・選択肢は選んでいる方がゆっくりと点滅。ぱっと見どちらを選択している状態なのかわからない。
・チェックできる場所が分かりづらい。接触判定も妙にシビア。
・水中は重しをつけたように勝手に沈む変な挙動。レバーニュートラル+Bで上昇できることに気づくまで何度も溺死。
・体力7割ぐらいで足を引きずり移動速度が落ちる。いくら回復してもキリがない。


・理不尽な一部の攻撃。


・扉はいったん離れないと反応しない。扉前で詰められるとハマる。

後述する他の問題点が圧倒的すぎるため、こういった地味な出来の悪さはプレイしてるうちに気にならなくなる。
バイオ亜種みたいなゲームって、ヘタに手を出すとロクなことにならん。

深海バイオ→【DEEP FEAR】

極悪カメラワーク&落下死


カメラが90~180度グルングルン。少し走ればグルン、戻ればグルン。進行方向が大きく変わるので操作し辛い。常にカメラとの戦い。
遊園地のコーヒーカップかメリーゴーランドに乗ってるような感じ。3D酔いで頭痛い、気持ち悪い。


異様に引いたり寄ったり。もはやただの嫌がらせ。


カメラワークだけなら我慢する。しかしこのゲーム、落下死の綱渡りつき
この合わせ技は酷い。セーブポイントが遠い上に途中にデモが入るのがこれまた。


足場が暗くて見えない。ラジコン操作のようになる区間もあり前後どちらに進むかもわからん。


ご丁寧に落下死を防ぐ「ライフッカー」というアイテムが売ってる。回復アイテムの10倍近い値段。


カメラ仕事しろ!まだ歩いてる途中でしょうが!


終盤の鉄骨渡りはまさに鬼畜。すぐ崩れ落ちる足場と一歩ごとに動くカメラ。ここまでくるともうワザとだろ。

ウザいだけの発光体


青い発光体「ネフィリム」がせわしなく飛び回る。特に何をするわけでもなく賑やかしでちらちら映り込むので非常にウザい。コイツが出てこないフロアが凄く快適に感じる。
ちょっとテストプレイすりゃ問題に気づきそうなものだが。


レトロゲーは多少のストレスも我慢するものだがこれは厳しい。1時間プレイしただけで目がシバシバ。最近買ったブルーライトカット眼鏡のおかげでなんとかプレイできた。

移動がダルい


移動速度が遅い。もっさりモーションで横断歩道をちょっと駆け足で渡るぐらいのスピード。


移動距離が長いので相対的にさらに遅く感じる。マップの広さは明らかなプレイ時間稼ぎ。行きはジープなのに帰りはなぜか徒歩だったり。


無限ループかと思うほど直線がひたすら長い。


どのフロアも見た目が同じなのでややこしい。つながりが全然覚えられない。フラグ立てが面倒なので何度も右往左往。フロアを移動するたびにザコ敵が毎回復活するのでやってられない。
やっぱりダメゲーには共通点があるなー。

マップデザインに特徴がない→【DEEP FEAR】

 

まとめ


良い部分はある。
豊富な武器や独特のアートが楽しい。キャラ立ってるしストーリーもけっこう面白い。
しかしカメラワークを筆頭に致命的な欠陥が多すぎる。正直、二度とやりたくない。
バイオの素晴らしさを痛感できる作品。

これを攻略見ずにガチでクリアって、中学生の自分はどんだけ我慢強いんだ。信じられん。

当時の思い出


ラスボスが異様に強くて積んでたある日。
遊びにきた友達に「ドリキャスはこんなに凄いんだぜ!」と見せつけるために戦ったらあっさり倒せた。
しかしそれを見た友達がドリキャスを買うことは無かった。洋ゲー風のノリに引いてて「あはは・・・よかったやん。俺は帰るからyagi君はせっかくだしエンディング見ときーや」みたな冷めたリアクションで突き放されてしまった。

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