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PS4のトゥームレイダーシリーズ3作まとめ【レビュー/評価】この順番で遊ぶのがおすすめ!

投稿日:2019-06-12 更新日:






どうも!映画のトゥームレイダーは観たことがないヤギです。

PS4のトゥームレイダーは3作あります。

「どれからプレイしたらいいのかわからない」
「ストーリーはつながってる?シリーズ未経験でも遊べる?」

といった疑問を感じる方も多いのではないでしょうか。

3作全てプレイし、3作レビューした経験をふまえて疑問に答えます!

まず
・3作をプレイする順番のおすすめ
・おすすめする理由
・トゥームレイダーシリーズの特徴。アンチャーテッドとの違い

について簡単に説明した後、各作品を詳しく紹介していきますね!



トゥームレイダーはこの順番で遊ぶのがおすすめ!

発売順にプレイするのがおすすめ

発売順にプレイするのがおすすめです!

具体的には、

①トゥームレイダー(2013)
②ライズオブザトゥームレイダー
③シャドウオブザトゥームレイダー

の順です。

 

おすすめする2つの理由

発売順をおすすめ理由は2つあります。
それは、

・発売順の時系列で話がつながっている
・後作ほどシステムが複雑化

です。

それぞれ簡単に解説します。

 

■発売順の時系列で話がつながっている

まず、3作は3部作として作られており、話はつながっています。

・2013は冒険の始まり
・ライズは冒険者としての成長
・シャドウは冒険の終わり

このように、発売順の時系列で主人公・ララの変化を描きます。
なので、発売順にプレイすると話がわかりやすい。

 

とはいえ、3作のつながりは弱いので順番についてはあまり気にしなくてもOK。

ララは作品を経て成長したというより作品ごとに別物な印象です。同一人物に見えないほど顔も違う。

また、前作の話はほぼ出ません。
そのため、3作目「シャドウ」から遊んでも知らないキャラは出てこない。
ライズ、シャドウで登場する相方のジョナはもはや別キャラで、発売順にプレイすると逆に混乱します。

 

というわけで、発売順で話がつながっているけど、ストーリー的には順番を気にする必要は薄い。

発売順をおすすめするのは、次の理由が大きいです。

 

■後作ほどシステムが複雑化

難易度は3作全て同じ程度。後の作品ほど上級者向けということはありません。

ですが、作品を経るごとに新アクション・新システムが追加されるので発売順にプレイした方がスムーズに遊べます。

 

・「ライズ」は狩りと特殊アイテムのクラフトができる。PS4版はDLC全部入りで遊びごたえ抜群
その分、後で初作「2013」をプレイすると少々物足りなさを感じるかもしれません。

・「シャドウ」は水中に潜ったり泥塗ったり、導線のわかりづらい謎解きがあったりで面倒

よって、シリーズならではアクションに慣れるなら、まずは「2013」から遊ぶのが良いと思います。

 

次は、トゥームレイダーシリーズの特徴について簡単に触れておきます。

 

トゥームレイダーシリーズの特徴。アンチャーテッドとの違い

同じ遺跡探索ゲームでは「アンチャーテッド」(アンチャ)シリーズが有名ですよね。

パルクール&クライミング、テロリストとの銃撃戦など、かなり似ています。
一方、トゥームレイダーでしか味わえない面白さもあります。

アンチャとの違いは大まかに分けると次の2点。

・箱庭型のフィールド

・ララ1人が大活躍

それぞれ詳しく説明していきます。

 

■箱庭型のフィールド

アンチャのゲームデザインは「リニア型」
チャプターごとに行ける場所が制限された一本道です。

一方のトゥームレイダーは「箱庭型」
マップがつながっており、到達した場所はファストトラベルで移動可能。
マップの各所にはメインミッションと関係ない遺跡や収集要素があります。

いわゆるオープンワールドに比べると縛りはあるけど、メインミッションそっちのけで広いフィールドを気ままに探索できます。
あてもなくウロウロするうち、隠された遺跡を発見したときの喜びはシリーズならでは。探検家っぽい気分が味わえます。

 

■ララ1人が大活躍

アンチャは敵・味方側ともに登場人物が多い。次々と特徴的なキャラが登場する、娯楽映画なノリです。

一方、トゥームレイダーの登場人物は少なめ。ララが孤独に大活躍する話です。

アンチャと比べるとあっさりした物語と演出で、テンポ良く遊べます。

ララのアクションはアンチャの主人公・ネイト以上のハチャメチャ。
誇張抜きで、命がいくあっても足りないアクションの連続です。

キャラと一心同体になってテンションが上がるというより、無謀すぎて引きます。
「主人公に引く」のはララとクレイトスさんぐらいでしょう。

 

今でこそ、女性主人公のゲームは増えつつありますがララ・クロフトはやはり格が違います。

「美しい女性が血みどろ地獄で心身ともに傷だらけになりながら困難を突破していく」
このハラハラ・ドキドキ感はトゥームレイダーでしか味わえません!

 

ここまで、3作をプレイするおすすめの順番と、トゥームレイダーシリーズの特徴について説明してきました。
ここからは、各作品について発売順に詳しく紹介していきます。

個別レビューのリンクも貼りました。より詳しく知りたい場合はそちらをご覧ください。

 

トゥームレイダー(2013)

リブートした新生トゥームレイダー。

売上世界1,100万本以上、シリーズ最大のヒット作。

旧作をプレイしたことが無かった僕も、発売当時に本作をプレイしてあまりの出来の良さに驚きました。大ヒットしたのもうなずけます。

 

シリーズを重ねるほど共感しにくいスーパーヒーローになったララの設定をリセット。

今回のララは大学を卒業したばかりの21歳。旧作に忠実なキツめの顔立ちだけど、まだタフな面影はありません。

初めての冒険で初めての人殺し、知人の死など過酷な出来事を経験し、冒険者として成長していく様子を描きます。

 

冒険の舞台は架空の日本。かつて邪馬台国があった島。

いかにも洋ゲー風にアレンジされた日本は、目を疑うような光景の連続!
日本人だからこそ「外国人が描く変な日本」が存分に堪能できます。

様々な時代の遺物がごちゃ混ぜ。
平安時代の木造建築と、大東亜戦争の鉄サビ臭そうな戦争遺物が盛り沢山。

そんな中、孤島に立派な城が建っていたり、卑弥呼の像が仏像だったり、ファンタジーすぎます。

血とサビの臭いがするようなおどろおどろしい雰囲気は本作ならではの魅力。

 

そんな血みどろ世界で、怒涛の展開が続くのでやめ時が見つからない!

「女主人公だから酷いことにはならない」なんて常識は通用しません。
顔をそむけたくなるようなシーンの連続。ララはエンディングまでひたすらボロボロになっていきます。

ゲーム開始5分で泥まみれ。いきなり謎の組織に拘束されて絶体絶命。

その後も、トラバサミに足を挟まれたり、顔面をボコボコに殴られたり、何度も致命的なケガを負います。

ララはタンクトップ一丁なのでゲームを進めるほど肌と服がズタボロに。肉をえぐるほど傷が深くて痛々しい。

 

このように冒険のハードさは3作でトップ!
ララの肌をこんなにズタボロにする作品は今後出ないでしょう。

 

システムを一新したリブート作品ということでレベルデザインは丁寧。少しずつアクションに慣れていけます。

総じて、シリーズ未経験でもスムーズに楽しめるアクションと、シリーズ最強のハードな冒険が楽しめる傑作です。

 

 

 

ライズオブザトゥームレイダー

「ライズオブザトゥームレイダー」はリブート2作目。
前作「トゥームレイダー (2013)」の後日を描く続編です。

2016年発売のPS4版は、シリーズ20周年記念盤「20 Year Celebration」。DLC・追加コンテンツ全部入りの完全版。

 

まず、ララの顔が別物になりました (笑)。表情は前作より豊か。

ララをサポートする心やさしいオッサンの相棒「ジョナ」が初登場。
ヘリで誘拐されたり、生死の境をさまよったり、ヒロイン的な役回りです。うーん誰得。

 

ゲーム内容は、近年の大作ゲームのトレンドを押さえた安定の仕上がり

ララが血みどろ地獄でズタボロになる前作ほどのインパクトはないけど、アクションゲームとして確実に進化しています。

 

パルクールに謎解き、銃撃戦にステルス、色んな要素がバランスよく融合。
シビアなアクションや、小難しい謎解きは無いので遊びやすい。その上で歯ごたえをしっかり感じることができます。

オブジェクトを投げておびき寄せたり、その場で作成した火炎瓶、缶詰で爆弾を投げつけたりと、前作より幅広い方法で攻略可能。

前作の不満点、QTEがほぼ無くなったのも嬉しいところ。

 

冒険の舞台は広大な雪山。
前作のおどろおどろしい日本と違い、開放感があります。

そんな舞台でシリーズおなじみの地形を活かした、大掛かりでバリエーション豊かなパルクール&クライミングが楽しめます。

ときには怪しい草の煙を吸って幻覚に迷い込んだり、謎の不死軍団と戦ったり。
雪山を舞台にしながら、様々なシチュエーションの変化があるので飽きません。

 

「狩り」による素材集めと装備のカスタム要素が登場しました。
野生動物を倒して得られる素材でクラフト、武器をアップグレード。
RPGのように装備強化を楽しめます。

地形には羽根、鉱石、キノコ、などが点在。
見渡せば必ず何かが見つかるぐらい沢山仕込んであるので移動中も退屈しません。

 

本編は10時間弱でクリアできます。
中だるみが無く、本編外の探索要素も多いのでボリュームは十分。
クリア後もDLC3本で長く遊べます。

3作中、最も安心して楽しめる作品といえます。

「休日にガッツリやってクリア。その後も空いた時間にチビチビ遊べる」
そんなゲームが欲しい方にオススメ。

 

 

 

シャドウオブザトゥームレイダー

「シャドウオブザトゥームレイダー」は、「2013」「ライズ」に続くリブート3部作の完結編

父の命を奪ったララの宿敵、秘密結社・トリニティとの決着を描きます。

 

テーマは古代マヤ遺跡。でもわけあって舞台はペルー。
マヤ暦に記された「終末」から世界を救うためにジャングルを跳び回ります。

 

本作のララのイメージはジャガー。
姿を見せずしなやかな動きで獲物を捉えるジャングルのアサシン。

身体に泥を塗りたくり、茂みや壁のシダに張りつくとステルス状態になります。
謎の化物も登場し、気分は映画「プレデター」のシュワちゃん。

体温を消して忍び寄り、敵対する組織の他、ジャガー、ピラニア、ウツボ、寄生虫といった大自然とも戦います。

 

一見、面白そうな作風です。
しかし、プレイすると中盤あたりで「なんか物足りない」って感じ。

・息をもつかせぬ怒涛の展開と、遊びやすいシステムでシリーズのリブートに成功した「2013」
・完成度と遊びの幅が広がった「ライズ」

それを受けて本作の進化点を問われたら…水中の演出、町の広がりと会話ぐらい。

 

パルクール(地形を飛び移るやつ)アクションにマンネリ感があります。

新アクションはあるものの、ひたすら「走り回って跳んで掴んでピッケル刺してまた跳んで~」の繰り返し。
ロケーション、構成、ギミックにメリハリが無いので、最初から最後までずっと同じことをやってる印象です。

ロケーションの変化に乏しく、ほぼジャングルだけで完結。
うっそうと茂るジャングルは見応えがあるけど、ずっとジャングルなので飽きます。

水中の演出が見所。そのためやたらと水に飛び込みます。
でも水中が楽しくない。「ピラニアに捕まったら即死」のストレスがあるだけ。

 

探索、謎解き、ステルス、銃撃戦。これらが絶妙なバランスで噛み合い、テンポよく展開するのが前2作の楽しさにつながっていました。

本作はこのバランスが崩壊。
特に楽しくもない探索は間延びし、戦闘回数は少なくて物足りない
トゥームというよりアンチャに近いです。

前半の戦闘は化物とドンパチ、中盤は敵組織が申し訳程度に出てくるだけ。
そのため、多種多様なスキル・武器・アップグレードが無意味。

フィールドもアンチャのようなリニア型に近い。
オープンワールドというより1本道+α。ジャングルや段差、壁に囲まれて開放感がありません。

過去の回想が入る演出もアンチャにそっくり。

つまり、トゥームというよりアンチャの二番煎じ。

 

シナリオもいまいち。

起承転結が曖昧で、緩急・メリハリが無いため進行がダルいです。
クリアまでの時間は10時間と前作と大差ないけど、前作より中身が薄い。

リブート初作「2013」は自分で道を開いていく楽しさがありました。
対して本作は「あっち行け」「あれを取り戻せ」とお使いの連続でやらされてる感が強い。
誰が何のために何をやってるのか、途中でどーでもよくなります。

ようやく終盤に盛り上がってきたと思ったら、後戻り不可のラストステージ突入でアッサリ終了。
「悪い人は誰もいない」的なオチで消化不良です。

トリニティとの決着がこれでは前2作も報われません。

 

「シャドウ」のララは全く感情移入できない超人なのも物語に入り込めない要因。
本作のララは共感性に欠ける電波です。

自分の行動のせいで洪水になり、無関係な人を巻き込む大惨事になっても「誰でもこうしたはず!」の一言で割り切りるララには引きます。

ララを駆り立ててるものは父親のトラウマ。
そんな冒険に巻き込まれた人達はたまったもんじゃない。

結局、クリアしても何が「シャドウオブトゥームレイダー」なのかわかりませんでした。
暗い画面、日食…ララの心の闇(シャドウ)が一番しっくりくる。

 

総じて、期待を1ミリも上回らないガッカリ感が残ります。
手抜きゲーではないけど、前2作プレイ済なら落胆は大きいかと。

パッケージ絵の、アマゾンに浮かぶ日食&マヤ遺跡のイメージは魅力的。
傑作になる要素を活かせていないのが残念です。

とはいえ、単体で見れば普通に遊べる作品。
「プレデター」みたいな密林プレイが好きなら楽しめるかも。

 

 

 

まとめ

発売順にプレイするのがおすすめです。

とはいえ、ストーリーのつながりは薄く、難易度は大差ないので順番はあまり気にしなくても大丈夫。
気に入った雰囲気の作品から遊べば良いと思います。

 

リブート初作の「2013」は唯一無二のおどろおどろしい冒険が楽しめます。
洋ゲーならではの「変な日本」は必見。卑弥呼が浮世絵や仏像になってたり、日本軍が空中で戦艦を作ってたり。ありえない光景が面白いです。

 

2作目「ライズ」は、狩りなどの要素が加わりアクションゲームとして正当進化を遂げました。
広大な雪山を舞台にした前作とは違う開放感を味わえます。
PS4版はDLC全部入りで大ボリューム。やりこみがいがあります。

 

3作目「シャドウ」は…2作プレイしてまだやり足りない場合に。

 

個人的には、「ライズ」「シャドウ」ともに初作「2013」のインパクトを超えられなかった感があります。
初作が偉大だと後が大変ですね…






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