RPG PS1

Diablo (PS)【評価/感想】シンプルゆえの面白さ

投稿日:2019-08-24 更新日:

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現実世界の面倒なことを忘れて何かに没頭したい!

そんなときに最適なのが本作です。

チマチマしたキャラでたった1つのシンプルなダンジョンを潜る。たったそれだけ。

なのにこの熱中度!
まるで接着剤でくっつけられたかのようにコントローラーから手が離せない。
明日仕事なのに深夜3時回ってもやめられない。

そんな時間泥棒のヤバいゲームを紹介します。



初代Diabloとは

「ディアブロライク」の元祖

Diabloは、「ディアブロライク」と呼ばれるトレハンゲーの元祖。

斜め上視点でチマチマとキャラを動かし、全16層のダンジョンに挑みます。

 

戦闘はリアルタイム。
攻撃・魔法ボタンをポチポチと押して攻撃します。

ダンジョンを潜って最下層にいるボスを倒すとクリア。
ダンジョン内で力尽きると問答無用でゲームオーバー。

このシンプルなシステムと、以下2種類のランダム性が類まれな熱中度を生み出します。

 

・ランダムダンジョン生成

ニューゲーム(ゲームを作成)で始めるたびにダンジョンの形が変化します。
周回するたびに違う展開を楽しめます。

 

・ランダムアイテム生成

アイテムには2種類あります。

・マジックアイテム:ランダム能力が付く
・ユニークアイテム:固定能力が付く

質の高いマジックアイテムを求めると永遠にトレハンが終わりません。

 

PC版のオリジナルはオンラインの共闘・対戦が画期的。
ゲーマーの夢を叶えた歴史的名作です。

後のRPGに与えた影響は絶大。
本作のゲームデザインを模倣した作品が沢山出て、1つのジャンルになりました。
それらがディアブロライクと呼ばれます。

 

シンプルイズベスト

ひとつの町に1個のダンジョン。
シンプルな作りです。

ずっと薄暗い画面。闇、廃墟、退廃的なイメージで統一。
本作特有のゴシックな雰囲気がたまらんというファンは多いです。

今どきのディアブロライクなゲームと違い、イベントも少ない。
育成・ビルドについても深く考える必要はありません。

ダンジョンは迷宮のような作りだけど、オートマップが便利なので迷うことはありません。
ひたすらトレハンだけに没頭できます。

 

このシンプルさが良いんです。
気楽に遊べて何も考えず没頭できる。

僕は、数年前にプレイしたディアボロ3が要素多すぎ・やること多すぎで投げちゃったのでこれぐらいがちょうどいい。

ただビルドの幅広さとかはありません。
最終的にはみんな万能キャラになります。

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PS版の特徴

PS版は、PC版のマウス操作をコントローラー操作に上手く落とし込んでいます。
自動ターゲット、アイテムショートカットで快適な操作を実現。

とはいえ十字キー操作による移動は少々しんどいので長時間プレイすると指痛い。
十字キーもダメージを受けて反応が悪くなり、PSパッドが1個死にました。

 

PCゲーを無理やり移植したため、以下のように粗い部分があります。

・ロードが長い
エリア切り替えで長いロードは仕方ないとしても、アイテム画面を開くたびにロードが入るのは気になるところ。

・オンライン要素
オリジナルの売りであるオンライン要素は潔くカット。(オフラインの協力プレイは可能)
よってPC版をやり込んだプレイヤーには「PS版は物足りない」と言われています。

 

ではただの劣化移植かというと、そんなことはありません。

・完全和訳+フルボイス化(英語)
・高速モード搭載
はPS版の進化点。

プレイ開始してすぐ「移動速度おっそ!」と戸惑います。
ダッシュボタンがあるに違いないと思って探すけど無い。

このように初期設定だとゲームスピードが遅いので、さっそくオプション画面でゲームスピードを「高速」にして遊びましょう。
ただ、高速にすると戦闘で敵に囲まれやすくなり危険度アップします。

 

 

周回前提の終わらないやり込み

まず3タイプのキャラ(+セーブしたキャラ)から1人を選択します。

タイプは以下の3種類。

ウォーリアー:近接タイプの脳筋
ローグ:弓が得意で魔法も扱える
ソーサリー:魔法特化

 

レベルアップ時、ステータスを以下の4種類に自由に割り振って育成します。

・STR(筋力):攻撃力
・MAG(魔力): マナ最大値と魔法攻撃力
・DEX(器用さ):攻撃力・防御力・命中率
・VIT(体力):防御力・HP

タイプによって最大値が異なります。

 

難易度は「ノーマル・ナイトメア・ヘル」の3つ。
もちろん、難しいほどアイテムの質がアップします。

最初に選べるのはノーマルのみ。
キャラのレベルを20以上にするとナイトメア、30以上でヘルが選択可能です。

どれだけやり込んでも難易度ヘルはヘル。気を抜くと瞬殺されます。
いつまでもスリルある冒険ができます。

 

悩みながら作成したキャラでいざダンジョンに潜ってみると、山のような敵がひしめいています。
突っ込むとあっという間に囲まれて身動きとれないままボコられてしまう。

一見、理不尽でクリア不可能に思えます。
でも大丈夫。倒した敵が復活しません。

おびきよせて少しずつ数を削っていけばそのうち先に進めます。

ただ、敵が有限ってことは経験値やお金も有限ってこと。
使い道を失敗すると詰みます。

でもご安心を。

キャラを引継ぎ、進行度をリセットして再スタートできます。
クリアする前に「強くてニューゲーム」が可能。
育成した分はムダになりません。

 

何度もやり直すたびクリアに近づくのが嬉しい。
しかも必要なものは全て金で手に入ります。

具体的には、

・レア装備
・強力な魔法
・ステータスをアップさせるポーション

これら全てが金で買える。
そのためレベルを上げづらくなっても、金を稼げば戦力アップできます。

 

敵が復活しないということは、装備のトレハンも周回が必要ってこと。

レア装備を何度も死にながら必死でゲット
→「もっと良いのがあるかもしれない」
→引継ぎでニューゲーム
の繰り返し。

この「終わらない周回」にハマると時間がいくらあっても足りません。

 

ウォーリアーはやめとけ

ウォーリアーで始めた僕は、中盤から何度も「これ詰みじゃね?」って状況に陥りました。

近接攻撃が不遇すぎます。

7Fからさっそく電撃の嵐にさらされ、身動きとれないまま終了。
囲まれちゃって何もできないじゃないか。
この段階で「クソゲー」つって投げかねません。

 

さらに終盤の敵はほとんど遠距離型。
近づいても一定の間を空けていやらしく逃げるサキュバスの大群にはほんと頭にきます。

壁に隠れて少しずつおびき出し、壁際に追い詰めてなんとか1体仕留める。
忍耐力を試されます。

 

周回してもキャラの種類は変更不可なので、最初のキャラ選択は重要です。

初心者の方はローグがおすすめ。
育成後も結局ローグが強いです。特性のDEX最大値250が強力。

 

まとめ

古いゲームだからと侮るなかれ。
シンプルゆえの洗練された面白さが新鮮です。

今の時代、こんなに頭空っぽで没頭できる作品はなかなか見つかりません。今からでも遊ぶ価値があります。

PSだけでなくサターンでも出してほしかったですね。せっかく2Dが得意なんだから。

 

「最近のトレハンゲーはシステムが複雑でとっつきにくい」
とウンザリした方におすすめしたい作品です。

ウィザードリィや不思議のダンジョンが好きな方もハマるはずなのでぜひ。







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