アクション シュミレーション PS1

ボクサーズロード【攻略/評価】最強!片手ダッキングフック

投稿日:2017-09-05 更新日:

B000069SI8




隠れた名作としてファンの多い通称「ボクロー」
本格的なボクサー育成を楽しめるゲームです。

なんとなく買ってきたものの、攻略情報が少なくて何をどうすれば良いのか困りました。

自分なりに攻略法を考えた結果、たどり着いたのが
・「食っちゃ寝」減量
・「片手ダッキングフック」

この必勝法を使えば誰でも無敵のチャンピオンになれます。
本記事ではその具体的な方法を解説。
楽して勝ちたい方は必見です!



ボクサーズロードってどんなゲーム?

ボクサーズロードとは、ボクサー育成ゲーム。
PS1で1995/9/8発売。

練習は育成シミュレーション。試合は手に汗握る対戦アクションが楽しめます。

選手はもちろん、トースト、カツ丼、アイスクリームなど豊富な食事メニューまでフルポリゴン。
この斬新な表現が話題を呼んで売上40万本の大ヒット。

PS1初期らしく粗いグラフィックは、今となっては逆に気になりません。

対戦画面の視点は見下ろしなどから選べます。距離感をつかみやすい後方視点がオススメ。
主観視点はVRでリメイクしたら面白そうです。

1ラウンドはリアル3分。体力ゲージすら表示されないのがリアル。
骨が折れたような大迫力SEは一度体験する価値あり。

 

「食っちゃ寝」減量で簡単クリア

ヘビー級パワー特化を作る

「ヘビー級パワー特化」選手を作ります。
やることがシンプルなので最初に作るならこのタイプがおすすめ。

身長が低いと減量が楽。
身長165~ 175cmにすると全階級制覇しやすいです。

インファイターなのでリーチの短さは問題なし。

ちなみに、タイソンみたいな外見にしようと思ったけど黒人タイプは1種類のみでちょっと残念です。

 

■進行が楽になる小技

・早送り
△を押し続ける。地味に最重要ワザ。

・ショートカット
□で休日、R2で次の月。これも重要テク。

 

以下、具体的な攻略法を紹介します。
今から少々変なことを言うので頭のネジを外してついてきてください。

 

①最強フルカロリーメニューを1つだけ作る

メニューは一種のみ。
カツ丼、ビフテキなど、とにかくカロリー高いのを組み合わせます。味や食い合わせは無視!
1日5食で太らせます。

 

②試合間隔を最長(175日)にして、体重オーバーで不戦敗を繰り返す

不戦敗の間、有り余ったカロリーでひたすらトレーニングします。

■強制引退(ゲームオーバー)条件

・プロテストに6回落ちる
・ランキング外まで成績が落ちる
・5回連続KO負け
・再起不能ダメージ(10カウント負けなど)
・37歳以上で無冠

選べる範囲で最高位のランカーを指名すれば3年間は不戦敗で続行可能。

無敗選手を目指すなら減量しながら育成します。
わざとプロテストに5回落ちてその間に鍛えまくると有利。

今回このプロテスト不合格作戦で無敗を目指すつもりでした。
でもなぜかプロテスト1発合格してしちゃったので、初期の戦績は気にせずガッツリ鍛えることにします。

 

③ステータスカンスト後に絶食

練習メニューは、

・「メディシングボール」で打たれ強さ

・「ロープスキッピング」「ロードワーク」で基礎体力

・「ミット」か「パンチングボール」でパンチスピード

以上、トレーニング4つで週1休み。

 

パンチスピードが8000超えたらウェイト開始。
エンデュランス3万でメディシングボール終了。
基礎体力、ミット。パンチングボールとウェイトを交互に。

 

トレーニング効果が相反するメニューは別日にします。

例えばウェイトとパンチングボール、シャープパワーとミットは相反するので同日にやると効果半減。

ちなみにスパーリングは育成効果がありません。

 

ヘビーパワー&パンチスピードが3万でカンストしたらいよいよ減量開始。

目標体重になった後、0食で休み続けます。
この「絶食休養」で体重をキープ。
能力は下がるけど誤差レベルです。

「飯食わずに休養したら戦えないじゃないか」
なんてヤボな常識は捨ててください。うちの選手は絶食中がベストコンディションです。

 

絶食休養を使わない場合は調整が面倒です。試合1週間前セーブとかやるハメになります。

このゲーム、契約ウェイトが異様にシビアなんですよね。+1ポンド以下の調整を強いられます。

私はボクシングに詳しくないので、制限ウェイト範囲内でさらにウェイトを制限される意味がわかりません。

 

「回り込み片手ダッキングフック」で常勝

仕上がったらいざ試合へ。連勝伝説を築きます。

戦法は、

コーナーポストに追い込み、懐に入って左右ダッキングフック!
以上です。これだけで勝てます。

 

初戦の後、もうトレーニングは必要ありません。

絶食休養で完全回復して次の試合へ。
回復する最短間隔で試合を組みます。強敵の後でも40日あれば十分。



問題は、たまに現れる辰吉、タイソン、ジョージ・フォアマンなど、漫画や実在選手をモデルにした強敵。
ちなみにヘビー級で出会った中ではジャック・デンプシーが最強でした。

強敵には正面から左右ダッキングフックを撃っても勝てないので奥の手を出します。

その戦法、名付けて「回り込み片手ダッキングフック」

やることは、反時計に回り込みながら左ダッキングフック。
別の言い方をすると、歩いて常に側面に張りつき片手でボディフック。

「歩き→左」を繰り返すと一方的にバチバチ当たります。
お互い足が前に出ている関係で反時計周り&左が当てやすい。自分と相手の利き手に合わせます。

 

回り込み片手ダッキングフックで常勝街道まっしぐら。
無敗のまま世界チャンピオンに勝利し、あっさり統一王者になれました。

体重を下げていけば全階級制覇できるけどもう満足です。

 

■回り込み片手ダッキングフックが強い理由

・パンチの方向は体の向きに依存する。回り込めば相手のパンチは当たらない

・左右で振ると足が止まり、2発目がスカって隙をさらしてしまう。片手なら隙なし

・ボディ狙いのダッキングフックは動きの大きい頭部より当てやすい

・ボディ狙いはヘビーパワーを活かせる

 

クリア後の不満点

・取説が読みづらい

育成9割のゲームなのに育成について肝心なことがわかりません。
17種類もある英語パラメータやトレーニング効果の説明がテキトーすぎ。
「ワンポイントアドバイス」の項はもうレイアウトが投げやりです。

一方、あまり重要じゃないボクサー操作は詳しい。
(私がダッキングフックしか使わないからですが)

 

・スケジュール管理が単調

スケジュール管理に費やす時間が9割なだけに単調さがツラいです。
指定日までスケジュールを飛ばしたい。

トレーニングは効率を求めると基礎体力つけてからパワーとスピードの2択なので、細かく管理する必要がありません。

 

・体重管理がシビアすぎ

契約ウェイトがシビアすぎる気が。もう少しゆるくても良かったのでは。
一方、現実離れした方法「5食フルカロリー」「絶食休養」が通用するのはどうかと思います。

 

・アクションゲーとしてはイマイチ

入力のレスポンスが悪く、硬直が長い。
正面のみを攻撃する柔軟性のなさがラジコン操作っぽい。
アクションゲームとしてはイマイチかも。

今回紹介した「回り込み片手ダッキングフック」のようにありえない戦法が通用するのはゲームらしくて楽しいけどリアリティに欠けます。

 

まとめ

令和に遊んでも面白いです。

1日5食からの絶食とか、片手ボディ連打みたいな攻略が通用しちゃうポンコツさも良い味。

色んなタイプのボクサーを作ったり、テクい感じで戦えば遊び込めそうです。
パンチを入れたときの骨が折れたようなSEだけでも味わう価値があるのでぜひ。


スポンサーリンク




スポンサーリンク

スポンサーリンク




-アクション, シュミレーション, PS1

執筆者:

関連記事

ワンピース 海賊無双4【評価/攻略】最強キャラ「カイドウ」を使ってみた

ワンピースファンではない私が、ただの無双シリーズとして遊んだ感想をお伝えします。 もくじ1 ワンピース 海賊無双4ってどんなゲーム?2 見どころ2.1 アクションの進化2.2 個性豊かなキャラ2.3 …

World of Warships【評価/感想】15時間プレイして萎えた理由

第二次大戦の海戦ゲームが無料で遊べちまうんだぜ! 「昔遊んだPS2の『ウォーシップガンナー2』面白かったなー あんなのがまたやりたいなー」 と思ったとき目に留まった作品です。 さっそく無課金でプレイす …

侍道2【感想/評価】シリーズ最高傑作は鍛冶リセマラのほろ苦い思い出

もくじ1 侍道2ってどんなゲーム?1.1 箱庭マップ1.2 作り込み1.3 周回プレイ1.4 刀収集2 基本操作の解説3 鍛冶リセマラ4 PS2とPSP版、どっちがおすすめ?5 まとめ 侍道2ってどん …

メタルギア サヴァイヴ【評価/感想】1点のつもりで遊んだら2.5点で得した

「メタルギアでゾンビ?なんだこのけしからんゲームは!」 と言いたい気持ちわかりますが少々お待ちを。 賛否両論な話題作をプレイして実際の出来をしっかり検証しました。ぜひご一読を。 ・『メタルギアソリッド …

仁王2【感想/評価】1周クリア後のレビュー:進化ではない「深化」

仁王2、クリアしたぞー! 夜型生活が一周回って朝型になるほどハマった~ とはいえ後半のプレイで、仁王2は前作以上に好き嫌い・賛否が分かれる作品だと感じました。 数日前に書いたレビュー記事とは違う感想も …