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レース SFC

ワイルドトラックス【攻略/感想/評価】SFC初の3Dレースゲー

投稿日:2018-03-22 更新日:









ワイルドトラックスってどんなゲーム?

SFC初の3Dレースゲー

SFC初の3D表現に挑んだレースゲーム。

見た目だけでなく中身もしっかり作り込んであります。

しかし半年後、PS本体と同時にリッジレーサーが発売されたので忘れ去られた不遇の作品。

 

スーパーFXチップ(3D強化回路)搭載。

F-ZERO、スーパーマリオカートのような擬似3Dではありません。ガチ3Dです。
(実は本作も厳密にいえば疑似)

スターフォックスの3D技術を応用。
スターフォックスは一方向の奥スクロールですが、本作はレースゲームなので3Dフィールドを自由に走り回れます。

 

カントリー調のBGMは、初プレイから20年たった今でも耳に残る名曲ぞろい。
グラフィックとサウンドの雰囲気作りは「さすが任天堂だなー」と思わせるクオリティがあります。

 

とはいえ、斬新な3D表現のために犠牲にしたものは多いです。

視認性が悪い&挙動のクセが強い。
慣れるまでロクに走れません。

また技術的にスピード感を表現できないため、低速域の走行を楽しむゲーム性です。

以下、ちょっと詳しい説明。

 

・グラフィックが粗い

遠近感がわかりにくいのはレースゲーとして厳しいです。
初見では何が起きてるかすら把握できないので相当な慣れが必要。

ハード性能の限界によりレース画面が小さくなっています。フル画面の2分の1程度。
さらにフレームレートが低いので常にラグってるような感じ。これにより難易度が倍増しています。

 

・挙動のクセが強い

車の重量、強度、ステアリング、グリップ、路面形状の影響を細かく調整した本格派。
結果、コミカルな見た目に反してもっさり挙動です。フレームレートの低さも相まってハンドルが重い。
さらに車体がグイングインと揺れるので全く接地感がありません。

 

本作の思い出

ゲーム機が欲しいなんて一言も言ってないのに、友達の話題に乗り遅れるからと親に買い与えられたSFC本体。

生まれて初めて買ったゲームソフトはSFC版スペースインベーダーでした。
親父が面白いっていうから選んだけど、当時面白さが全くわからなくて一晩で飽きた。

同時に妹が買ったスーパーマリオコレクションと比べてずいぶん見劣りがするのも悔しい。

翌日、「親父のせいでクソゲー買っちまったじゃねーか」的な圧を出してまた買ってもらったのが本作。うちの親、甘やかしすぎですね。

結局2本目の本作にもいまいちハマらず、妹のマリコレを奪って自分のものにするのであった。

「なんでこんなゲーム買ってしまったんだろう、親に買わせてしまったんだろう」
という罪悪感が20年以上残っている思い出の作品。

出来は悪くないんですよ。いや、むしろ良い。
でも「手元にこれ一本しか無かったら」と考えてみてください。
小学生にとっては酷な状況です。

 

凝った設計のコース

3クラス×4コース。

立体交差やトンネル、高低差がある凝った設計です。
ギミックや演出が盛り沢山。岩、雪だるま、コーン、バリケード、ダンボールなど多種多様な障害物が置いてあります。

また、周回ごとにコースになんらかの変化があります。
飛行機が突っ込んでくる、シマウマが横切る、イルカがジャンプ、カモメが飛び回る、など。
天候、昼から夜へ時間帯が変化するコースも。

以下、印象的なギミックを紹介します。

 

本作の難関といえばチューブブリッジ!

外側に落ちるとマリカーのように引き上げられることなく即リタイア。
なぜか吸い込まれるように外側に寄っていくから不思議。かといってスピードを落とすと進めません。

 

海中トンネル内の残響音が雰囲気を盛り上げます。
こんな粗いグラフィックなのに、海底の美しさを表現しているのが凄い。

 

落石にぶつかると車体が弾け飛んで大ダメージ。
このガツーンと伝わってくる衝撃の手応えが素晴らしい。さすが任天堂といえるフィーリング。

 

雲の中に入ると視界が真っ白。
フレームレート低下も酷くてもう何がなにやら。



さりげなく人気キャラの看板があったりして嬉しい。
でも見ていると事故ります。

 

ワイルドなマシン達

ヘッドライトが目になりキャラ化された全4+1種類のマシン。
でも特に喋るわけでもなく淡々と走ります。

以下、システムの解説。

・ダメージ
壁・障害物・地面に衝突するとダメージ。
赤メーター(画面下)の限界を超えるとクラッシュ。強制リタイアになってしまいます。
耐久力の低い車だと後ろから突っ込まれていきなり大破することも。
コース上の赤石を取るとダメージが回復します。

・ブースト 
Yボタンで青メーターを消費して加速。青石で回復。

・ドリフト
L・Rを押すとハンドルの切れ角が鋭くなります。

 

では、4種類+αのワイルドな車達を紹介します。

 

「4WD」

モンスタートラック。
最高速度160km。加速、耐久力、安定性が高い。

小学生のとき、こんな形のラジコン持ってる同級生いませんでした?

 

「COUPE」

スポーツカー。
最高速度190km。全体的にバランスが良い。
慣れるまで、まずはこれに乗るのが良いと思います。

 

「F-TYPE」

フォーミュラカー。
最高速度220kmでコーナリング性能も良い。

耐久力の低さが弱点。
ジャンプすら痛いダメージを食らうので、普通に走ってるのにいつの間にかピンチになっています。

 

「2WD」

バイク。
F-TYPEと同じ最高速度220km。全体のバランスも良い。
でも2輪特有のクセが強い!乗りこなせば最強かも。

マスタークラスをクリアすれば全モードで使用可能。

 

「TRAILER」

大型トレーラー。
ボーナスコース限定で使えます。
小回りが効かないので思ったラインを走れない、絶妙なもどかしさを味わえます。

 

ゲームモード

SPEED TRAX

4コースで構成されたグランプリを勝ち抜く、本作のメインモード。

4台でレース。
実はCPUはダメージ無し。ズルいです。

制限時間つき。
中間ポイントとゴール通過で時間が加算されます。
残った時間は次コースへ持ち越し。ボーナスコースでも時間を加算できます。

最初のうちは時間切れでゲームオーバーになりがち。
やってればそのうち上手くなるので諦めずトライしましょう。

僕は、小学生のときクリアできませんでした。
10年ぐらい前の二十歳を過ぎた頃、実家の埃まみれになってたSFCを引っ張り出してようやくクリア。

 

1人用コースはバリエーション豊富で楽しめます。
上位クラスほど意地悪コース。

ノービス・エキスパートクラスを両方クリアするとマスタークラス出現。

 

マスター最後は街中に穴開きチューブリッジ。
ここまで来るともう運ゲー感があります。

 

STUNT TRAX

段差、起伏が激しいコースで星を取っていくモード。

こちらも制限時間制。
ゲート通過時の星の数で時間加算。

特に何と競うわけでもなくひたすら星を取るだけ。ストイックすぎる(笑)

 

BATTLE TRAX

対戦モード。

専用4コースのみ。
せっかく1人用コースが充実してるのにそこを走れないのはもったいないです。

画面サイズが1人用からさらに2分の1以下。小さい!
でも実際やってみると、元々画面の情報を頼りにしてないので意外と走れるから不思議。

相手は一定時間放置するとCPUに切り替わって勝手に走ってくれます。
友達がいない自分には涙が出るような配慮。

 

まとめ:さすが任天堂

また10年ぶりに3クラス制覇しました!

大人になってからプレイすると良さに気づく作品。

粗いグラフィック・もっさり挙動で最初の印象が悪いのが惜しい。
でも慣れるとこの独特なフィーリングがクセになります。

1人用コースはバリエーション豊富で楽しい。グラフィック、BGMの雰囲気づくりも素晴らしい。
「さすが任天堂」といえる出来です。

機会があればぜひ遊んでみてください。






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-レース, SFC

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