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アクション PS1

アーマードコア【攻略/評価】50ミッションの遊びごたえはシリーズ最高クラス

投稿日:2018-03-25 更新日:







男のロマンを詰め込んだゲーム。

機体のパーツを自由に組み換えて、自分だけのメカを作り操作する。

「メカ好きならプレイしないのはありえない」とまで言いたくなる、個人的にどストライクなシリーズです。

当時、唯一無二なのはもちろん、今でもアーマードコア(AC)シリーズに代わるゲームは存在しません。
ほとんどのロボゲーがガンダムに食われる中、孤高の存在として輝き続けています。

その初代が本作。
一作目にしてシリーズの基礎が既に完成の域です。

50近いミッションの遊びごたえはシリーズ最高クラス。
この点に関しては、PS1初代系の集大成的な作品「MoA」より充実。
初代系ならではの軽い挙動をミッションで楽しむなら、外せない一作となっています。

 





アーマードコアとは

ロボットの3D空間バトルを実現

フロム・ソフトウェアが「キングスフィールド」シリーズで培った3Dアクションゲーム制作のノウハウをフル投入。

ロボットの3D空間バトルを、当時としては驚異のグラフィック・操作感で実現しました。

「ロボットをガシガシ動かしてる感」は当時、唯一無二。
今でも十分遊べる仕上がりです。

 

・パーツを組み合わせてロボットを作る
・作ったロボットを動かす3Dアクション
この2つの要素がどちらも高い完成度。

1作目なのに50近いバリエーション豊かなミッションの大ボリューム。
技術的な都合で屋内ステージだけかと思いきや、荒野・クレーター・山岳基地など様々な屋外ステージがあります。

不思議なのは、ミッション中には対等なAC戦が無いのに、対戦のゲーム性は完成されている点。
パーツ数が少ないため対人戦のバランスはシリーズ最高という声もあるほど完成されています。

 

メカデザインはマクロスでおなじみの河森正治さん。
逆足の敵デザインがマクロスっぽいです。

 

ストーリー性、シナリオはほぼ無し。

プレイヤーキャラは情報、個性が全くありません。
どんな汚れ仕事でも報酬のために淡々とこなす一介の傭兵(レイブン)です。
ゲームを始めるとチュートリアル無しでいきなり戦場へ。
そのままエンディングまで余計な説明なし。

「レイブンに余計な演出は必要ない」と言わんばかりのハードな世界観。
これがかえって高い没入感を生みます。

 

ミッションの進行に合わせて入るメールで世界の状況を想像。

敵キャラも登場しますがキャラ絵無し。
音声はオペレーターの味気ない台詞と他レイブンの断末魔のみ。
情報が少ないだけに、どいつもこいつも散り際に残す意味深な台詞が強く印象に残ります。

このような演出の簡素さは、おそらく制作リソースと技術的問題をごまかす苦肉の策。
しかし結果的に無機質な世界の表現に合っており、説明的な要素を省いた演出は後のシリーズにも受け継がれます。

 

ミッション中はBGMが無いことが多いです。
無音の中、機械的なSE、爆発、警告音が響くため臨場感が凄い。
下水道の水が流れる音もBGMがないことで引き立ちます。

そんな中、たまに入るテクノっぽいトガったBGMは今聴いても格好良いですね。

 

ストーリー演出は簡素ですが、ミッション中は開始前から凝った演出で雰囲気を盛り上げます。

 

全ボタンをガチャガチャ操作するのが楽しい

サイト(画面内の四角枠)に敵を捉え、ロックオンして攻撃します。
サイト移動は方向キー左右・LR2の4ボタンが4方向に対応。
左右(旋回)はともかく、LR2の上下サイト移動は特に慣れが必要です。

 

全ボタンをガチャガチャ操作しながらブースト残量を見つつ、これまた複雑な操作で自機を動かし、敵を追いかけてサイティングを維持。

このガチャガチャ操作する感じがACの醍醐味です。
最初は難しいのですが、ACの操作に慣れると他の簡略化された操作系のロボゲーでは物足りなくなるはず。

 

また、クリアするだけなら上下は動かせなくても大丈夫。機体を動かして高度を合わせればなんとかなります。
強い武器を一本持てば、武器をとっさに切り替える必要もありません。

 

PS13部作の挙動は「動きが速い・軽い・荒っぽい」のが特徴です。

そのため、PS2に移行しリアルな重量感を取り入れた「アーマードコア2」はモッサリ挙動と不満の声が上がりました。
初代系の軽快な挙動が好きという人は多いです。

 

ACを楽しむ上で必要な、基本的なテクニックを紹介します。

 

・小ジャンプ移動

ジャンプ(ブースト2連打)を繰り返して低空を跳ねるように移動。
低空なので着地硬直(ドッスン着地)が無く、ブーストを切っても空中では慣性で速度が出るので燃費が格段にアップ。
上下にも動くので被弾率が下がり、常時高速で動き続けることができます。

 

・踊り

R1押しっぱでL1を連打。
L1入力が優先される関係で、機体が踊るように左右へ小刻みに動きます。
狭い場所や正面で撃ち合うときに被弾率を下げることが可能。

 

・空中斬り

自機が空中に浮いているときにブレードを当てると地上で斬るより威力が上がります。
PS3部作は特に強力で、初代・PPは威力4倍、MoAは3倍。ブレードホーミング(ブレホ)補正も大きいです。

ノーロック武器やブレードを初代系の高速戦闘で当てるのは至難の業ですが、総火力は無限なので腕を上げれば見返りがあります。

 

機体のカスタマイズが楽しい

アーマードコアといえば機体のカスタマイズが楽しいです。
機体を動かす時間より、パーツを組み替える時間の方が長くなるぐらい楽しい。

 

パーツ数は138個。
ひとつひとつに燃料消費・重量などマニアックな性能があります。
初代にしてバランスはすでに完成の域。どれも一長一短で下位互換がありません。

 

頭・腕・胴など部位ごとにパーツを組み合わせて機体を構成。
中でも重要なのは脚部パーツ。脚パーツの選択で機体の方向性が決まります。
以下、脚パーツについて解説。

 

・二脚

スタンダードな人型。汎用性が売りです。

 

・逆関節

鳥のような逆足。高いジャンプ力で空中戦向き。
また、二脚より安定性に優れるので被弾時の反動に強いです。
その分、積載量は低め。

 

・四脚

多脚戦車のような4本足。
歩き速度が速く安定性が高いです。
最大の売りは、地上でキャノンなど構え武器を撃てること。
弱点は空中機動がフンワリして鈍いことと、EN燃費の悪さ。

 

・タンク

戦車。
最高の装甲と積載量。構え武器を空中でも撃てます。
移動・ブースト性能は最低クラス。

 

おすすめは二脚とタンクですね。
とりあえず総合性能に優れる二脚を使って、キツいときはタンクでゴリ押し。

 

金欠で困ったら強化人間になろう

初心者がプレイすると間違いなく金欠になります。
パーツを買い足すどころか借金苦。
「パーツが買えない→クリアできない→赤字」のループになってしまいます。

 

プレーヤーは一匹狼の傭兵なので、自機の修理・弾薬費は自分持ちなので報酬から天引き。
初代は支出が大きく報酬が少ないので金が溜まりません。下手するとクリアしても赤字。

 

赤字を避けるには以下のような金欠対策が必要です。

・安いパーツで組んで修理費を下げる

パーツの性能と値段は比例していません。
実用性の高い安物パーツで揃えると金を稼ぎやすいです。

 

・EN武器を使う

EN武器は弾薬費ゼロ。
しかしEN武器を使うとEN管理が難しくなるのでそれなりの武器、ジェネレーター、ブースターが必要です。EN武器の値段が高いのも問題。

 

というわけで、
結局のところパーツの知識が無い、EN管理ができない初心者は金欠対策ができません。
ですがご安心ください。借金苦の先に新たな人生が待っています。



「強化人間」

金欠レイブンへの救済措置。
借金を繰り返すことで6回まで強化人間手術を受けることができます。

手術を受けるたび強力な能力が追加され、借金はチャラ。
パーツはそのまま引き継ぎ、ミッション進行度リセットで再スタート。

強化人間の力は絶大で「2脚で空中を飛び続けながらキャノンを撃ちまくる」みたいな芸当が可能です。

2脚無反動キャノンは男の憧れ。
シリーズの強敵はだいたい細身で大砲背負ってます。

 

■強化人間の力

・2脚でも構え武器を自由に撃てる
・ブーストEN消費半減
・ブレード光波追加

 

強化人間でクリアしてみた

「OP詐欺」といわれるほど異様に格好良いオープニングムービーはシリーズの伝統。
初代からクオリティが高いです。

 

最初からチュートリアル無しで戦闘へ。
初期機体はジェネレーター性能が低すぎてまともに動けません。腕の問題ではないので初戦で負けても落ち込む必要はないです。

金が溜まったらまずはジェネレーターを交換したいところ。

・GBG-10000
通称「銀ジェネ」最高出力のジェネレーター

 

シリーズ伝統、不法占拠する労働者の排除。
ACにクレーン車で立ち向かう労働者にブルーカラーの意地を感じます。

 

バリエーション豊かで歯ごたえのあるミッションが揃っています。

コンデンサやタンクを破壊すると大爆発で大ダメージ、
トラックを破壊するとミッション失敗なのに敵の攻撃であっという間に破壊されたり、
オトリに使われたり、
他レイブンに騙されて閉じ込められたりで踏んだり蹴ったり。

 

取れそうで取れないGBG-XR(金ジェネ)。

マップに落ちている隠しパーツを探すのもシリーズの醍醐味です。

 

中盤以降の難易度は高め。
特に迷宮のようなステージが難しいです。

狭いので攻撃を避けづらく、金属が腐食する毒ガスゾーンもあり、道に迷ってるうちにAP(耐久値)をゴリゴリ削られます。

 

生体兵器も登場。

BGMが無い中、鳥肌が立つようなキモいSEが響く。

 

新人レイブンとして活躍しているうちに1機で企業を潰しました。

イレギュラー(秩序を破壊しかねない不確定要素)に認定され狙われる立場に。ただ真面目にミッションをこなしただけなのに…

ちなみに中盤どちらの企業につくかでルート分岐するが最終的には同じ結末になります。

 

秩序を乱すイレギュラーを排除するために現れた最強のAC「ナインボール」

空中をふわふわ飛びながら魔改造パルスとグレネードを撃つ強敵です。
足場が悪すぎて視界に捕らえるのも困難。
余裕がなければ無視してもいいのが救い。

足場乗り継ぎは強化人間なので楽ですが、ノーマル人間&重い機体だと詰みます。

 

まとめ

一作目でシリーズの基礎はすでに完成。

軽い挙動はPS三部作ならでは。
ミッションの数が多く内容も充実。

ミッションを遊ぶだけならPS1の初代3部作の中で初代が最高かも。
初代系ならではの軽い挙動をミッションで楽しむなら外せない一作です。

PS2以降のシリーズしかプレイしたことがない方にもおすすめ。

 

シナリオ重視のミッション、アリーナ、新パーツを追加した次作↓








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