今回プレイしたのは「バイオハザード ディレクターズカット」。
「ビギナー」「ハード」「アレンジ」モード追加。
もくじ
はじめに
「サバイバルホラー」という新ジャンルを開拓。
「ストリートファイター」シリーズを上回るカプコンの看板タイトルの初作。全世界でシリーズ累計売上8000万本以上。
初代の固定カメラ&ラジコン操作といった基本的なシステムは2、3、コードベロニカまで踏襲。他社の作品にも多大な影響を与えた。
バイオシリーズ:【シリーズ別リンク】
バイオみたいなゲーム:【DEEP FEAR】 【ブルースティンガー】
個人的には近年のバイオハザードに良いイメージがない。
ハードが出るたびにHD化しただけの度重なるリメイク商法。リベレーションは3DSに始まり、PS3、PC、ついにはPS4までたどり着いた。
ツイン、トリプルパック、さらにはツイン+トリプルパックパックなど、これでもかと言わんばかりの抱き合わせ商法。
あの手この手で、シリーズのタイトル数120作品以上。
何度目かわからない「原点回帰」:【バイオハザード リベレーションズUE】
■海外版の仕様
海外での名称は「RESIDENT EVIL」(レジデント イービル)。
初代のみ日本版だけグロ無規制。現在の情勢とは逆だったりする。
日本版はプラント42に体を真っ二つに千切られる、ハンターに首を飛ばされるなどシリーズ中一番過激。
北米では難易度の高いゲームが好まれるためゲームバランスも異なる。
1~3にオートエイムがない。敵の体力、攻撃力が高い。インクリボンの個数減少。
システム
2人の主人公
「ジル・バレンタイン」
ベートーベンの「月光」を楽譜を見て即ノーミスで演奏できる才女。
爆発物処理、化学知識が豊富、簡単なドアはキーピックで全部開けちゃう。
【バイオハザード HDリマスター】
このジルはバイオ史上最強に可愛い。プレイ中はお尻から目が離せない。
【バイオハザード5】
ウェスカーに傷物にされたのがショック。金髪になってるし。クリスを庇ってウェスカーを道連れに崖から転落。
「クリス・レッドフィールド」
もう1人の主人公。「コードベロニカ」ではクレアを助けに来たのにオープニングで武器全部落とした人。
性能に以下の違いがありクリスは「難易度ハード」扱い。
・キーピックを持ってない
・アイテムスロット6枠(ジルより2個少ない)
・拾える弾薬が少ない
・初期装備がナイフ(銃は落とした)
・体力が多い
操作と仕様
■操作
画面の向きではなくキャラから見た方向に動く「ラジコン操作」が最大の特徴。
固定カメラの切り替えに合わせて採用された方式。上手く動かせない「もどかしさ」が恐怖につながってる。
■初代の仕様
・1はダメージ表現(足をひきずるなど)がない。そのためダメージ状態でも移動速度が変わらない。
しかしこまめに体力を確認しないといつの間にか死ぬ。
・反転ターンは「3」から。
・初代ゾンビはシリーズ屈指の強さ。
技術的な関係で同時出現数が少ないため単体の戦闘力が高くしてるらしい。死角からの不意打ちで簡単にゲームオーバーになる。
怯みにくい、体力が多い、連続で噛み付くため攻撃力が高い、死んだふりを駆使。
「2」のように振りほどきで他の敵を巻き込めないため囲まれると詰む。
慣れないうちは避けるより弾薬をケチらず確実に倒していった方が良い。
ジルでぐだぐだプレイ
「手分けして探そう」(?)
個人主義な「S.T.A.R.S.」隊員。
バリーもウェスカーの2人は思惑があるとして、ヘリを操縦してるブラッドはどこいっちゃったんだ。
以降のシリーズに比べて画面が明るい。
原色の不気味さはまるで細部を描かない絵画のような雰囲気。
リメイク版とはまた違う「おどろおどろしさ」が怖い。
ひぃ!無断で土足で入り込んですんません!
シャレになってない。
ジャーン!
ゲーム史上最も有名な日誌「飼育係の日誌」、通称「かゆうま日誌」。
事件の真相や仕掛けのヒントを記録した「FILE」を探すのもバイオの楽しみの一つ。
冷静に考えると何をやってるんだろう。面白い仕掛け満載の館を探索してる場合じゃないような。
謎解きの質は高いので続編の仕掛けも似たギミックが多い。「2」「3」では警察署や街中に謎解きが登場してさらに奇妙なことに。
あれ、リチャード救出失敗?
vs ヨーン
グレネードを全弾叩き込んだ後、硫酸弾でトドメ。
寄宿舎で出会った巨大生物の巻
シリーズ伝統アイテム「クランク」をゲット。
イライライライラ・・・
「V-JOLT」作りはバイオ史上屈指の面倒臭さ。
1+2=3、3+4=7、2+4=6、6+7=13、13+3=16。
vs プラント
苦労して作った「V-JOLT」の効果を思い知れ!
火炎弾を使うつもりだったが初代はグレネードの弾の入れ替え不可なのでヨーン戦で装填した硫酸弾を使うハメに。
戻ってきたら洋館がハンターだらけ!
首が~!ジルちゃんの首が~!
これが規制無しだから当時は良い時代だった。
■ハンター
後半、ゾンビに代わって登場する強敵。人間ベースに爬虫類や両生類の遺伝子を組み合わせたB.O.W。
予備モーション無し、こちらの攻撃をかわすジャンプからの即死攻撃がヤバい。
体力黄色以下&ハンターがダメージを受けている状態で出す。硫酸弾かコルトパイソン以外の武器でダメージを与えると即死の危機。
しかし即死を除けば意外と弱く、通常攻撃の威力はゾンビ以下、右横に対して判定がザル、距離に対する反応が悪い。
回避か一撃撃破を徹底すればOK。
一方、後半はゾンビの攻撃力も上がってるのか、体力cautionから1回噛まれると終わる。
ヨーン2戦目。相手も満身創痍で痛々しい。
今度はグレネードにプラント戦の火炎弾が装填されてるので硫酸弾が使えない。全てが裏目。
バリーに呆れながらコルトパイソンをゲットしつつ地下坑道へ。
陰謀渦巻く地下坑道
あからさまに怪しい。
もうあのオッサンで確定だろ。
これは一体どういうことだ!?
とりあえず脱出せねば!
研究所で明かされる事件の真相
ここまでくると敵も物量作戦。裸ゾンビは無限湧き。
右端!
キメラ登場。大型機械の物々しい動作音と相まって恐怖感が半端じゃない。
ぶっ刺さててる方が遥かにとんでもない化物になるとは誰も想像していなかった(制作者も)。
究極最強の生物兵器「タイラント」は弱点丸出しでずいぶん不完全に見える。足も遅いので逃げながらマグナム3発で簡単に倒せる。
なんかムカつくんですけど。
MOディスクでクリス救出。この人、リベレーションでも捕まってたような。
ロケランを使うこと無くグッドエンディング。
OP・EDは実写。ジルはともかくクリスはプレイ中のイメージとギャップがある。
初代は分岐がややこしい。バリー死亡でベストエンディングを逃した。
残念だけど、回復尽きて体力dangerだったのでスーパータイラントが出なくて助かった。
おわりに
リメイク版も良いけど初代には初代の味がある。
妙に明るい画面が独特の怪しげな雰囲気。ゴシックホラー感は初代が随一。
攻略チャートが短いのでサクサク進むのも魅力。