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PS2 対戦格闘

MARVEL vs CAPCOM 2 (マブカプ2)【攻略/評価】史上最高にハチャメチャで楽しい格ゲー

投稿日:2020-02-28 更新日:






祝!なんとマブカプ2がEVO2020メイン種目に選ばれました!

といっても、日本ではイマイチ人気が無くマイナーな作品なので、

「マブカプ2ってどんなゲーム?」
「ああ、昔そんなゲームがあったような無かったような」

とマブカプ2についてよくわからない方も多いのではないでしょうか。

そこで、一時期は仕事終わりの彼女をつかまえて対戦相手になってもらい、毎日1時間以上対戦させていた私ヤギが、本作の魅力を紹介します。




マブカプ2ってどんなゲーム?

最高に楽しいハチャメチャ格ゲー

「MARVEL VS. CAPCOM 2」 (マブカプ2)とは、格ゲー史上最高のハチャメチャバトルが楽しめるお祭りゲーです。

キャラ数はなんとカプコン史上最多56体。

アメコミシリーズの最初「Xmen-cota」から前作「MARVEL vs CAPCOM」までのキャラがほぼ全員登場。
カプコン格ゲーにおけるドット絵の集大成でもあります。

 

この豪華56体から3体を選ぶ、3人1組のチーム戦
vsシリーズでおなじみだった2人1組のから3人1組に飛躍しました。

3人は対戦中、様々な方法で自由に交代可能。
自由すぎてもう何でもあり状態です。

 

そしてマブカプ2のシステムで最も特徴的といえるのが「アシスト」(アシ)。

アシストボタンを押すと、控えのメンバーが乱入して特定の技を出します。

本体と連携して攻めに守りに、あらゆる状況で活用可能。
アシストを上手く使えば、対応困難な崩しを仕掛けたり、本体の隙をアシストで補ったり、コンボを伸ばせます。

アシスト自体は他の格ゲーでもあるシステムですが、マブカプ2の場合は画面支配力・回転率が異常。
だんだん本体とアシストのどちらが主役なのかわからなくなってくるほど。

アシスト技は1キャラにつき3種類から選択可能。
「本体性能はいまいちだけどアシスト技がやたらと強い」みたいなキャラもいるので、本体性能だけでチームを組めばいいわけではないのが面白いところ。

アシスト目当てで使われるキャラは「アシ専」と呼ばれています。

ちなみにキャラセレ画面で表示される「おすすめアシスト技」はアテになりません。とんだ外れ技だったりする。

いつでも交代可能とはいえ、ただ相手の目の前で交代すると隙だらけになります。相手が強者なら反撃必至。

このテキトーな交代は「生交代」と呼ばれ、上級者が相手ならバクチ行動です。

そこで、超必殺技からさらに超必殺技をつないで交代する「ディレイドハイパーコンボ」(DRHC)を使って交代するのがセオリー。

観戦するときは「どこで・どうやって交代するのか」に注目すると面白いですね。

 

いざキャラを動かしてみると、動きが早い!キレキレ!

このテンポ良く動かせるフィーリングは、VSシリーズの中でもマブカプ2が随一です。
次作「ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3」(アルカプ)のもっさりモーションとは別物。

さらに、マブカプ2ならではの回転が良すぎるアシストにより、画面内は常に4~6人がひしめき合っています。

このキレキレ&ハチャメチャな対戦の中、ぶっ壊れ性能で暴れまくる強キャラ&強アシスト

アプデで調整できない時代だからこそ実現した圧倒的キャラ差が楽しいです。

センチネルなんて今なら全てにおいて弱体化を食らうでしょう。
まず飛行の動きが遅くなり、飛行キャンセルにも制限が入るはず。

でもマブカプ2はぶっ壊れ性能のまま楽しめる。なんて素敵なんでしょう。

 

ここまで語ってきた要素が相まって、マブカプ2は格ゲー史上最高のハチャメチャバトルに仕上がっています。

とにかく動かしているだけで楽しい、爽快。
格ゲー上級者から普段格ゲーを遊ばない人まで、万人を楽しませる神ゲーなのです。

 

ベンガスさんが描いたキャライラストも良いんです。
描きすぎない、塗りすぎないこの上手さ。

次作マブカプ3の、誰が描いたのかもわからないイラストと比べれば魅力が雲泥の差。

なぜマブカプ2は日本で人気がないのか

格ゲー史上最高のハチャメチャバトルは初心者が遊んでもめちゃ楽しい。
ではなぜマブカプ2は日本で人気がイマイチなのでしょうか。

思うに、日本のゲーセンにおいてマブカプ2はハチャメチャすぎた。

日本の格ゲープレイヤーはスト2以来、駆け引きが確立された「意味がわかる」真面目なゲームを遊んできました。
そんなプレイヤーにとって、このハチャメチャは受け入れ難く、粗いゲームだと思われたのではないかと。

 

また、ハチャメチャな対戦システム以前の問題点もあります。

それは、統一感がなく粗い演出。

本当に「56キャラを寄せ集めただけ」のような感じになっています。
具体的には、

・ストーリーが無い

ストーリー演出が容量の都合で省略されてしまったので、全体のノリや新キャラ、ラスボスが意味不明。

ステージを進めると、本作オリジナルのドロドロな赤いモンスターが出てきます。
過去作のボスはサノス、アポカリプス、オンスロートなど原作モチーフの人気キャラだったので、本作のラスボスは「一体なんなんだコイツ」感があります。

 

・背景デザインが無個性

NAOMI基盤で流行っていた3D表現を取り入れたのは、日本でも傑作と名高いカプエス2と同様。
しかしマブカプ2の背景にはカプコン要素もマーベル要素もありません。

無個性な海賊船、サボテン、遊園地、洞窟、氷山、工場…
一応、ストーリーにそったデザインらしいのですが、そのストーリーが省略されているのでシチュエーションが意味不明。

原作モチーフのステージがあればゲームの雰囲気にもっと魅力が出たような気がします。

 

・オシャレ系BGMが格ゲーとして異色

BGMのノリ・方向性が謎です。

カフェで流れているような、ずっと聞いていたいような曲。サックスのソロで聴かせる、ムーディーなジャズ。

画面内で繰り広げられる格ゲー史上最高に激しい対戦と、ムーディーなBGMのギャップが大きすぎます。

いや、曲自体はすごく良いし、慣れたら画面内の激しさとのギャップも素敵なんですけどね。
でもこの魅力はゲーセンではちょっと伝わりづらいのではないかと。

 

・アニメパターン削減

「カプコン格ゲーにおけるドット絵の集大成」といいましたが、画面に複数人出てくる関係で全員のアニメパターンがオリジナルから大幅に削られています。

特にセンチネルの動きなんて、オリジナル版である「Xmen-cota」の滑らかな動きとまるで別物。
はっきり言って「Xmen-cota」のセンチネルと比べればマブカプ2のセンチネルなんて偽物

ドット絵が好きな方は、ぜひオリジナル版が登場する過去作もやってみてください。滑らかな動きがカッコいいですよ。

 

まあストーリー・背景・BGM・アニメパターンなんてプレイ中は気になりません。
でもゲーム全体の雰囲気には影響しています。

ハチャメチャな対戦システムだけではなく、この演出面の作り込みの甘さも多くのプレイヤーを引きつけるに至らなかった要因だと思います。

 

マブカプ2の思い出

この辺でちょっと休憩として、「マブカプ2の思い出」について話します。

 

最初に遊んだのはドリームキャスト版。
「56キャラすげー!」みたいな動機で発売当時に買いました。

でも当時は対戦相手がいない、そもそも友達がいない、ネット対戦可能だけど通信料金が高すぎてムリ。
田舎でゲーセンもないし、ゲーム誌ではスルーされてるから攻略情報が皆無。

そんな環境では、何が強い行動で誰が強キャラなのかもさっぱりわかりませんでした。

なので、CPU相手に一通りのキャラを触って、たぶんセンチネルも出さないまま手放した。

というかですね、ドリームキャスト版はキャラ解放に3種類のポイントが必要で、ネット対戦・AC版連動ポイントは僕の環境では集めるのが不可能なんです。だから出したくても出せない。

 

ときは流れ、マブカプ2のこともすっかり忘れた10年後、ふとしたきっかけで観た海外のマブカプ2対戦動画で「マブカプ2ってこんなゲームだったのか!」と衝撃を受けました。
そして居ても立っても居られずPS2版を購入。

それから動画を見ながら練習したなー、もちろん1人で。

当時は京都に住んでいたので、関西の格ゲーのメッカである有名ゲーセン「a-cho」にマブカプ2大会を観に行ったりもしました。
でもさすがに100円を投入する勇気はなかったな~

結局、僕はマブカプ2のトッププレイヤーにはなれなかったけど、後述するようにマブカプ2のおかげで真面目に対戦してくれる彼女をゲットしました。(嘘)

「a-cho」の大会ではウメダルさんのアイアンマン永パが炸裂。
実況の「アイアンマンには夢がある!」が熱かったです。

たしかウメダルさんは決勝戦であと一歩及ばず準優勝だったけど、彼女は「ウメダルさんが凄くカッコよかった!ゲーム上手い人って素敵!」と感動してました。

つまり、マブカプ2が上手いとモテる!だからみんなもやろう!

大会後、2人ともめっちゃタバコ臭くなって帰ったのが良い思い出。

マブカプ2にハマっていた2013年頃に描いたイラストを貼っておきます。
理想の動きをプレイで表現できないので、イラストで表現しました。

 

「MSP」

 

「スクラブ」

 

全員分のミニキャラも描きました。
構図・色はベンガスさんの絵を丸パクりです。

キャラ紹介:神に選ばれし4強

おまたせしました、ここからはマブカプ2の強キャラ、強アシスト、強チームについて紹介していきます。

 

マブカプ2には56キャラの頂点、それも他キャラとは次元が違う強さを誇る4人の強キャラが君臨しています。

その強さは、他キャラの存在意義を完全に消し去るほど。ゲーム中で神のような存在。

4強の下にはアイアンマン、Dr.ドゥーム、ストライダー飛竜、スパイラル、ブラックハートなどが列をなします。
しかし4強との間には越えられない壁があるのでヒエラルキーは不変。

 

マブカプ2はチーム戦かつアシストが重要です。
4強も強アシストと連携してナンボなので「4強2人+強アシスト1人」構成が強チームのテンプレ。

強いチームには、チームの特徴や頭文字、プレイヤー名から「スクラブ」「MSP」「サンスラ」といった名前がついています。

これらのチームは、凄腕プレイヤーの山のような試合と研究から導き出された鉄板構成。よってトップチームのテンプレ構成は15年以上ほぼ不変。

アレンジしてもせいぜい4強か強アシを1人入れ替えて「4強+他+強アシ」みたいな感じ。

 

以下、4強の神がかった強さを具体的に紹介します。

参考までに「僕が4強を使うとどうなるか」も書いておきました。
たしかに4強の強さは凄まじいけど、その能力を引き出すには相当な練習と対戦環境が必須なのです。

対戦して鍛えようにも、PS3のDL版はオンライン対戦が終了しているので、現在マブカプ2でガチ対戦するならゲーセンに行くしかない。

マブカプ2でガチ対戦できるゲーセンなんて先程いった「a-cho」込みで関西に3店ぐらいでしょう。

その上で、永久コンボや補正切りで何もできずに負けて、それでもコインを投入し続ける。そして数年後、それなりに動けるようになる。
それぐらいの覚悟が必要。

よって対戦のハードルが高すぎます。

PS4でネット対戦対応のマブカプ2を出してくれませんかねぇ…日本だとすぐ過疎りそうだけど。

マグニートー

マグニートーは、圧倒的なラッシュ力を誇る超攻撃的キャラ。
一番手を担当することが多いです。

・空中ダッシュを使った低空中段
・鬼のような突進力のダッシュと発生2F小足

この中下2択にアシストを組み合わせて表裏を絡めた「5択」で崩す。

そこから永久コンボで下手すると3人即死。
下手にアシストを出すとコンボで拾われてアシストキャラ即死。

マグニートーを使いこなすプレイヤーと対戦すれば、何が起こっているのかわからないまま試合が終わってしまうでしょう。

弱点は平均より7%低い防御力ですが、一発刺されば即死の本作ではあまり関係ありません。

 

■僕がマグニートーを使うと…

・エリアルグラテンが安定しない
・永久コンボは頑張って4ループ
・低空中段がブラストに化ける。この技削除してほしい

ボタン設定を相当工夫して大大エリアルだけなんとか実戦投入。ここまで3年かかった。

後述する「マグロ」にしてようやく実戦投入できるレベル。
「サイロアシ→大足から直接グラテン」が得意技。大足をダウン回避されたら入らないのは内緒。

ケーブル

ケーブルは、空中(低空)HC「ハイパーバイパービーム」(AHVB)だけで4強に上り詰めた男。

AHVBは、

・発生が早い。即画面端に届く
・低空で出すほど隙がない
・3~4回つながるのでゲージがあれば即死
・貫通するのでアシストを巻き込む
・キャラ交代時にガード不能連携が使える

このぶっ壊れ性能。

[2369]入力で地上から即撃てるのが脅威。あらゆる場面で相手を刈り取ります。

発生が早いためチャンスが多く、ほぼリスク無しで撃てる上、アシストを巻き込めば一気に2人撃破。

ガードができないアシストだけを狙い撃つこともできるので、ゲージ大量持ちケーブルが相手だと安易にアシストを出せません。

AHVB抜きにしても、遠距離攻撃とアシストを組み合わせた逃げ中心の立ち回りが初心者を終わらせるほどに強い。

この「逃げケーブル」がアーケード稼働初期に大流行し、日本のゲーセンでマブカプ2プレイヤーが減った要因になったのだとか。

 

■僕がケーブルを使うと…

5年間練習してもAHVBが安定しない。

ケーブルはゲージを持ったときの爆発力が売り。かつAHVB入力をミスってHVBになると、隙だらけで致命的。
よってAHVBの安定は必須課題。

なのに、まず出ない、出ても3ループできない。ミスったときの前SJ大Pを見るたび悲しくなる。

もう開き直って、地上AHVBを捨ててバックジャンプしながらエレクトやアシストを撒いてヒット確認AHVBだけ狙うことにした。
あれ?これでもなんかイケる気がするぞ。

センチネル

センチネルは、格ゲーの常識をぶっ壊しているロボ。

全スペック最高のデカキャラなのに機動力まで最高クラス。
具体的には、

・攻撃力がトップクラス
・防御力はゲーム中最高+常時スーパーアーマー
・通常技の圧倒的リーチ・判定。削りダメージつき
・強PやDRからつながるHC「ハイパーセンチネルフォース」 (HSF)の性能が鬼
・アシストもゲーム中最強クラスなのでチームに入れやすい

このように基本性能が優遇されているので当然、機動力が低いです。ドシドシと重い。
しかしその機動力も「飛行」によりゲーム中トップクラスになります。

飛行はゲージ消費などの使用制限なしで、調整ミスか出るゲームを間違えているとしか思えない高機動。しかも飛行中にアシストを出せます。

センチが飛びながらアシストを出してるだけで凡キャラは為す術なし。

さらに通常技が飛行・飛行解除でキャンセルできるため、キャンセルを使いこなすとマグニ・ストームとも張り合える高速変態挙動が可能です。

 

■僕がセンチネルを使うと…

・昇り中段、下段コンボがどちらも安定しない
・コンボパーツ「ビーム/ロケパン/HSF」も安定とは言い難い
・飛行コンボなんてできる気がしない

でも飛行を使った立ち回り、アシを絡めた簡単コンボだけで強い。
慣れると飛行キャンセルを使って高速で動けるようになるのが楽しい。

センチ自身のシューティングアシは画面支配力が異常なため、もう出してるだけで強い。

このキャラ最高やな!

ストーム

ストームは、欲しい能力が120%揃っている万能キャラ。

・通常技の攻撃判定が最強クラス
・ラッシュ力はマグニート並
・空中ダッシュが高性能。さらに落下スピード調整やライトニングアタック(LA)で空中制御能力が高い
・超必殺技「アイスストーム」が全画面攻撃で、交代に使いやすいわテキトーに撃ってもアシストを削るわで鬼

この万能性能によりどんな状況にも対応できるため、チームの繋ぎ役である2番手を担当することが多いです。

弱点はマグニートと同じく低めの防御力。でもそんな弱点はストームの圧倒的な機動力の前に吹き飛びます。

 

■僕がストームを使うと…

基本コンボが安定しないのがツラい。

「小足~大足→9方向ダッシュ」はマグニと違って単体で中段からエリアルにいける。しかし、

・エリアル始動が斜め入力なのでミスる
・大足SJが波動に化ける
・9Dが大Pに化ける

など、エリアル前のミスりポイントが多すぎる。

さらにエリアルで使うライトニングアタック(LA)も以下のように何重苦も抱えておりミスる。

・縦押しなのでパッドに不向き
・LA2発目が出ない
・締めのHC「ライトニングストーム」が出ない、つながらない

僕はLAコンボを諦めて、大P締めからの中段重ね(レバー前で裏、すかし下段で択)にした。

あと、前低空Dがブラストに化けて困るマグニートと同じように、後低空Dが「まりも」に化ける。この技削除してくれ。

まあ操作の難点は色々あるけど、逃げながらのぶっぱアイスストームだけで強いからOK。

4強をアシストするキャラ

4強と組み合わせる代表的な強アシストは以下になります。
コイツらは最強アシストなのに、実は本体も大半のキャラより強い。ほんと、良いゲームですね。

 

■サイロック

サイロックは、マグニートをアシストする通称「マグロ」で真価を発揮します。

アシスト「サイブレイドスピン」により攻め・守りのどこからでもチャンスが広がり、ただでさえ圧倒的暴力のマグニートが超強化。

 

■キャプテンコマンドー

画面半分を制圧する対空アシスト「コレダー」が強すぎて、技が本体と認識されて「コレダー」と呼ばれています。

 

■サイクロプス

対空アシスト「ライジングアッパーカット」が最強クラス。
拘束力が高い、ヒット確認しやすいなどコレダーとは違う強みがあります。

本体性能も、わりと普通の波動・昇竜キャラなのに4強のすぐ下につけているというスタンダードな強キャラ。

 

凡キャラを使ってみよう

ここまで語ってきた強キャラ以外は、もはやキャラランクとか関係なく全部ひっくるめて「凡キャラ」と呼ばれています。

ガチ対戦では凡キャラに出番がなく、限られた強キャラ達が繰り広げる神々の戦いに目を奪われがちです。
でも本作は凡キャラで戦っても楽しい。

ハチャメチャなキャラ性能でゴリ押しできない凡キャラ対戦だからこそ、本作の基本システムをじっくり味わえます。

好みのキャラを組み合わせて「このキャラ、チームはどう使ったら強いのかな」を考えるのが楽しくて、僕も凡キャラ対戦にハマりました。
強キャラと違い、凡キャラを使った「俺チーム」の立ち回りには答えがない。それが楽しい。

 

そんな凡キャラ対戦の参考として、僕と対戦相手(彼女)のお気に入り凡キャラを紹介します。

ちなみにカプコン勢とアメコミ勢を比較すると、全体的にアメコミ勢優遇の傾向。
使うキャラを迷ったら、とりあえずアメコミから選べば間違いないです。

はい、マブカプ2をわりとガチで遊んでくれる彼女がいる僕は幸せものです。

でも、練習をやる気が無い彼女に怒り、マブカプ2のせいで関係が険悪になったこともあります。
「マブカプ2をやる気ないならもう俺の部屋にくるな!」とか言ってました。
何を言ってるんだ俺は。

在宅ワークかつ夜型の僕に対して、彼女は仕事終わりのヘトヘト状態でわざわざうちに来て対戦しているわけで、やる気が出なくて当然だ。

僕のお気に入りキャラ

■サノス

空中を漂ってゲージを溜め、ハイパーコンボ(HC)で吐きます。

空中では、
・J大Pの強判定
・J2大P
・タイタンの機動変化
で頑張る。

地上の立ち回りはデカくて遅いから厳しい。
K系通常技がわりと高性能なのでダウン回避できない相手にはひたすら小・中足をこすります。

・固めて動いたところに泡(デススフィア)
・HC「ガントレットパワー」ぶっぱから有利を取って押し込む

とかやってると強キャラ気分になれます。
でも結局は崩せず終わったりゲージが尽きて仕方ないから空中を漂ってることが多い、凡キャラらしい凡キャラ。

HC「パワー」からハルクHC「ガンマクラッシュ」にディレイドすると即死級ダメージが入ります。
これが楽しくて一時期使ってたけど、チーム中2人がデカキャラになって見た目のチームバランスが崩壊しました。

 

■豪鬼

立ち回りに必要な全てのパーツが揃っている、凡キャラ中の強キャラ!

・素早い動き、斬空の空中制御による機動力
・エリアル(小K/大竜巻)の減りがエグい
・割り込み竜巻
・HCも高性能技が揃う
(追撃に便利な天魔斬空、発生以外は強い滅波動、無敵割り込み滅昇竜)
・接近戦で猛威を振るう竜巻アシ

これらを駆使すれば相手キャラが誰であろうと引けは取りません。
とはいえ、完璧に被弾を避けられるわけもなく、ゲーム中最低の紙防御力によりいつの間にか倒れている哀愁の凡キャラ。

 

■ジャガーノート

空中技をブンブン振り回して相手が動いたらヘッドクラッシュ!
動いて無くてもアシ出てたらクラッシュ!…ケーブルで良くね?

 

■アイスマン

地上、空中からの4wayビームが売り。
アイスビームの驚きの削り量に焦って相手が飛んできたらチャンス。アシを絡めて有利状況を押しつけます。

ビーム以外はカス当たりが多くてほんと弱い。

 

対戦相手 (彼女)のお気に入りキャラ

■バレッタ

バレッタは、アシの後ろにミサイルを忍ばせHC「クールハンティング」を狙ういやらしいキャラ。

2段Jで器用に逃げながら発生保障の地雷を撒いて接近を許しません。
マグロ以外で捕まえるのは大変。

 

■ベノム

ベノムは、突進技「ベノムファング」の一点突破型。

この技、
・超判定で超必を含むあらゆる技を潰す
・ロクな確反が無い
・多段ヒットでセンチも吹っ飛ぶ

という強技です。
しかもアシスト対応なので、コイツが相手チームにいると常に判定の塊が飛んでくる。

本体として出てくると、使い手はベノムファングの使い方だけに集中しているため地上・空中から絶妙に撃ち分けてきます。
これしかないのがわかっているのに食らうのが悔しい。

まあマグニートや豪鬼でまとわりついたり、ケーブルやストームでHCぶっぱなせばけっこう簡単に勝てます。
でもアシ無しセンチで戦うとそびえ立つ壁。

・ベノムファングに確反がない
・J大P、大K、HSFも潰される
さらに、ベノムを使っているときの彼女はなぜかガードが硬く、ベノムファング後に中下択を仕掛けても不思議と通らない。

あまりの強さに「もう端に誘ってから端P投げしかない!」ってところまで追い詰められ、最後にはプライドを捨てて「ベノムファング禁止な!」まで言ってしまいました。

 

■ジル

彼女はバイオファンだからチーム入り。

最初はゾンビ&カラスをばら撒くだけでしたが、熟練するとJ大Pをブンブン振り回して空中戦を制し、まとわりついて中下択からHC「近接戦闘A+」につなぐインファイターになりました。

「近接戦闘A+」は削りダメージが大きく最後にもりっと減るのが特徴。よって身内ではこの技を「もりっ」と呼んでいます。

大足(スラ)から余裕でつながるのが恐怖。ロックマンばりのスラ連発でむりやり当ててきます。
ダウン回避可能だけど僕の腕ではめったに成功しません。

 

■センチネル

アシ専としてさり気なく出てくる4強。

遠距離アシを接近防止の対空技のように出してくるので、センチがいると逃げる本体を追い詰めるのが難しくなります。
でもアシストとして出てくるセンチを狙えばいいことに気づけばなんのことはない。

本体としては、彼女は飛行キャンセルなんてできないからデクの坊。
ただセンチ対センチの空中戦は妙に手強いのが謎。

 

■サイクロプス

バレッタとのコンビがトラウマ的強さ。

逃げるバレッタ+サイクアシは本当に嫌になります。
本体の下ビーム連発+バレッタのミサイルアシはもっと嫌。SJできないまま体力半分無くなっちゃう。

でも彼女の好みと合わなかったようで完全にリストラされました。あーよかった。

 

■シュマゴラス

「シュマちゃんの技ワンフレだよワンフレ!」
と言いながら楽しそうに発生1F小Pを振り回してきます。

J2大K(岩)、大足対空(ウニ)で嫌がらせしながら投げ狙い。
K投げで体力モリモリ吸われます。いやらしいキャラだよ!

ゲージ3本消費のHC「カオスディメンション」を積極的に狙ってきます。
紙防御力の豪鬼が捕まると悲惨なことに。

 

■ローグ

「パワードレイン」でマグニが吸われるとローグが強化され、センチの1.5倍硬い「硬ババア」と化します。

 

まとめ:史上最高にハチャメチャで楽しい格ゲー

なんとかしてマブカプ2の魅力を伝えるため、ゲームの紹介から思い出話、強キャラの解説、彼女と凡キャラ対戦した話など、色んな切り口で攻めてみました。

本記事を読んだ方にマブカプ2の魅力が少しでも伝ったなら嬉しいです。

 

ようするにマブカプ2とは、

・カプコン格ゲーのドット絵全員集合

・自由度が高すぎるシステム。アシストの回転率が高すぎて常に画面内に4人出ちゃう

・一部キャラがぶっ壊れ性能。発売後にバランス調整できない時代だからこそのガタつきが楽しい

・無個性なステージとオシャレ系BGMの雰囲気が唯一無二。他のvsシリーズともまるで違う

これらが相まった、史上最高にハチャメチャで楽しい格ゲーなのです。

 

そんなマブカプ2最大の問題点は、対人戦を楽しめる環境がないことですね。

次作「ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3」(アルカプ)も動きの自由度が高く、1人でもコンボ練習が延々と楽しめる良いゲームです。
だからマブカプ2のかわりにアルカプをやろうと思ってPS4版を買ったけど、過疎ってます。めちゃラグい外人と戦うハメになります。

インフィニット?なんすかそれ?

 

観戦する限りでは「ドラゴンボールファイターズ」がマブカプ2の生まれ変わりみたいな感じ。
なので、マブカプ2っぽい格ゲーを体験するならとりあえずファイターズをやってみるのが良さそう。私も買います。

 

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