ヤギゲームブログ

30代自称在宅イラストレーター男がちょっと深掘りして紹介する最新ゲーム&思い出のレトロゲーム

アクション PS4 RPG ニーア オートマタ

【ニーア オートマタ】攻略/感想/評価(10):ネタバレ無しレビュー 記憶に残る作品 秀逸なキャラデザとBGM 大胆な演出 ゲーム部分は大雑把

投稿日:2018-03-01 更新日:




はじめに


中古の値段が一向に下がらない名作。ネタバレ無しでプレイしてほしい。

プレイ日記はネタバレあり:【ニーア オートマタ】(1)


正直、全体のノリは自分に合わなかった。良くも悪くもオタク臭が強い。

■歳のせいにしてみる
歳をとって衰えたと思ったことは無いが(そもそも全盛期の力を発揮したことがない)、歳による趣味嗜好の変化は感じる。

10~20代で自分の心にズキュンときたアニメやゲームも、今ではそこまで響かないかもしれない。心に耐性がついちゃってるから。
もうね、新しい「最高」なんて滅多に出会えない。歳をとると。

本作も10年以上前に出会っていれば心にズキュンと突き刺さったような気がする。最高の作品になり得るってことはわかる。

 

キャラデザ・シナリオ


プレイ前は「眼帯美少女がワンピースで日本刀?これだから和ゲーは・・・」と思ってた。
しかし2Bのビジュアル、声、華麗なモーションはそんな自分の心も解きほぐす力がある。

BGMは演出と完全にシンクロしており、曲が良いだけでなくゲーム音楽としても素晴らしい。


シナリオは「ゲーム」であることを利用した「メタフィクション」ネタがふんだんに盛り込まれており、小説や映画では味わえない体験ができる。

メタフィクションの1つ、「周回(ループ)」は本作のテーマでもある。
1周目は普通に遊ばせて、2周目で裏側を描いて物語に厚みをもたせ、3周目から怒涛の展開。
真エンドは「これは呪いか。それとも罰か。」というキャッチコピーに上手く収束。他人に語りたくなるような余韻を残す。

ただ、シナリオから逆算したような背景設定に多少の矛盾を感じる。
ヨルハ計画なんて本当に必要か?
結局よくわからない部分も多い。アダムとイブとか、9Sの欲望とか。

 

ゲーム部分は大雑把


デモシーンや演出は凝りに凝ってるけどゲーム部分は大雑把。
中盤以降はゲームがオマケのように感じるのでアクション要素多めのRPGだと思うことにした。


視覚・操作の快適さを犠牲にした演出もあり、コントローラーを投げたくなることもある。

アクション


ダンスのようなモーションでザクザク斬って、どこでも連続回避でキャンセルできるのは楽しい。
しかし目が悪くなりそうなエフェクトと点滅で疲れる。
敵の攻撃に予備動作はあるが、画面が見づらく判定もよくわからないので被弾したときの納得感がない。


武器は多いがどれを使っても同じな印象。武器なんぞよりLV補正の影響が圧倒的に大きい。


初見プレイヤーに容赦ない洗礼。
オープニングから最初のボス戦までノーセーブ20分、義体という設定を活かしたリトライシステム、唐突なバットエンド。


敵の種類が少ない。小型、飛行、中型、大型ぐらいの違い。ボスはだいたい玉。


横スクロールはカメラ引きすぎ。何をやってるのか見えない。
敵は全てスルーすればOKというガバ仕様。

フィールド


独特の絵作りは美しい。
しかし冷静に見るとオブジェクトが少なくムダにだだっ広い。そのわりにイヤらしく配置された見えない壁&見える壁、絶妙に届かない段差。
まるで迷路。簡素なミニマップの情報も少なくてイライラ。


広い割に特にやることがない。アンドロイドの高速走りでズガガガガーと駆け抜けるだけ。

お使いイベントで何度も往復したり、地形が途中で変わったり。とことん使い回す。
周回前提のシナリオは限られた制作リソースを誤魔化す手法としても機能している。

STG(シューティング)要素


縦、横、奥スクロールと視点をグルグル変えながら頻繁にやるハメに。

今の時代、STGは玄人好みのジャンルなので配慮されており、シンプル&低難度な作り。これが全く面白くない。
演出の一部として仕方なくやってる感じ。自分で状況を打破している実感がない。

背景と同化して見づらい&謎の当たり判定。
敵のパターンは最初から最後まで変化なし。凡作STGの1面だけずっとやってるような印象。スコアやアイテムも無い。


斜めにパースがついている場面は非常に動かしづらい。


演出として重要かつ必須の「ハッキング」がSTG。
ゲームとしてはやはり面白くない。簡単すぎる消化試合が多く、パターンが限られているので飽きる。頻度も多すぎてテンポが悪い。
それでも敵が硬いから使わざるを得ないのがツラいところ。

 

まとめ

プレイ体験全体を大きく見れば短所より長所が際立つ。
アクションの大雑把さで肩透かしを食うので、爽快アクションゲーを期待した人はふるい落とされるかも。
しかし最後までプレイすれば時間を使ったことを後悔しない、記憶に残る作品になる。演出やシナリオは話のネタにもなるし、やる価値はある。

スポンサーリンク




スポンサーリンク

スポンサーリンク




-アクション, PS4, RPG, ニーア オートマタ

執筆者:

関連記事

メタルマックス2【評価/レビュー】竜退治はもう飽きた!戦車はもうウンザリ!!

「SFCの名作はほとんどプレイしたはずだけどなー。他になんか良いゲームあったっけ?」 と探しているうちにたどり着いた異色のRPG。   知らない人間からすると、メタルマックスというタイトルが …

侍道2【レビュー/評価】おにぎり1個もらった侍、天草で大暴れ!

自由度を重視した作風が魅力のシリーズ。 普通のRPGやアクションゲーム、オープンワールドとは違う、唯一無二の魅力を持つ。 箱庭の自由行動、マルチエンドと周回要素、 ストーリー進行の方法から育成までシス …

Need for Speed (2015)【評価/攻略】次世代の進化したNFS パリピ向け実写ムービーも見どころ

次世代機向けのリブート作品。 ド派手なカーチェイスというよりは、グラフィック表現が次の領域に進化したNFS。 パリピが沢山登場するムービーでは「親戚の家に連れて行かれたときの気分」も体験できる。 走り …

コードヴェイン体験版【評価/感想】ダクソ風ゴッドイーター 安定のバンナムゲー

【PS4】CODE VEIN【予約特典】描きおろし「CODE VEIN」&「GOD EATER」コラボデザインの特製クリアカード (パッケージ版限定) 、「GOD EATER」コラボ武器セット …

【mark of the ninja】レビュー/評価/感想:2Dアクションのいいとこ取り 自由度・テンポ・リプレイ性がある良作

もくじ1 マークオブニンジャとは1.1 アート1.2 アクション1.3 やり込み要素2 まとめ マークオブニンジャとは 忍者というより「ninja」がモチーフの2Dステルスアクション。 ビルや地下に潜 …