ヤギゲームブログ

30代自称在宅イラストレーター男がちょっと深掘りして紹介する最新ゲーム&思い出のレトロゲーム

Steam PS4 PS3 FPS TPS

【GTA5】グランドセフトオートV(PS4) 【評価/レビュー】ギネス級のスケール感!だが中身が無い

投稿日:2019-08-13 更新日:




どうも!何作かGTAシリーズをプレイしたけど全て途中で投げ出したヤギです。

そんな僕もGTA5のPS3版は発売当時にクリアしました。

でも最初から最後まで面白いとは思えず、後半は「粘着爆弾自爆」でほとんどのクエストをスキップ。

 

あれから6年。

PS4版で格段にクオリティアップしたという噂を聞いていたので、買う時期をずっと見計らっていました。

サマーセールで1890円になったのを期に思い切って購入。
DL版は売れないから安くても買うのに思い切りが入りますよ。

結果からいうと、この買い物は大失敗でした。

その理由を解説します。

 

まず本作の特長を説明し、
個人的に本作へ思うことを語り、
最後にPS4版の進化をチェックします。

「PS3版はいまいちハマらなかったけど、今からPS4版を買う意味があるのか知りたい」
「GTA5やったことないけど、PS4版セールを期に買おうか迷っている」

そんな方には、本記事が参考になると確信しております。

 

表現規制の話は省略。
とりあえず「CEROは1日も早く消滅しろ!」と常々思っています。

本作は追加料金無しでオンラインモードがプレイ可能ですが、興味無いのでオンラインの話も省略。

「プレミアム・オンラインエディション」といった値段の高いバージョンはオンライン用のコンテンツ入り。
オフ専なら無印版を買えばOKです。




グランドセフトオートVとは?→ギネス級超大作クライムアクション

このゲームを説明するのは簡単なようで難しい。
「オープンワールド型クライムアクションゲーム」とだけ言っておきます。

まあ本記事を読んでくださっている方には説明不要ですよね。
そうです、無関係な人々を片っ端からひき殺したり撃ち殺すゲームです!(違う

クエスト中に間違って人を殺して失敗になったときのコメントが「人を殺してしまった」とかではなく「正体がバレた」なのは笑う。
あくまでも正体がバレたことが問題なのであって、殺すこと自体はOKって扱いなのがアメリカン。

 

GTA5といえばギネス記録

なんといっても巨大なゲーム。一言でいうと怪物。

GTA5は7つのギネス記録を打ち立てました。

まず凄いのが、

・発売後24時間で最も売れたビデオゲーム

24時間で1121万本!
現在では1億本を超えています。

特筆すべきは、

・10億ドルを最速で売り上げたエンターテイメント資産
・24時間で1つのエンターテイメント資産から得られた最も高い収益

エンターテイメント資産は映画も含みます。

ゲームの中で一番なのは当たり前。
アバターやアベンジャーズなど、名だたるハリウッド大作の記録を据え置きゲームで上回りました。

オタク趣味と思われ続けてきたゲームがついに映画を超えた、画期的な出来事です。

 

収益がギネス記録なら、制作費もギネス級。

なんと約264億円!

2012年当時のゲーム制作費は、AAAタイトルでも100億円ぐらいです。
その3倍近い超大作。

当時、映画でもこれを上回るのは「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」(約302億円)だけでした。

あのシェンムー(70億円)の4倍!

 

ケタ違いの制作費をかけても、1日で1000万本売れたので単純計算で1000万×7000円=700億円の売上。
制作費なんぞ発売当日に軽く回収しています。

その後も売れ続けて1億本突破。
さらにオンライン課金で収益は伸び続けているとのこと。

もはやどれだけ儲かったのか見当もつきません!

 

次世代機(PC/PS4/Xbox One)版の特徴

次世代機(PC/PS4/Xbox One)版の特徴はグラフィックのパワーアップ。

・フルHDの1080pになったのはもちろん、テクスチャから作り直し。

・可変30fpsだったフレームレートが固定30fpsに向上。PC版のみ60fps。

・シリーズ念願の一人称(FPS)視点に対応。

 

ソフトと関係無い部分では、

・スタンバイ状態からの復帰
・シェア機能で簡単にスクショが撮れる

この2点が非常に便利です。

PS3版は起動に1分以上かかります。
その点、スタンバイ状態からすぐプレイ開始できるPS4版は素晴らしい。

スクショを撮るのが楽しいゲームなのでシェア機能も嬉しいですね。

 

ディープなゲーマーにとっては、PC版発売でmodが使えるようになったのがデカいでしょう。
GTAといえばmodです。

■modとは

データ改造・追加を行うユーザー製データ。
簡単にいうと、ユーザーが作ったオリジナルDLC。

テクスチャー、モデルの差し替え、マップ・アイテム新規追加、などなんでもアリ。
ものによっては世界観そのものが変わって全く別のゲームになったりする。

modで遊ぶならPC版1択ですが、それなりの性能を持つPCが必要です。

 

自分の場合、modを入れだすとキリ無くカオスになってゲームを途中で投げる傾向があります。
確かに面白いけどすぐ飽きちゃうんですよね。

いったん飽きて、またmodを探してきては導入し、またムチャクチャして飽きて…の繰り返し。
そのうち完全に飽きて投げ出すというパターン。

そうなるのがわかっているので、僕はおとなしくPS4で遊びます。

 

これもmod入れまくって投げた↓

 

 

GTA5の新要素

3人の主人公

今までは1人の主人公でしたが、本作の主人公はマイケル、フランクリン、トレバーの3人。

三者三様の3人をチェンジしながら、3つの軸でストーリーを展開します。
ミッション中以外ならキャラの切り替え自由。

 

一見斬新に思えますが実際は、結構どうでもいいシステムです。

・あまり使わない専用スキル以外にキャラ性能の違いが無い
・能力値、武器、ガレージなどが3人別々なので手間も3倍
・メインクエストはほとんどキャラ専用。キャラを選ぶ自由はない
・ミッション中もゲーム側からキャラクター変更を指示されるばかり

このように、自由度よりむしろ制限が増えているので「やらされている感」が強い。
クエスト中の演出に利用されているだけ。面白味が無いシステムです。

 

主人公を3人にしたことで、
・性格が極端にとんがったキャラを出す
・1つの出来事を3人の視点から描く
ことが可能になりました。

それにより、1人主人公ではありえないような表現が生まれます。

1人だとトレバーみたいなキャラは主人公にできません。
この人、見た目だけで放送禁止レベル。性格はさらにアウト。
こんなキャラを出せるのも3人主人公ならでは。

 

こうして幅広い表現が可能になった反面、1人に感情移入し没入することが難しくなりました。
それぞれ性格が尖っているし、ストーリーも3分割でとっ散らかっています。

この点は功罪相半ばするといったところ。

個人的には、GTAにストーリーなんて期待していないので感情移入できなくても全然OK。
過去作も僕が投げ出すほどにはとっ散らかっていましたし。

 

メインクエストに自由度はありません。

少しでも道から逸れると失敗になるので堅苦しいプレイを強いられます。

手と頭が暇な時間がほとんどで、顔は生気が抜けたように真顔になるでしょう。
時間をドブに捨てている感があります。

特殊な状況が多く、初見では意味不明なまま失敗画面になったりしてイライラ。

 

でもご安心を。3回失敗するとその場面をスキップできます。
失敗した方が早くクリアできる親切設計!

とにかく早くクリアしたい方は粘着爆弾or車にグレランを撃つ自爆スキップをオススメします。

あと、PS3版をプレイしたときは知らなかったのですがクエスト開始地点までファストトラベルできます。
携帯の連絡先「ダウンタウンキャブ」に電話すればタクシーが来るので、あとは行き先指定して道中をスキップ。便利。

 

デカい、とにかくデカイ!

デカい、とにかくデカイ!

PS4版でも容量76GB。
近年の大作と比べてもいまだにデカいゲームです。

圧倒的リソースによる「圧倒的広さ×圧倒的作り込み」

広大なマップに圧倒的な物量のオブジェクトを詰め込み、進化したライティングと質感表現で描き出します。

その広さはマンハッタンの2倍なんだとか。
同社の「レッド・デッド・リデンプション2」(2018/10/26)が更新するまでオープンワールド史上最大でした。

密度も高く、バリエーション豊富。
車で流すだけで西海岸の大都会・大自然の景色を見せてくれます。

 

そんなマップを舞台に、地・海・空と考えられる乗り物・レジャーが勢揃い。
マリンボート、レッカー車、ヘリ、飛行機、スカイダイビング…
とにかく、だいたい何でもできます。

物量にものをいわせた、他のゲームでは絶対に味わえないスケール感はGTA5ならでは。

 

キャラ3人と広大マップに応じて、クエスト総数は過去作の2倍。
マジで、やってもやっても終わらない大ボリュームです。

僕としてはボリュームが多すぎるように感じました。
オープンワールドのメインクエストは10~15時間に収めてもらいたい。それ以上はダレてしまう。

RDR2もそうでしたが、前半がダルくて後半になるほど面白いです。
前半~中盤のどうでもいいようなクエストはサブに回してほしい。

 

GTA5はつまらない?→受け身で遊ぶとつまらない

タイトルどおり「ただ車を盗んで好き勝手やる」だけ

シリーズのコンセプトは一貫しています。

タイトルに偽りなし。

「Grand Theft」(重窃盗)+「Auto」(自動車)。

つまり車強盗ゲームです。
「ただ車を盗んで好き勝手やる」ただそれだけ。

建物には入れず、モブには台詞がない。ポリゴンのモデルハウスの中身は空っぽです。

確かに見える場所にはどこでも行けることに感動はします。
でも行く気にならない。自由なのに全く自由を感じない、やることがない、やりたいことがない。

このゲームのマップはラジコンを走らせるミニチュアのようなものです。

 

クエストのつまらなさは同系ゲームの中でトップクラス。

車を盗んで何キロも走り回るのがメインコンテンツ。

クエスト中にたいてい片道2km以上、長いときは8kmの運転を強いられます。
しかもクエスト用のバンやトラックみたいな遅っそい車に乗るハメに。

キャラの動きはクネクネ、格闘・銃撃戦は大味。
育成要素、収集要素、アクションの幅なども、他のオープンワールドに比べて勝っている部分は皆無。

そのためこの広いマップでやりたいことがない。
移動と多種多様なミニゲームの2択。

クリアしたところでなにも心に残るものもなく、なにも考えさせられるものもありません。

 

GTAシリーズはオープンワールドの本家本元ですが、今となってはシンプル・カジュアルに振り切った異端児といえます。

 

自由を満喫する気があるか

「ゲーム内で自由を満喫する気があるか・ないか」
それがGTAの評価が分かれるポイントです。

メインクエストだけ受け身でやってると「つまらない」という感想しか持てないでしょう。

・全く興味の出ないストーリー
・ひたすら車を運転し、やらされている感が強いクエスト
・面白くない銃撃戦

「…このゲーム良いところ無くね?」
と思うはず。

 

本作を楽しむには「積極的な遊び」が求められます。

例えば、

・高速道路に車を並べて大渋滞を作り、フル武装でで片っ端から吹っ飛ばす
・ビルの屋上など面白そうな場所を選び、警察相手に戦争を挑む
・最速車を駆り、逆走でどこまでぶつからずに走れるかチャレンジ
・NPCをストーカー

みたいな、しょーもない1人遊びを265億円かけたゲームでやるのが楽しいわけです。

 

「不思議とやめどきを見失ってダラダラやっちゃう」
「この特別面白くもない世界がなんだか居心地いい」

そう思えるようになったらあなたも立派なGTAプレイヤー。

え、僕ですか?
僕は時間がもったいないので他のゲームをやります。

 

PS4版でどう変わったか

最後に今回購入した動機であり、一番の注目点であるPS4版の進化についてですが、

結論からいうと、開始5分で飽きました。
PS3版で飽きた方は買わない方がいいです。

前半でも言いましたが、シェア機能とスタンバイ状態の恩恵が大きい。
グラフィックの進化よりそっちが印象に残りました。

以下、PS3版がハマらなかった人間がプレイしたPS4版の正直な感想。

 

グラフィックの向上は感じられない

全然変わった気がしません。
グラフィックの向上は感じられませんでした。

おそらくPS3版と見比べると全然違うはずです。
しかしPS3版をプレイしたのが6年前で、あれから色んなPS4のゲームを経験したため相対的にむしろ汚く感じます。

そもそもGTA5のグラフィックで印象的なのはライティングだったので、オブジェクトの描き込みが多少変わったところで全体の印象はあまり変わりません。

 

FPS視点には価値がある。だが使わない

新要素のFPS視点。

グラフィック向上により手前のオブジェクトもしっかり描き込まれていることがわかります。
FPS視点のためのグラフィック向上といえるほど違和感ない仕上がり。高い没入感が味わえます。

 

しかし実用性に欠けるのが難点。

FPS視点は非常に操作しづらい。
TPSに最適化されたゲームだから当然です。

挙動もしっくりこないし、GTAでカメラ前方固定はデメリットしかない。
そのため、少しだけFPS視点で臨場感を楽しんだらすぐ扱いやすいTPSに戻してしまう。

最近のゲームってよくオマケでつけたようなVRモードがあるじゃないですか。アレと同じ。
結局使いません。

 

車内視点はさらに運転しづらい。

・視界が極端に狭まり周辺を把握できない→とにかく事故る
PS4版は車が増えているため事故も倍増。

・挙動がヌルヌルで操作に対するフィールドバックがない→ハンドリングの具合がわからず常にふらつく

ただし事故の迫力、人ひいてる感はケタ違い!

 

まとめ

6年ぶりにプレイしたPS4版もハマりませんでした。
「ああ、やっぱり6年前の自分は正しかったんだな」と確認できてよかったです。

やっぱり合わないものは合わない。
RDR2といい、こういう系のゲームは自分には向いていないみたいです。

 

ギネス級にデカいけど中身が無いゲーム。

車に乗って、銃を撃ちまくる。そのシンプルさがいい。
ミッション中の自由度で考えたくないから一本道でけっこう。
ガキから、仕事終わりのサラリーマン、老後のお年寄りまで。どんな人でも遊べる間口の広さ。

その割り切ったライトな作りがユーザー層の幅を広げヒットしているのだと思います。

 

僕にとって、本作をプレイした時間は人生において本当に「無」でした

プレイ中、思考力が著しく低下している気がします。
よく「ゲームをやるとバカになる」と親に言われたものですが、本作に限ってはマジだと思いました。

仮に自分に子供がいたら、
「お父さんは「ゲームが犯罪者を育てる」とは思わない、「ゲームをやめろ」とも言わない。ただ、こんなゲームはやめて他のゲームをやれ」
と言います。

酒飲みながらとか、別のモニタで動画観ながらプレイするのがオススメ。







スポンサーリンク




スポンサーリンク

スポンサーリンク




-Steam, PS4, PS3, FPS TPS

執筆者:

関連記事

Need for Speed Rivals【評価/レビュー】この荒野で、オフ専は何を楽しめばいい?

シリーズ中でもあまり良い評判を聞かない作品。 でもPS4版セール500円の誘惑に負けて購入。 結論をいうと、 500円でもおすすめできない。 しかし本作を遊んで、 「2015」「ペイバック」の出来の良 …

Road Redemption【評価/攻略】ローグライクでヒャッハーレース!

もくじ1 Road Redemptionってどんなゲーム?1.1 レース×アクション×ローグライク1.2 ゴールド・経験値1.3 ランダム要素1.4 殴る・蹴る・撃つ・爆破2 秀逸なゲームバランス2. …

【DiRT 3 Complete Edition】攻略/感想/評価:グラフィックとレースの面白さを台無しにする2つの要因

もくじ1 シンプルにレースを楽しむ仕様2 アシスト機能で誰でも快適3 豊富なコース&車3.1 ロケーション3.2 時間帯、天候3.3 車種4 強制ジムカーナ5 あいかわらずの色味フィルター6 まとめ …

【バイオハザード RE:2】レビュー/評価(5):リメイクの4thサバイバー(ハンク編)&豆腐サバイバーに挑戦

リメイクの「4thサバイバー」をクリアしたー! オリジナル版「2」のオマケゲーム「The 4th suviver」「The豆腐Survivor」がリメイクにも登場。 システムや攻略ルートといったゲーム …

【SC6 ソウルキャリバー6】(1)レビュー/評価/攻略:これぞ求めてたキャリバー 文句なしの良作

youtubeチャンネルに対戦動画上げてます:【yagi game】 【シリーズ別リンク】 もくじ1 はじめに1.1 これぞ俺の求めてたキャリバー2 システム2.1 新システム2.2 簡略化3 おわり …