ヤギ雑記ブログ

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PS4 FPS TPS

バイオハザード7【評価/感想】FPS・グロ・汚物!でもバイオらしさはある

投稿日:2018-07-03 更新日:










バイオハザード7の特徴

まずはあらすじからご覧ください。

■あらすじ

主人公、イーサンは3年前に行方不明になった妻、ミアを探し続けていた。

2017年7月、ミアが送ってきたメッセージを頼りにベイカー農場跡地へ向かう。

怪しげな森を抜けて見つけた、怪しげな廃屋の探索を始める。

無事、ミアと再会してゲームクリアかと思いきやミアの様子がおかしい。

いきなり壮絶な夫婦喧嘩が始まる!
重傷を負いながらも手斧で撃退。直後、謎の大男に殴られて囚われてしまう。

気がつくと目の前にはこの世のものとは思えないご馳走が並んでいた。
口内をナイフでえぐられながらも謎の女、ゾイの協力を得て脱出を試みるのだった…

なんのことかわかりませんね(笑
とりあえず、シリーズ1~6までのノリとは違います。

 

システム一新で原点回帰

アクション要素が強くなる反面、ホラー要素が薄れたバイオ4~6。
本作はその流れを打ち切り、シリーズ独自の恐怖性、純粋なホラーに回帰。

シリーズどころかカプコンの終わりを告げた↓

初代系とTPSがごっちゃになったバイオ4~6から操作体系を一新。
TPSから「アイソレートビュー」というFPS(一人称視点)になったこと。
一般的なFPSと同じなので馴染みやすく、高い没入感で恐怖が倍増。

BGMはほぼ無し。こだわりのSEで演出。
アンテーク調の扉や家具の音が印象的。ガキンッと撃鉄が響く銃の発砲音も気持ち良い。

バイオ4~6と違い、敵を倒してもアイテムが出ません。
弾が尽きるのが先か、体力が尽きるのが先か。不安な中、先へ進むあの感覚が再び。

とはいえ、こまめなオートセーブがありボス前ではご丁寧にアイテム変更までさせてくれます。
近年のゲームらしい仕様でかなり助かりました。緊張感を削いでる感はあるけど快適さとちょうど良いバランス。

 

暗闇の中でアンテーク調の人工物を見せることに特化したグラフィック。
人肌や自然物の質感はイマイチに感じました。でも、まともな人肌なんて映らないので問題なし。

エリアはロード挟むことなくシームレスに繋がっており、臨場感があります。

 

原点回帰=バイオらしさとは

もどかしさ

操作のもどかしさと、あえての不親切なアイテム管理。
バイオっぽいフィーリングは確かにあります。

 

わざわざ「アイソレートビュー」と名付けるだけあり、普通のFPSとは違う操作感です。

例えば、
・もっさり挙動、視点の動きもグデングデン。走りも遅い

・FOV(カメラ位置)が近いだけでなくターン速度が遅いので視野が非常に狭い

・防御ができる。もっさりモーションすぎて、見てから入力しても間に合わない

とにかく動きがもっさりでグデングデン。しかも暗い。
そんな中、探索したい、敵が固いのでヘッドショットを決めたい。
これがもどかしい。
バイオ1~ベロニカのラジコン操作の「もどかしさ」を違う形で感じます。

もっさり挙動には「生身の人間」感があり、リアルで没入感がある。

没入感と相応に3D酔いがキツいです。

暗い視野が狭い、あちこち見回す。3D酔いしやすいゲームおなじみの3点セット。

揺れオフにしても開始1時間ぐらいで「これムリかも…」と思いました。慣れるけど最初はツラいです。

 

アイテム所持制限の厳しさは、旧バイオ同様のもどかしさ。
初期スロットが少ない上、合成する弾・回復が常にスロットを圧迫。

スロット一杯だけど見つけたアイテムは全部欲しい。このもどかしさはいかにもバイオ。

 

バーナーが尽きたらもう終わりだ~早く死んでくれー

 

探索

いたるところにアイテムがあるので探索が熱い。
詰みそうで詰まない、かゆいところに手が届く絶妙な配置。

敵がアイテムを落とさないので、ずっと弾・回復が尽きる不安に駆られます。
「薬液」を使うクラフト弾・回復の配分は完全に自己責任。「こんなに回復作って大丈夫かな…」と不安です。

・スルーできるところはスルー
・アイテムスロットを増やす、計3つのリュックサックを取る
・ショットガンを使い切って、グレランを忘れず取る

この辺を押さえれば、多少ムダ使いしてもなんとかなるはず。

怖さ

初代のキャッチコピー「そこを歩く、という恐怖」を表現。

ゲーム開始からクリアまでとにかく暗い。
暗いと不安になる人間の習性※を最大限に利用。

※人は昼行性動物なので暗闇では五感が通用しない。
そんな状態で夜行動物に襲われるとひとたまりもない。そのため暗闇では脳が勝手に警戒体制に入り、物音に敏感になったり不安な気分になる。

初代のようなゴシックホラーではなく、B級ホラー。
初代の「なんだか居心地が悪い」ではなくド直球の嫌悪感で押してきます。狂った人間、グロ、汚物、虫!

 

ベイカー家はそれぞれ異なる恐怖で襲ってくるため、プレイヤーの「慣れ」を許しません。

・父親(ジャック)=暴力
・母親(マーガレット)=虫の生理的嫌悪感
・息子(ルーカス)=神経をすり減らすトラップ地獄

ジャックとの戦いは地獄絵図すぎてグロを通り越してシュール。

 

ネタ

今までのバイオとかけ離れた世界観ですが、

・クランク、バッテリー、ヒューズ
・バスタブ、変な謎解き、研究所
・模造ショットガンと実銃を交換
・最後に落ちてくる必殺武器

など、シリーズ経験者がニヤリとできるネタがあります。

壁を壊してジャックが出てくあたりは「3」の追跡者ネメシス。

 

気になる点

面白さが中盤に偏る。

①前半 (~ガレージジャック戦):怒涛の展開が続く
②中盤 (~変異ジャック戦):探索が楽しい
③後半:先細りで消化試合

探索を楽しめるのは②だけ。高評価の大半は②の印象です。
③は退屈、①はカットできない。そのため周回する気になりません。

中盤は自力で探索して進む実感がありました。
しかしベイカー宅を離れた後に操作キャラ変更。この展開はテンション下がります。
頑張ってサバイバルしてきたのに急にキャラ変えられても…どうせならイーサンで廃船を探索したかった。

後半の、幻覚とかそういうのはちょっとなー。
バイオらしくないし、「サイコブレイク」でやってるし。

 

ザコ敵「モールデッド」の見栄えが悪い。

ただのぐちゃぐちゃなカビの塊。初代バイオもほぼゾンビ一種類だけど、ゾンビより見栄えが悪くバリエーションの少なさが目立ちます。

「バイオハザード リベレUE」の敵はウーズやスキャグデッドとか面白かったなーと。

 

■その他、ネタバレ

・どの登場人物よりイーサンが謎
菌に感染してるけど正気を保っており、部位切断されてもすぐにくっつく異常な回復能力。血清も打ってない。

ラストに登場する、おなじみのパワー系キャラのデザインが別人
ベロニカのハンサムさもゴリラ感もない、ただのリアルおっさん。

 

まとめ:FPS・グロ・汚物!でもバイオらしさはある

初見で5時間半クリアとコンパクトな作り。
演出を省くともっと短いです。定価で買ったら損した気分になりそう。

リスタート回数が多いのはチェーンソージャック戦で死にまくったのと、先行きが不安だったので序盤は戦闘の出来が悪いときにリスタートしてたから。マグナム入手できなかったのが心残り。

 

「バイオしてる感」は意外とあります。
FPS・グロ・汚物で敬遠するのはもったいない。

過去シリーズとの関係が薄い。かといってリブートでもない。狭い範囲の話なので外伝のように感じる。

続編によって、ナンバリング作品として立ち位置や評価が変わりそう。

ちなみに、
最終目標販売本数は全世界1000万本ですが、2018年3月31日時点の累計出荷本数は510万本。あまり伸びていないようです。

 

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