「最近、心躍るロボゲーが少なくて寂しい」
「ヴァルケン、アーマード・コア、ガンダム・ザ・バトルマスターの新作を待っている」
そんなあなたにオススメの作品。
買ってすぐ3日間没頭して生活リズムを崩した私が、本作の魅力をざっくり紹介します。
(対人戦については割愛)
記事後半にはサバイバルシュミュレーションの攻略法を書きました。
当記事を読めば誰でもウェーブ643まではクリアできるはず。
ぜひ最後までご覧ください。
ハードコア・メカってどんなゲーム?
『ハードコア・メカ』(HARDCORE MECHA)とは、メカを操作する横スクロールアクションゲーム
スパロボテイストなメカをグリグリ動かし、8章計18ステージに挑むのだ!
Steam/PS4/スイッチの3機種でDL販売中。
スイッチのみパケ版(DLC込み)があります。
機体から降りて生身で行動したり、横スクロールSTGになったり、強制スクロールで即死したり。
水中や宇宙、巨大ボスとの戦いなどロボアニメでおなじみの展開が待ち受けます。
ストーリーはガンダムで観たことある感じ。
地上でなんやかんやあって、ライバルとの戦い→機体大破→復活して宇宙へ→最終決戦。
素直なロボアニメ、スパロボリスペクトなノリが気持ちいい。
ストーリーモードの他にマルチ対戦とサバイバルモードがあります。
グラフィックのクオリティは高く、近年のスパロボと比較しても遜色ない出来です。
自機の挙動はガンダム型ロボの重々しさを表現しつつ、バーニア吹かしてぶん回す立体的ダッシュで高速アクションを実現。
『ヴァルケン』や『ガンダム・ザ・バトルマスター』みたいな、クセになるフィーリングです。(例えがわかりにくい)
ストーリーモードは横スクロールアクションというより、ラッシュを捌くタワーディフェンス色が強め。
道中がわりとスカスカです。
地形や敵を無視してダッシュでかっ飛ばし、ステージ奥の敵を倒せば次フロアへ移行するガバ仕様。
アイテムも、シールドやタレットなどタワーディフェンスでおなじみの物が揃います。
マリオやロックマンですぐ穴に落ちて嫌になっちゃう方もサクサク進めるでしょう。
反面、ガチの横スクロールアクションがプレイしたい方は「なんか違う」と感じるかも。
クリアタイムは、デモを飛ばして5時間。
短いといえば短いけど、良好なレベルデザインで歯ごたえがあるため満足感はあります。
ストーリーモードだけでも「買って損した」とは思わないはず。
ストーリーモードだけなら星3
「買って損した」とは思いません。
しかし正直、ストーリーモードだけならAmazonレビューでいうと星3。
機体は選択不可、カスタムは申し訳程度。そのためやることがずっと同じです。
道中で色々な武器を拾えるけど初期武器の方が強い。しかも拾った武器装備中は格闘が使えません。
ステージの変化はあるけど、変化=縛りプレイなのでダルいです。
ブーストでかっ飛ばすのが楽しいのに、ステルスやたまに入る生身パートでノリを断ち切られます。
特にダルいのが6章丸々使ってやらされるSTG。
『ニーアオートマタ』のSTGパートなんて比較にならないほどダルいです。
このように「買って損した」とは思わないけど星3な印象。クリアした満足感で十分です。
周回してカスタムをコンプしようとか、Sランクを取ろうとは思えません。
でもご安心ください。ストーリーはチュートリアルにすぎないのです。
本作のメインは「サバイバルシュミュレーション」。これが熱い!
サバイバルシュミュレーションが熱い!
「ストーリークリアしたら終わり?ストーリーの使用機体は固定だし、対人戦でオタクにボコられるのは嫌だし、色んな機体があっても意味ないじゃん。」
そう思った方、ご安心下さい。
ソロプレイ専門のあなたも、サバイバル込みなら星5確定です。
サバイバルシュミュレーションとは、クリア後の1人用やり込みモード。
発売から半年後、20年1月にアプデで実装されました。
「そうそう、これがやりたかった!」といえるモードです。
ストーリーモードの小難しいギミックや、ダルい演出は一切無し。
シンプルな地形で押し寄せるウェーブ(敵集団)をひたすら倒し続けるのみ。頭空っぽで没頭できます。
さらに、稼いだポイントで機体を強化・開発できるのが面白い。
使える機体は味方から敵まで、本編に登場した機体ほぼ全て。
最初はいかにも量産型な機体で始まり、開発が進むほどエース機に近づきます。
このGジェネを彷彿とさせる系統図を見て、ワクワクしないロボ好きはいないと言い切れます。
絶対に途中で辞められない。ロボ好きなら最後まで開発せざるを得ないでしょう。
周回するほど機体強化が進んで有利になり、腕の上達と相まって以前越せなかったウェーブを突破できる。
先へ進むほど強力な報酬が貰えて、報酬で機体を強化すればまた先に進みたくなる。
このハクスラな中毒性が凄まじいです。
■サバイバルシュミュレーションの攻略
私はウェーブ643までクリアしました。
ここまでは根気さえあれば誰でも行けます。
どこまで進めるかは武器のDPS(火力)次第なので。
攻撃される前に一撃で倒すのが勝ち筋です。
操作テクはあまり重要ではありません。
武器はレア度によりワンパン化します。
紫(最高レア)の攻撃力は白の3倍以上。性能差がエグい。
火力3倍で世界が変わります。撃てば敵が溶けるため回避も格闘も必要ない。
つまり必要なのはテクではなく、武器収集に費やす時間+運。
たしかに最初はブースト吹かせばガス欠、
足を止めれば紙装甲ゆえにすぐ大破、
困ったときは格闘頼みでキツいです。
でも良い武器さえ落ちれば一気に楽になるので、諦めずトライ!
武器は徹甲レールガンがオススメ。
白でも攻撃力80。紫(最高レア)は180超えます。
「高火力・デカい判定・無限射程・貫通・怯み」で安定感が段違い。画面端で連射するだけでクリア可能。
ウェーブ400以降は紫徹甲レールガンの一択。他は戦力外。
ウェーブ400以降で箱を3~4時間拾い続ければ出ます。
個人的にはウェーブ600が潮時。
こちらの性能は頭打ち。ラッシュのパターンと、ほぼワンパンで撃破されるのは変わらず。一方、敵の硬さは上がり続ける。
これ以上はやってらんないっす。
サイバーゴースト(初期機体)でウェーブ50突破
→ガーディアンで100
→ベーシックで150
→サンダーボルトで200
→サンダーボルト(ハイマニューバ)
私はこんな感じで進めました。
最強機体はサンダーボルト系(ストーリーモードの主人公機)。
そこまで一直線に開発すると効率良い。
サンダーボルトは3機あり、中でもハイマニューバが最強です。
3機の具体的な性能は以下。
・ハイマニューバ:モジュールスロット4
・CQC:格闘強化型。スロット3。格闘を使わないからメリット無し
・ヘビーアームド:重量武器専用。スロット2 。デメリットしかない
強化は射撃攻撃力と防御系をメインに。
機動力はサンダーボルトの初期性能で十分です。
サンダーボルトがガス欠するほどシャカシャカ動く機会はありません。
ライバル機を含む武器固定機体は使い物になりません。
色んな機体に乗れるといっても、全て主人公機の下位互換なのは残念ですね…
まとめ
・スパロボ風味のアニメ絵
・重量物をバーニア吹かしてぶん回すフィーリング
・ロボアニメリスペクトなストーリー
・一人でやり込めるサバイバルモードで、Gジェネみたいな系統図の機体開発も楽しめる
そんな、ロボ好きにはたまらないゲームです。
最低でも[ストーリー5時間+サバイバル8時間]=13時間は熱中できます。
買って損はしないのでぜひ。