ハード・コアメカ?いいえ、ハードコア・メカ。
「最近、心躍るロボゲーが少なくて寂しい」
「アーマード・コア、ガンダム・ザ・バトルマスターの新作を待っている」
そんなあなたにオススメの作品です。
買ってすぐ3日間没頭して生活リズムを崩した私ヤギが、本作の魅力をざっくり紹介します。
(対人戦については割愛)
記事後半に、やり込みモード「サバイバルシュミュレーション」攻略も書きました。
ぜひ最後までご覧ください。
Steam/PS4/スイッチの3機種でDL販売中。
スイッチのみパケ版あり。こちらはDLCセット版↓
ハードコア・メカってどんなゲーム?
「ハードコア・メカ」とは、メカを操作する横スクロールアクションゲーム
スパロボテイストなメカをグリグリ動かし、8章計18ステージに挑むのだ!
機体から降りて生身で行動したり、横スクロールSTGになったり、強制スクロールで即死したり。
水中や宇宙、巨大ボスとの戦いなどロボアニメでおなじみの展開が待ち受けます。
ストーリーはガンダムで観たことある感じ。
地上でなんやかんやあって、ライバルとの戦い→機体大破→復活して宇宙へ→最終決戦。
素直なロボアニメ、スパロボリスペクトなノリが気持ちいいです。
ストーリーモードの他にマルチ対戦とサバイバルモードがあります。
グラフィックのクオリティは高く、近年のスパロボと比較しても遜色ない出来です。
自機の挙動はガンダム型ロボの重々しさを表現しつつ、バーニア吹かしてぶん回す立体的ダッシュで高速アクションを実現。
「ガンダム・ザ・バトルマスター」みたいな、クセになるフィーリングです。(例えがわかりにくい)
ストーリーモードは横スクロールアクションというより、ラッシュを捌くタワーディフェンス色が強め。
道中がわりとスカスカ。
地形や敵を無視してダッシュでかっ飛ばし、ステージ奥の敵を倒せば次フロアへ移行するガバ仕様です。
アイテムも、シールドやタレットなどタワーディフェンスでおなじみの物が揃います。
よって、マリオやロックマンですぐ穴に落ちて嫌になっちゃう方もサクサク進めるでしょう。
反面、ガチの横スクロールアクションがプレイしたい方は「なんか違う」と感じるかも。
クリアタイムは、デモを飛ばして5時間ほど。
短いといえば短いけど、良好なレベルデザインで歯ごたえがあるため満足感があります。
ストーリーモードだけでも「買って損した」とは思わないはず。
ストーリーモードだけなら星3
「買って損した」とは思いません。
しかし正直なところ、ストーリーモードだけならAmazonレビューでいうと星3です。
機体を変えることはできず、カスタムは申し訳程度。そのため、やることがずっと同じ。
道中で多彩な武器を拾えるけど、拾った武器装備中は格闘が使えない上に初期武器の方が強いという罠。
ステージの変化はあれど、変化=縛りプレイなのでダルいです。
ブーストでかっ飛ばすのが楽しいだけに、ステルスプレイやたまに入る生身パートでストレスを感じます。
特にダルいのが6章を丸々使ってやらされるSTG。
「ニーアオートマタ」のSTGパートなんて比較にならないほどダルいです。二度とやりたくない。
なぜか無性に「ダライアス外伝」や「Gダライアス」がやりたくなる。
このように星3な作りなので、「買って損した」とは思わないけどクリアした満足感で十分。
周回してカスタムをコンプしようとか、Sランクを取ろうとは思えません。
でもストーリーはチュートリアルにすぎないのです。
本作のメインは「サバイバルシュミュレーション」。これが熱い!
サバイバルシュミュレーションが熱い!
「ストーリークリアしたら終わり?ストーリーの使用機体は固定だし、対人戦でオタクにボコられるのは嫌だし、色んな機体があっても意味ないじゃん。」
そう思った方、ご安心下さい。
ソロプレイ専門のあなたも、サバイバル込みなら星5確定です。
サバイバルシュミュレーションとは、クリア後の1人用やり込みモード。
発売から半年後、20年1月にアプデで実装されました。
「そうそう、これがやりたかった!」といえるモードです。
ストーリーモードの小難しいギミックや、ダルい演出は一切無し。
シンプルな地形で、押し寄せるウェーブ(敵集団)をひたすら倒し続けるのみなので頭空っぽにして没頭できます。
さらに、稼いだポイントで機体を強化・開発できるのが面白い。
使える機体は味方から敵まで、本編に登場した機体ほぼ全て。
最初はいかにも量産型な機体で始まり、開発が進むほどエース機に近づきます。
このGジェネを彷彿とさせる系統図を見て、ワクワクしないロボ好きはいないと言い切れます。
絶対に途中で辞められない。ロボ好きなら最後まで開発せざるを得ないでしょう。
周回するほど機体強化が進んで有利になり、腕の上達と相まって以前越せなかったウェーブを突破できる。先へ進むほど強力な報酬が貰えて、報酬で機体を強化すればまた先に進みたくなる。
このハクスラな中毒性が凄まじいです。
■サバイバルモードの攻略
ウェーブ340まで進めました。
プレイヤースキル関係なく、ここまでは誰でも行けます。
サバイバルモードの攻略、といっても実は立ち回りや機体性能はあまり重要ではありません。
どこまで進めるかは武器のDPS(火力)次第です。
武器はレア度による性能差がエグい。
白と紫(最高レア)では火力10倍差がつきます。
火力3倍でも世界が変わる。
撃てば敵が溶けるため回避を頑張る必要なし。
格闘の使い所も無い。攻撃力が低いしスキが大きくてリスキーなので。
よってガバい立ち回り、低い機体性能でも良い武器さえあればゴリ押せます。
たしかに最初はブースト吹かせばガス欠、足を止めれば紙装甲ゆえにすぐ大破でキツい。武器も弱くて格闘頼み。
でも良い武器を入手したら一気に楽になるので、諦めずトライ!
自分の場合、
サイバーゴースト(初期機体)でウェーブ50突破
→ガーディアンで100
→ベーシックで150
→サンダーボルトで200
→サンダーボルト(ハイマニューバ)で340
こんなペースで進めました。
最強機体はサンダーボルト系(ストーリーモードの主人公機)。
そこまで一直線に開発すると効率良いです。
対抗馬となるライバル機は武器固定なので弱い。
色んな機体に乗れるといっても、全て主人公機の下位互換なのは残念ですね…
サンダーボルトは3機あり、中でもハイマニューバが最強です。
3機の具体的な性能差は以下。
・ハイマニューバ:モジュールスロット4が嬉しい
・CQC:スロット3に減ったかわりに格闘が得意。でも格闘を使わないので無意味
・ヘビーアームド:スロット2 で、かわりに重量武器が使える。スロ2は痛いし、重量武器は使いづらいので出番なし
強化は、射撃攻撃力と防御系をメインに。
機動力はサンダーボルトの初期性能ぐらいで十分です。
裏を取って即撃破が基本なので、サンダーボルトがガス欠するほどシャカシャカ動く機会はありません。
まとめ
・スパロボ風味のアニメ絵
・重量物をバーニア吹かしてぶん回すフィーリング
・ロボアニメリスペクトなストーリー
・一人でやり込めるサバイバルモードで、Gジェネみたいな系統図の機体開発も楽しめる
そんな、ロボ好きにはたまらないゲームです。
最低でも、ストーリー5時間+サバイバル8時間は熱中できます。
買って損はしないのでぜひ。