マークオブニンジャってどんなゲーム?
海外製ninja
「mark of the ninja」(マークオブニンジャ)とは、忍者を題材にした2Dステルスアクション。
舞台は現代。雰囲気は和風というよりチャイナ。
アメコミチックな世界で忍者を操り、ビルや地下に潜入して鮮やかな目標達成を目指します。
キルビルみたいな海外製ninjaでなんだか新鮮です。
・パッド操作対応(360、PS4)
・操作説明、ストーリー字幕は日本語対応
で快適に楽しめます。
2D版バットマン
アクションを一言でいうと、バットマンアーカムシリーズの2D版。
あの、グラップリングフックで上下左右に飛び回る軽快なフィーリングが2Dで楽しめます。
グラップリングで足場に飛び乗ったり、壁や天井に張り付いたりと自由自在。
アクションのキレが良く、ダッシュも早くてサクサク進めます。とにかくテンポが良い。
カートゥーン調キャラが滑らかに動くので見た目も楽しい。
昔ながらの2Dアクションと、アサシン系3Dゲームの高い自由度が融合したハイブリッドなゲームといえます。
攻略の自由度
攻略の自由度が高いのも魅力。
ステージはメトロイドヴァニア※っぽく入り組んでおり、上下左右から潜入できます。
(※「メトロイド」「悪魔城ドラキュラ」シリーズのような探索型2Dアクション。)
排気口に入る、床下に潜る、室内を避けて屋上を通り抜けるなど潜入の仕方は自由。
チェックポイントを越えれば先に進めるので、クリア目的なら隠れる必要すら無い場所も多いです。
暗殺方法の自由度も高い。
・クナイを投げて注意を引いて背後から近寄る
・あえて走って音を立てて敵をおびき寄せる
・ギミックを利用して一網打尽!
などなど。
意外な方法が成功して自分でも驚くこともあります。
・時間、リトライ制限無し
・リトライのロード時間無し
も嬉しい。
ストレス無く多様な攻略を試せます。
背後からスニークキルでサクッ!は何度やっても気持ちいい。
レバー入力をミスると「不完全キル」で音が出ます。
2Dステルスアクションって、個人的にはかったるい印象があります。イベントでムリヤリやらされる消化試合みたいな。
でも本作のステルスは軽快・爽快です。
クリア後も「次はこんな○し方を試してみよう」とイメージを膨らませ、プレイヤースキルを高めながら何度も楽しめます。
ボリューム
ボリュームも十分。
やり込み要素を全部すっ飛ばしても、初見クリアに5時間かかりました。
さらに、やり込み要素が豊富です。
1周クリアすると「New Game +」が解放されます。
便利機能が削られ体力が減る高難度モード。
新しいチャレンジや報酬も追加。
やり込み派はクリア後が本番です。
スコアアタックも熱い。
最高評価は取れそうで取れない絶妙なライン。
リトライが軽快なので何度も挑戦したくなります。
■スコア要素
・攪乱ポイント、隠密ポイント、ノーキルなどのボーナス
・封印:ステージごとに設定されたチャレンジ項目
・書物:各マップに3つ隠された巻物
長く遊び込めるし、1周で満足しても値段分は確実に楽しめます。
その他
気づかれると面倒なので、基本的に片っ端から殺っちまう方が簡単です。不殺プレイは上級者向け。
敵に「ん、様子がおかしいぞ?」と気づかれると警戒モードになり、この間に発見されると攻撃モードに移行。銃撃にさらされスコア減点されます。
購入前のイメージと違ったのはギミック要素の多さ。
後半は敵よりギミックの方が厄介です。ステルスよりアクション要素が強め。
壊れる足場やトラップ、動く箱に乗ってレーザーを遮りながら進むあたりはロックマンシリーズを彷彿とさせます。
まとめ
アクションはもちろん、見た目でも楽しめる良作です。
「アサシンクリード」「バットマンアーカム」シリーズのような3Dアサシンゲーの面白さを2Dに逆輸入した、不思議な感覚がありました。
ステルス好き、
2Dアクション好き、
キル・ビル好きな方はぜひ。