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バイオハザード0【感想/評価】面倒くさがりがプレイしたら大変なことになった

投稿日:2019-12-23 更新日:






私はネット料金を振り込むのが面倒くさい。
カード払いにするのも面倒くさい。
結果、料金滞納により月一でネットが止まります。

そんな面倒くさがりの私がバイオハザード0をプレイしました。

記事をご覧のあなた、
「0」と「biohazard」がセットの「バイオハザード オリジンズコレクション」を買って「0」だけ積んでいませんか?

私はsteamで2作買った後、2年間「0」だけ積みました。
なぜなら「0」はバイオ史上最強に面倒くさい作品。

何回挑戦しても、ダクトでアイスピック送る辺りで投げちゃう。

バイオシリーズ全作品クリアを目指して、今回は頑張ってクリアしました。(難易度ノーマル)

当記事では本作の何がどう面倒くさいのかを解説しつつ、面倒くさがりが「0」に挑むとどうなるかをお伝えします。

 

バイオシリーズを全作プレイし、レビュー記事を作りました。
シリーズに興味のある方はこちらのまとめ記事をご覧下さい。




バイオハザード0ってどんなゲーム?

バイオハザード0はシリーズ第5作。
2002/11/21発売のゲームキューブ用ソフト。

「1」以前のシリーズ史上最も過去。全ての事件の始まりを描きます。

主人公は「1」でクリスのパートナー役だったレベッカ・チェンバースと、新キャラの囚人ビリー・コーエン。

過去作の登場人物や大企業アンブレラを掘り下げ、背後関係の理解が深まるシナリオです。

■あらすじ

1998年7月23日。
ラクーンシティ郊外の山地では、人が食い殺される事件が頻発した。

ラクーン市警は新米隊員レベッカ・チェンバースを含む、S.T.A.R.S.ブラヴォーチームを現地へ急行させる。

チームを乗せたヘリは謎のエンジントラブルにより現場近くの森で墜落。
脱出した隊員は、大破した囚人護送車を発見する。

チーム隊長・エンリコは、護送車から脱走したと見られる元海兵隊員・ビリーの行方を追うよう隊員に指示。

事件はやがてラクーン全土を巻き込む大惨事に発展する…

 

圧倒的なクオリティで驚愕した「biohazard」(以下、1リメイク)の8ヶ月後発です。
よってグラフィックは1リメイクに負けず劣らず、一枚絵のCG背景で最高レベル。

オリジナル版は操作性が悪いらしいけど、HD版はアレンジ操作の恩恵で快適に動かせます。

 

・パートナーザッピング
・アイテムボックス廃止
この2システムが本作最大の特徴。

キャラ×アイテム、面倒なシステムがダブルで掛け算状態です。
これによりプレイヤーに手かせ足かせをハメる、シリーズ中最も面倒くさい作品

以下、その面倒くさい2システムを詳しく紹介します。

 

パートナーザッピング

操作キャラを常時、任意で交代する「パートナーザッピングシステム」。

過去作も主人公は2人が基本です。
「1」「2」はゲーム開始時に選択、「ベロニカ」では中盤から交代する形式でした。

「0」でついにリアルタイム切り替えが実現。
ワンボタンで「ドックン」とシームレスに切り替わります。

パートナーが近くにいればアイテムを交換・組み合わせ可能。
キャラの切り替え必須な、過去作とは違う趣向の仕掛けもあります。

 

操作しないキャラには「追従・待機」を命令。
待機させたキャラはそのエリアに留まり、2人それぞれ別エリアで行動できます。

パートナーの置き方や切り替えに使用制限はありません。この自由度は画期的です。

だからこそ初見で使いこなすのはムリ。
切り替えの使い方を間違うと先に進めないので、攻略チャートを覚えるまでは単純にしんどいです。面白味を感じる余裕がない。

結局のところ攻略ルートはパターン化するため、使いこなせば自由度を楽しめるわけでもありません。

キャラ切り替えの高い自由度は、バイオハザードのゲーム性と噛み合っていない気がします。

 

本作の協力システムを引き継ぎ、相方がNPC(AI)になったのが「5」。
相方のバカAIにイライラするので5の共闘も不評です。

2人一緒なら体力は実質2倍!
なんて美味い話はありません。

戦闘時に2人いるメリットはゼロ。

同時攻撃の火力より、2人同時に攻撃されて総ダメージ2倍食らうデメリットが圧倒的です。

でも単独行動だとアイテム枠が少なすぎるから2人で行きたい。
もどかしい、ジレンマを抱えたバランスは良くできてます。

 

アイテムボックス廃止

アイテムボックス廃止。
持てないアイテムはその場に「置く」。

上の画像の、地面にキラキラ光るモノは自分で置いたアイテムです。

どこでも置けるし、置いたアイテムはその場にずっと残る。
マップに表示されるから置いた場所を忘れても大丈夫。

バラバラに置くとややこしいので、自分なりに「ここをボックスとする!」って感じでアイテムの置き場を決めましょう。
何度も通ることになる、タイプライター周りがおすすめ。

 

・ボックス廃止
・アイテム枠が少ない
・イベントアイテムが多い
よって、アイテム枠のやりくりが大変です。

2人とも「1リメイク」のクリスと同じ6枠。2人合わせても12枠。
しかも大型武器のフックショット、ショットガン、グレランは2枠使用。

弾3種のグレランはせめて1枠にしてほしい。
弾を持つと5枠埋り、ほぼグレラン専用キャラになります。

特にウザいのがフックショット。
序盤に登場し、後半にも使うイベントアイテム。
戦闘では一切使えません。後半までずっと邪魔です。

フックショットを使うときは、2人分断されて大ピンチがお約束。
とにかくフックショットが絡むとロクなことがない!

 

シリーズ最難度

シリーズ中最も難しいと評判です。

同じくシリーズ最難度といわれるのは、旧バイオ集大成の「ベロニカ」。

・長い攻略チャート
・初見殺しボス
・不親切なキャラ交代
で難易度が高い。

 

一方「0」は、新システム(交代・置く)が初見殺し。

さらに、

・レベッカが紙体力。 (1回噛まれたら黄色)
相方のビリーはハーブ調合が出来ません。能力チグハグなコンビでもどかしい。

・序盤~中盤の回復アイテムが少ない

・敵が強い※

よって、最高に難しく面倒くさいバイオです。

 

※「0」の強敵を紹介

「スティンガー」

ラジコン操作バイオ史上屈指の巨体を誇る強敵が序盤に登場。

武器が乏しいので、こんな化け物をナイフで撃退するハメになります。
なぜかハサミが敏感で、1回斬るとひるむので実は弱い。

 

「人型ヒル(擬態マーカス)」

出来損ないの泥人形みたいな姿と、壊れたオモチャのような動きがキモい!

火炎以外には異様に耐久力が高く、火炎以外で倒すと自爆して大ダメージ。

 

「エリミネーター」

ショットガン数発食らっても怯まず元気な猿。
見た目はただの日本猿なのにエリミネーターとか名前ついてんの笑う。

 

「ハンター」

初代のトラウマ敵がやっぱり登場。
両利きになった上に体と判定がデカい。2体に囲まれると通り抜けることもできず、被弾モーションで動けず、レベッカなら簡単に死ねます。
コイツが恐いのでインクリボンが手放せません。

 

「ベロニカ」と同じぐらい不親切なキャラ交代の詰みポイントがあります。

具体的には中盤のプロトタイラント戦。
ボス手前でパートナーと分断され、アイテム持ち逃げされた状態に。受け渡しもできないのでセーブすると詰みます。

アイテム枠がたった6個なので、そもそも1人にされるとキツい。
しかもこのプロトタイラント、プロトタイプのくせに硬いし強い。ただのスーパータイラントじゃねーか。
半端な火力では倒せません。

2人で行っちゃった場合のプロトタイラント(2戦目)も相方が殴られ続けて大変。

準ラスボス&ラスボス戦も、総火力・回復アイテムが足りないと詰んでる。

 

研究所のフックショット使用後も鬼門です。
紙体力のレベッカが、ハンター2体や擬態マーカスに襲われて大ピンチ。

アイテム受け渡しと交代が可能で、こまめにセーブすればなんとかなるのが救い。

 

面倒くさがりがプレイしたら大変なことになった:引っ越し業者になった

本作を面倒くさがりがプレイしたら大変なことになりました。

面倒くさがりはベットや机の周りに使うものを全部置きたい。
だから調味料やら何やらでゴチャゴチャになる。

そんな人が「0」をプレイするとどうなるか…
結論からいうと、引っ越し業者になりました。

というか、誰がプレイしても引っ越し業者になります。

 

「アイテム管理がわずらわしい」
この一言に尽きます。

結局、ボックスの便利機能を全て手作業でやってる。
アイテムボックス廃止&置くシステムは手間ががかかるだけで面白さにつながっていません。

「列車→養成所→ 研究所→工場→処理場」と探索エリアが変わります。
そのたびに手作業でアイテムをお引っ越し。

私は実生活で引っ越しを4回経験済です。
同回数の引っ越しを本作で体験しました。

2人で3往復し、地面に置いたり拾ったり。これが面倒くさいのなんのって。
今は使えなくていいから引っ越しのときだけ風呂敷につつんで沢山持ってくれ!と言いたくなる。

2人がアイテムをエレベーターで繰り返し運ぶ様は、もはやただの引っ越し業者です。

 

少ないアイテム枠でやりくりできるなら置くシステムも楽しめたかもしれません。
しかし2枠武器と過去作以上に多く持たされるイベントアイテムで引っ越し業者は避けられない。

せっかく探索してアイテムを見つけても、常にアイテム枠がパンパンで持てません。
その場に置くことになり探索の喜びが半減。

最序盤の、列車でのやりくり程度が楽しめる限界です。

 

「0」に近いシステムでは、「1リメイク」に上級者向けの「リアルサバイバルモード」があります。
このモードはボックスによるアイテムワープができません。

でもリアルサバイバルモードをやるのは、何周かクリアして攻略チャートを知りつくした熟練プレイヤーです。だから先読みしてアイテムをやりくりできます。
ボックスにはアイテムを収納できるし、自キャラが1人なので整理も簡単。

対して「0」は、初見でリアルサバイバルなんぞ比較にならない面倒を強います。

 

固定カメラと「置く」システムの相性が悪い。

固定カメラの遠近感で位置関係がわかりずらい。真上視点が欲しい。

カメラを動かしたくなって無意識に右スティックを動かしてしまうほどモドカシイ。
ちなみに右スティックを動かすと相方が動くため「そうじゃねーんだよ」と余計に腹が立ちます。

 

置いたアイテムの拾い判定も厄介。
真上にいても拾えないことが多くストレスがたまります。
真右からのみ拾えたり、判定が重なって違うの拾ったり。

ドアの前にアイテムを置くと、拾い判定とドア判定が重なって非常にわずらわしい。
拾いに失敗するたびドアデモを2回観るハメになります。

私はアイテムをエレベーター前に置いた結果、ドアデモより長いエレベーターデモ(上り&下り)を何度も観て本当にウンザリしました。

 

1フロアに置けるアイテム数制限も面倒。
この広さなら全部置けるだろ!と言いたくなる。

カメラの切れ目や死角にアイテムが配置されることもあります。
目視できないのでマップで確認するしかない。

リアルを追求した結果、マップに頼るのはなんだか本末転倒な気がします。

 

マップのバリエーションが乏しいのもツラい。
ずっと薄暗い茶色・グレーな場所を右往左往。

「1リメイク」には洋館の様々な部屋、洞窟、外、汚い小屋、下水道など、同じ薄暗い中に色々な景色がありました。それに比べると見劣りします。

最初の列車が、最もマップの作りが丁寧で豪華。

その後、探索が進みエリアが変わるほど見ばえが悪くなりテンションが下がります。

後半エリアはただの通路みたいな何もないフロアが多い。
敵もアイテムも配置が雑。戦闘機会の多さに合わせて、回復アイテムが不自然に沢山置いてあります。

たぶん「1」の研究所と「2」の工場を通るけど見覚えある気がしません。過去作とのつながりを実感しにくい。

 

シナリオも特に面白い展開がない。

面倒な探索作業を繰り返して、見えてくるのは見映えの悪いマップと盛り上がらないシナリオ。

これには「制作者も途中で「0」のコンセプトに飽きたのでは?」と感じました。
制作者の飽きを感じるようなゲームは当然プレイする方も飽きる。

 

とはいえ、「0」のような作品が生まれるのも仕方ない事情があります。

1人で直線的に攻略するバイオは「ベロニカ」で行く所まで行った。行き過ぎてしまった。
実際、PS1の3作は楽しめても「ベロニカは長い・面倒、不親切でやってられない」って意見は多いです。

攻略チャートを分厚くする以外の、遊びごたえを持たせる方法を考えた回答が「0」。

制作者も難点は百も承知で「他にもっと良いアイデアがあったら教えてくれ!」という感じでしょう。

 

マンネリ打破のため、過去作の良かった部分が使えない。
本当に手かせ足かせをハメられたのは、プレイヤーではなく制作者かもしれません。

 

言いたいことは以上です。
以下、私の記事はストーリー面が薄いとよく指摘されるので最後にネタバレ全開でストーリーを解説します。

 

ストーリーのネタバレ解説

突如大量のヒルが列車を襲い、乗客乗員が全員死亡。
そこには白装束を着た青年の姿があった。

対テロ部隊のブラヴォーチームは、別件の猟奇殺人事件を調査するため現場に向かう。
途中、飛んできたヒルがヘリのエンジンに絡んで破損炎上。ヘリは現場近くの森へ墜落してしまう。

墜落しても作戦は続行。
リーダーの判断で、なぜか単独行動で現場調査を開始する。
衛生兵っぽい装備の新米隊員、レベッカも例外ではない。

初代バイオの単独行動は、洋館広いしウェスカーに意図があるからまだわかる。
エンリコの指示はマジで意味わからん。

 

レベッカはたまたま列車を発見し、壮絶な現場に遭遇する。
でも勇敢に調査を続行。

レベッカの前に、23人虐殺の容疑をかけられた元海兵隊員・ビリーが現れる。
逮捕して早く帰りたいところだが、ビリーは姿を消す。

「なによあの態度、信じらんないっ」と呆然していると、血まみれのエドワード先輩が窓ガラスを割って飛び込んできた!

なんやかんやあって再び現れたビリーは共闘を申し出るが、レベッカは「犯人と協力なんてできるわけないでしょ、ふんっ」と拒否。

その後、絶体絶命のピンチをビリーに助けられて共闘を渋々受け入れる。

 

レベッカを襲ったヒルの大群は、なぜかビリーの銃弾2発でビビって逃げる。

ヒルは謎のモブ隊員(アンブレラ部隊?)がマシンガン乱射しても全く逃げず、モブは為す術なく殺される。
主人公補正効きすぎ。

 

操縦者がいない列車は暴走。このままでは脱線して大惨事になってしまう。

2人は協力して列車を緊急停止させた。
しかし列車は止まらず、建物に突っ込んでまあまあ大惨事。

建物はアンブレラの幹部養成施設だった。
レベッカとビリーはとりあえず施設の探索を開始する。

 

同時刻、レベッカ達をモニターで監視する2人の男がいた。その2人とは、
おなじみアルバート・ウェスカーと、「2」の科学者ウィリアム・バーキン。

自分達が研究した「T-ウィルス」が猟奇殺人事件に絡んでいることに気づき、コソコソ調査中だった。

そのとき、2人が見るモニターを白装束の青年が乗っ取り「アンブレラに復讐する」と宣言する。

青年の正体を知ったウェスカーはスペンサー(アンブレラ創始者)に見切りをつける。
「私はアンブレラを捨てる」と告げ、施設ほったらかしで「T-ウィルス」の実戦試験場である洋館へ直行。クリス達と合流するテキトー&ハードスケジュールとなった。

完成間近の「G-ウィルス」研究を続けたいウィリアムは、ウェスカーと別れて施設爆破を画策する。

ウェスカーとバーキンが狭い部屋で肩を寄せ合いモニターを眺める画は笑うしかない。

 

巨大ムカデに捕まったり、穴に落ちそうになったり。
大ピンチを何度も助けられて、レベッカはビリーへの信頼を深める。

ビリーの冤罪を疑い始めたレベッカは真実を聞く。ビリーは何も答えない。

(ビリーの回想)

1年前、ビリーはアフリカ内紛を鎮圧する部隊にいた。

部隊はゲリラの集落を発見し、ジャングルの行軍を決行する。
しかしアフリカの過酷な環境と度重なる戦闘で、部隊はビリーを含め4人になってしまう。

死物狂いでジャングルを抜け、ようやく目的地についた4人は愕然する。
そこはゲリラの集落ではなかった。

偽情報に踊らされていたことに気づいた隊員達は発狂し、集落の全員を撃ち殺そうとする。
それをビリーだけが止めようとするが、殴り飛ばされ何もできなかった。

 

レベッカ達は探索を進め、マーカスの所長室にたどり着く。
そこにある若いマーカスの写真は、白装束の青年に似ている。

青年はマーカスの子孫なのか?マーカスに子供はいないはず…謎は深まる。

お前が弾くんかい!

 

ロープウェイを稼働してようやく施設ともおさらばと思ったとき、猿に襲われてビリーが水路に転落してしまう。

1人になったレベッカは、ビリーを探す途中でエンリコ隊長と再会する。

こんな状況になっても当初の目的である洋館調査に向かうというエンリコ隊長。
レベッカは、ビリーと合流後に後を追って洋館に向かうと告げる。

ビリーと合流した場所には、沢山の白骨化した死体があった。それはマーカスの実験に使われた人々。
ビリーはその光景を見て、過去の記憶と重なりマーカスに憤る。

「それが…最後に見た隊長の姿だった…」

こんなことになったのは全部アンタのバカげた指示のせいだろ!これから洋館に行く?1人でやってろ!
とは言わない。

てかこの施設の調査まだ終わってなくね?移動しちゃっていいの?

 

探索を進めた先に、白装束の青年が待っていた。
青年は変態し、姿が肖像画のマーカスに変わる。
驚く2人に、マーカス姿の青年は真実を語る。

 

10年前、マーカスはスペンサーと協力して作った「始祖ウィルス」※をヒルに投与して生物兵器「T-ウィルス」を完成させた。

※始祖ウィルス

アフリカ古代遺跡の深奥部に咲く「始祖花」から発見されたウィルス。

食べた人間の遺伝子に適合すると身体変化をもたらすが、発見された土地以外では活性を失う。
毒性が強く、適合しない場合は即死する。

アンブレラ社は始祖ウィルス研究のために設立された。

 

研究の成功で組織の支配権をマーカスに奪われることを恐れたスペンサーは、研究関係者のウェスカーとウィリアムにマーカス殺害を指示。

2人によりマーカスは殺されてしまう。
しかし実験体ヒルがDNAと結合しヒル人間に生まれ変わった。
アンブレラに復讐するため、ヒル人間マーカスはT-ウィルスをバラ撒いた。

 

そう、青年の正体はマーカス本人だったのである。
事件の真相を語った後、マーカスはヒル化が暴走して人間っぽさの欠片もない姿となり2人に襲いかかる。

 

結局のところ、なんで「もう 行かなくちゃ」になるのかわからない。
洋館調査は1回帰って準備を整えた後にしても良くね?

初代バイオでジル達が洋館に行くのは今夜(7月24日)。
レベッカ達がラスボスを倒したのは青空が見える昼、エンディングは日暮れ。

つまりレベッカはラスボスを倒した後、補給無しで洋館に直行したわけだ。
この任務、ハードすぎるぜ。

 

まとめ:正直、二度とやりたくない

6時間20分でクリア。
一見ささっとクリアできたように見えますが、

・何回も死んでやり直した分のプレイ時間は入ってない
・中盤まで進めた後、色々納得いかないので最初からやり直した

なので、実際は余裕で10時間超えます。

 

いやー大変でした。バイオシリーズで一番大変だった。

正直、二度とやりたくない。

もはや何と戦ってるのかわからない。
しいていうならアイテムと戦った、フックショットと戦った。

「こんな面倒くさいシステム誰が楽しめるの?」と疑問です。
コアなファンがいると聞くけど、少なくとも自分の周りにはいません。
ラジコン操作バイオが大好きな友人も「0」だけは投げました。

 

クリア後、ウェスカーを使うモードが追加されました。
しかし二週目行く気になれないので詳しい紹介は省きます。

ちょっとだけ触ってみたら、ウェスカーは眼力で敵を倒せる、高速移動できる。
武器が必要ないのでアイテム管理が超楽になり、サクサク移動できる別ゲーになりました。

 

「バイオハザード0」の評価

満足感:★★★
2周目いきたい感:★
話のネタになる度:★★★★

評価 63/100

 

「0」を含めた、バイオシリーズのオススメ順を知りたい方はこちらのまとめ記事をご覧下さい。

 

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