Steamゲームを個人的オススメ度でランキング。ジャンル別にまとめました。
()内は評価。評価基準↓
S:万人にオススメな神ゲー
A:良作の中でも抜けた傑作
B:良作
C:普通
D:イマイチ
E:やってられない
・主のPC(10年物のポンコツ)で動くゲームが中心
・評価はあくまでも個人的感想
・当記事は作成中
アクション (横)
ender lilies(S)
The Messenger(S)
『ザ・メッセンジャー』は2Dアクションの頂点に立つ至高の1本。
レトロフューチャーなゲーム性、グラフィック、演出、音楽、全てが素晴らしい。
美しいドット絵は懐かしさと新鮮さを併せ持つ。
好きなBGMは「Bamboo Boogaloo」。
中盤までに値段分遊べて満足し、メトロイドヴァニア要素が入る後半を遊ぶ頃にはお腹一杯状態なのは難点かも。
DEAD CELLS(A)
HARDCORE MECHA(B)
mark of the ninja(B)
The Vagrant(B)
Blasphemous(C)
ストライダー飛竜(D)
Rabi-Ribi(D)
『ラビリビ』はうさ耳娘を操るメトロイドヴァニア。
途中リタイアした。
というのもユルい雰囲気に反して、
・難易度が高い。救済要素を全部乗せてもムズい。
ザコはスルーしづらく、硬く、被ダメがデカい。
ボスの攻撃はシューティングゲームのようで避け方が全くわからない。
・操作がムダにややこしい
レバー入れ攻撃やコンボなど使いこなすのが面倒。
・導線がわかりずらいマップ
このように難易度・操作・探索のどれもしっくりこなくて、途中で投げてしまった。
Dust An Elysian Tail(D)
Guacamelee!(D)
ルチャドール(メキシコプロレスの選手)がヒロインを救うメトロイドヴァニア。
メキシコすぎるフィールドを、ときにはニワトリに変身して探索する。
ざっくりした見た目に反して丁寧な作りの良作。
ただ、好みではない。
というのも地形ギミックがメインだから。
アクション&ギミックの同時操作が必要。こういう面倒なやつ苦手なんですわ。
1ミスでやり直し。戦闘エリア以外では体力ゲージの意味が無い。
戦闘もパズル要素が強い。
バリア色に応じて攻撃を使い分けたり敵の透明化を切り替えたりとギミックがメイン。回復手段が乏しくて挽回しづらく、1ミスで萎える場面が多い。
ルチャドールはもちろん素手。
武器も魔法も使わないので攻撃の幅は狭い。自由度の高い動きやコンボは楽しめるものの、攻撃の爽快感は薄い。
フィールドは一本道かつ景色が延々とメキシコ。よって探索の楽しみも薄い。延々とパズルを解き続ける感じ。
パズル色が強いゲームが好みな方はどうぞ。
アクション (見下ろし)
Vampire Survivors(S)
異常な面白さ&安さにより口コミで大流行し、一大ジャンル“ヴァンサバ系”の始祖になった作品。
プレイして最初の頃は「値段のわりに面白いな」程度の感想だったが、やればやるほど深みにハマる。
他の無双系ゲームとはケタが違う10万以上の敵が押し寄せ、こちらはインフレ攻撃の圧で対抗するバカげた有様を何十分も見続けてしまう。
アクション性はほぼ無い。やることは方向操作とビルドのみ。攻撃ボタンすら無い。ビルドの仕様もシンプル。手と脳に全く負担をかけない。
“ゲーム性”や“面白さ”とは別物の危険な中毒性がある。脳がダメになりそう。
開発者は元々、オンラインカジノ向けスロットゲームなどの開発が本職らしい。
そのノウハウが存分に生かされており、ギャンブル依存症のように脳内麻薬がドバドバ出る中毒性を実現している。
度重なるアプデにより拡張され、やり込みボリュームはもはやフルプライスゲーム並。今後も期待できる。
危険なのであまりオススメしたくないけどオススメ。
SYNTHETIK(A)
nova drift(A)
Enter The Gungeon(A)
AKANE(B)
『AKIRA』な世界観のサイバーパンクTOKYOで銀髪ねーちゃんがヤクザを300人斬り撃ち倒す!
敵も自分も一撃死。ハードな世界観にふさわしいハードな戦いが楽しめる。
プレイヤーの視野や反応速度などを計算し尽くした、攻略が安定しそうでしないゲームバランスが絶妙。
ワラワラ出るザコの処理で必死な中、
微妙に信頼できない刀の判定、
タバコのせいかすぐ尽きるスタミナ、
完全に保護色な黒服ヤクザ、
どさくさに紛れて出てくる銃持ちヤクザ、
誘導がいやらしい忍者がミスを誘う。
運ゲーなのか?安定する攻略法があるのか?を知りたくて延々遊んでしまう。
やればやるほど集中切れてミスが増え、「こんな運ゲーやってられるか!」と投げて数時間後にまたやる。そんな良作。
HADES(C)
RPG
Nexomon: Extinction(B)
『ネクソモン』はポケモンのオマージュ作品。
本家の劣化版ではなく簡略版って感じ。
簡単ゆえに遊びやすいので、難しいシステムとかフラグ立てが面倒で何年もRPGから遠ざかっていた自分もすんなりハマった。
サクサクやって17時間でクリア。
ボリューム十分でストーリー演出の盛り上げが素晴らしく、エンディングにしっかり満足感がある。
とっつきやすい反面、キャラごとの個性や育成の幅は狭い。相性合わせて殴るのみ。
本作をきっかけに他のRPGも遊びたくなってきた。
RPG復帰勢に最適な一本。
Monster Sanctuary(C)
『モンスターサンクチュアリ』は、
・フィールド探索 →メトロイドヴァニア
・パーティー編成 →ポケモン
・戦闘 →3対3のターン制
この一見バラバラな要素を強引に合体したRPG。
プレイするとやはりチグハグな気が。
エンカウントでフィールド探索のテンポが削がれ、敵が硬くて3倍速にしてもモタつく。
ザコ戦は相手関係なく毎回同じことの繰り返し。(戦闘後にHP・MP全快)
UIの細かい不満も。
モンスターをわんさか持ち歩ける仕様のため選択がめんどい。(中盤から整理可能)
特にフィールド上のお供モンスターの選択がめんどい。種類被りを非表示にしてほしい。
難易度は高め。
戦闘は相性などをちゃんと理解する必要がある。テンプレ構成以外では詰みがち。
探索はややこしい謎解きや異様にシビアなアクションが求められる場面がちらほら。
戦闘自体は面白い。
スキルツリーとシフトでキャラの個性、育成の幅がある。チマチマしたドット絵も素敵。
総じて、カジュアルな見た目と裏腹に腰をすえてじっくり遊ぶ系。サクサク感を期待するとツラいかも。
デッキ構築
Slay the Spire(S)
『スレイザスパイア』 はデッキ構築ローグライクの元祖にして完成形、もはや説明不要の超名作。
個人的にデッキ構築ローグライクはこれ一本で十分。
Monster Train(C)
『モンスタートレイン』は爽快感重視のデッキ構築ローグライク。
自慢のデッキで、列車に攻め込む敵をバッタバッタとなぎ倒す。
最初こそ「ハマれる一作を見つけた!」と思ったけどなぜかイマイチ熱くなれない。
評価を下すにはプレイ経験が浅すぎるが、攻略しようと思えない時点で個人的にはダメっぽい。
イマイチに感じる理由は以下2点。
①デッキ構築が大味
カードゲーらしいデッキ構築・運用の醍醐味が薄い。
お決まりのユニットを配置してバフを乗せるだけなので毎ターン、強いカードを出すのみ。
コスト軽減や追加ドローなどにあまり意味を感じない。
もはや自分がバフ担当作業員のように感じ、「もうオートで戦闘してくれ」と思った。
階層ごとの操作が面倒なも作業感の要因。
1階にバフかけて、3階に移動してまたバフかけて~と面倒くさい。
②ローグライク要素が薄い
クランを選んだ時点で目指すデッキは決まり、ショップやイベントで融通が利く。
ユニット容量に限りがあるため、前半にユニットを揃えたらもう仕入れる必要は無い。後は強化を重ねてラスボスに備えるだけ。
そのため何回やってもプレイ内容が変わり映えしない。ラスボスまでの道中が消化試合。
ランダム性の荒波に揉まれてプレイ方針がブレながら勝てる形を模索する醍醐味が薄い。
その他
Road Redemption(B)
DRAINUS(B)
『ダライヌス』は、『グラディウス』と『ダライアス』がフュージョンしたようなタイトルでわかる通りレトロSTGオマージュあふれる作品。
臨機応変にバリアを張って弾吸収するあたりは『斑鳩』の趣もある。
美しいグラフィックは観ているだけで癒やされる。
難易度ノーマルならほどよくヌルくて遊びやすい。
というのも、
・回復アイテムが山ほど出る
・復帰ポイントが小刻みかつリトライ制限無し
2周目ノーコン縛りなら普通にムズい。
あと、道中はいくらでも回復できるけどボス戦は途中&復帰後に回復できないのがツラい。残機があまり意味ない。
自機育成要素は1カテゴリー1種類縛りで自由度低め。初見でカスタムの優先順位を迷わない程度。
上位難度が複数あり、やり込む気があれば長く遊べる。
とはいえ、どうせやり込むならオマージュ元のゲームをやりたいと思ってしまう……
そんな気持ちも計算のうちなのか、2周するとプレイ時間がちょうどSteam返金期限の2時間を超える。「2時間で元をとらせる。絶対に返金させない」意気込みを感じた。