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HADES (ハデス)【感想/評価】ゲームは総合点じゃないですよ

投稿日:2021-11-01 更新日:

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近年稀にみる神ゲーと評判の作品です。

私はプレイ動画を観てピンと来なかったので「セールが来たら買おう」とスルーしていました。

2021年10月、ついにハロウィンセールで30%offの1799円!

それでも購入を躊躇し、セールが終わるギリギリに清水の舞台から飛び降りる気持ちで購入しました。

そんなドケチな私の、率直な感想をお伝えします。








「HADES」(ハデス)ってどんなゲーム?

HADESとは、クォータービュー(斜め上視点)で駆け回り敵をなぎ倒すハイスピードアクション・ローグライク※です。


語源はPCのターン制RPG「Rogue」。

ランダム性で毎回異なる展開になるため、飽きずに何度も遊べる中毒性があります。
日本では「不思議な(の)ダンジョン」シリーズでおなじみ。

 

ローグライクの主な特徴は次の2点。

・自動生成ダンジョン
マップ構造、出現アイテムがランダム。

・死んだら最初からやり直し
キャラの強化や入手アイテムは初期状態に戻されて最初から。
近年のローグライクは周回を持ち越す要素を増やして死に戻りのハードさを緩和しています。

 

おすすめローグライク↓



舞台はギリシャ神話。
父・ハデスの支配下にあるザクレウスが、オリュンポス12神に助けられながら地上を目指して冥界の底から家出します。

 

全4エリア。
敵を全滅させて次フロアへ進み、ボスを倒すと次エリアに進む構成です。

他のローグライクとは一味違う、本作の特徴は次の3点。

・美しいグラフィック

・軽快な操作感
軽快さは横スクロールなら「DEAD CELLS」、斜め上視点なら本作って感じ。
武器は6種類から選択。近接から射撃までどれもキビキビ動けます。

・膨大なテキスト
膨大なテキストが用意されており、世界観が膨らみます。

 

ローグライクといえば高難度。本作も例にもれず難しい。
でもプレイを重ねればなんとかなる希望があります。

なぜなら、周回しても持ち越すアップグレード&隠し要素が強力だから。
稼いだ報酬をつぎ込み、有利効果をゴリゴリ積めます。

報酬は少なく、何周やっても全く底が見えないほど全解放までの道のりが長い。

ローグライク自体の中毒性と、「稼ぎ」の中毒性がかけ合わさり時間が溶けます。

 

率直な感想

率直な感想をいうと、3時間で飽きました。

以下、理由を述べます。

 

私は開始30分で「単調だなぁ…」と感じ、3時間で飽きました。
そのまま惰性でプレイを続けて、何度かクリアして「もういいや」って感じ。

 

やることといえば、代わり映えしない戦闘の繰り返しで単調です。

1周40分間、各エリア数パターンの敵ラッシュをひたすら捌くのみ。
周回を重ねて慣れるほど各武器に1つのビルド&1つの強行動特化になり、単調さが増します。

また、アクションは軽快だけど敵が硬すぎて意外と爽快感がありません。
サクサクと敵ラッシュを捌くというより、同じ技でサンドバックを殴り続ける印象です。

 

ランダム性の遊びが少ないのも単調な要因。

ルート・ボスの分岐無し。

道中は報酬の種類を選ぶのみ。選ぶといっても、優先順位が明らかなので一択です。
ボスは各エリアにつき1種類。「お姉さん、骨、牛、ハデス」の4体だけ。

強化のランダム性は、強化を選択する機会が少ないため引きに応じたやりくりを楽しむ余白が無い。

 

つまり、
変化や選択の遊びが無く、
武器種ごとの同じ動きで、
同じステージで同じ敵をひたすら殴る。

そんなゲームです。

 

テキストは素晴らしい作り込み。日本語訳もありがたい。

しかし、頭空っぽでローグライクやりたい人がいちいちテキスト読むか?って話です。

読みませんよ、私のような人間は。
台詞なんて飛ばして飛ばして、アイテム買う&バフ効果を選ぶだけ。

周回を重ねると長台詞の掛け合いや間をとる演出がむしろダルい。人によっては難点になり得ます。

 

まとめ

プレイ体験はタルタロスのような奈落であり、カオスのような虚無。
例えるなら、ひたすらパチスロ回す感じ。(パチンコやったことないけど)

単純・単調だからこその中毒性があります。
次周に持ち越すやり込み要素が豊富で稼ぎの熱中度も高い。
たしかに時間が溶けます。

総じていうと、値段相応です。
定価2570円を考えれば良作。ましてセールで30%offなら不満はない。

ただ、過大評価されすぎ※だと思います。
プレイ動画を観てピンとこない方は、プレイしてもやはりピンとこないでしょう。


・2020年「Game of The Year」ノミネートで唯一のインディーゲーム
・「Indie Live Expo Award」大賞受賞
・TIME誌の2020年「年間ベストビデオゲーム10選」第1位

ローグライクとしては凡庸。

個人的には、
グラフィックやストーリーに見どころが無く、操作性に難があり、色々と粗だらけの「SYNTHETIK」の方が断然面白い。
本作の10倍は私を本気にさせてくれました。

ゲームの面白さは総合点じゃないですよ。







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