レース×アクション×ローグライク
「Road Redemption」とはレース×アクション×ローグライクなゲームです。
大ジャンプしながら鉄パイプや刃物、銃器に爆発物でライバルを攻撃してゴールを目指すレーシングアクション。
そこに育成&ローグライク※要素を融合。
結果、ガッツリ遊び込めるヒャッハーな傑作が誕生しました。
■操作 (PS4コントローラー)
・ステアリング (アナログ左右)
・加速 (R2)
・ブースト(R2を2度押し)
・急旋回 (L2):ブレーキを兼ねる
・ジェット (L1)
・武器選択 (方向キー):同方向に入れると武器切り替え
・攻撃 (X)
・ガード (A)
・蹴り (B)
大陸横断レース
「アウトラン」「ラビットモービル」のような大陸横断レースを戦います。
複数の区間「セクション」で構成された「ラン」完走が目標。
アメリカンな緩い道が続きます。
道幅は広く、コース脇のオフロードや急斜面も走行可能。
ブーストとジェットを組み合わせて大胆にショートカットできて自由すぎ。
こんな道が多いためアメリカでは飲酒運転や携帯いじりの規制が緩いらしい。
普通の大陸横断レースではありえないコースも登場します。
「屋上」
ジェットパックで高層ビルの屋上を飛び移るアスレチックコース。
走行(飛行)ラインが逸れるとビルの谷間へ一直線。
「幻覚ケミカルゾーン」
謎の超常現象で路上がカオス。
一番カオスなのはネーミング。
「スターロード」
開発者はマリカーファンなのでしょうか。
普通の大陸横断レースと違うのは、セクション終了後にアイテムを購入できる点。
買ったアイテムのバフ効果はラン終了まで続きます。
後半ほどアイテム盛り沢山、バフ増し増し状態で楽しい。
アイテムの品揃えはランダム。
アイテムの「引き」を期待する中毒性、欲しいものが無ければ次のストアまでゴールドを温存する戦略性を楽しめます。
達成目標「ミッション」も特徴的。
・レース:3位以内に入る
・ターゲットの撃破:マーカーがついた5、6体の敵を倒す
・スプリント:時間内にゴールする
・ボスを倒す
この内いずれかが設定され、失敗すると最大体力25%減少。
失敗してもゲームオーバーにならないのがミソ。次戦以降で挽回可能だからやる気が続きます。
ゲームオーバー後は、稼いだゴールドとアイテムはリセット。次回は初期状態でスタートします。
一方、稼いだ経験値(XP)で獲得したスキルは永続。
セクションのショートカットやマシンのアンロックもあり、プレイを重ねるほど選択肢が広がります。
アイテム、ミッション、ランダム性。
これらの味付けにより「大陸横断レースがこんなに面白くなるのか!」と驚きます。
ビルの屋上や雪山に突入!
見たこともない景色が現れ、いつもより少し先のセクションに進めた喜びが湧きます。
これぞローグライクの醍醐味。
殴る蹴る
挙動はまるでFF7のバイクミニゲーム。
安い挙動で殴りまくり。
でも意外と奥が深いです。
守り方1つとっても、
・左右に避ける
・ブーストで前にスカす
・減速して後ろにスカす
・ガード
・蹴り
など、様々な使い分けが考えられます。
高難度では状況に応じた1つ1つの選択が勝敗を分ける。
武器の扱いも重要です。
ライバルを倒すと体力・ブースト・武器・ゴールド・XPを入手できるのでバトルは必須。
最初は鉄パイプをブンブン振り回すだけで全然倒せなかったのに、いつの間にか武器のリーチや相対速度を考えてテキパキと敵を倒しまくる自分の上達っぷりに驚きます。
武器は使いこなせば全種類強いし、セクションに持ち越し可能。
プレイヤーそれぞれのお気に入り武器で攻略できるのが嬉しい。
レース中もランダム要素が良い味付けになっています。
・コースレイアウト
・ミッション
・敵の種類、対向車
・出現アイテム
がランダムで、良い具合にプレイが荒れる。
「もう一回!」に手が伸びる
ゲームバランスが絶妙です。
何度ゲームオーバーになっても「もう一回!」に手が伸びる難易度。
リスク・リターンのさじ加減も上手い。
・近接攻撃は大振りで隙が大きい
・剣はリターン2倍だけどメットで弾かれる
・ブースト中はコーナリング性能が極端に悪化
・バトルに気を取られると地形や対向車への注意が疎かになり大事故につながる
このようにどんな行動もリスク・リターンがセット。
選択がちゃんと結果に反映されるため意外と大味さがありません。
ストアの買い物も悩み所です。
体力回復を買って次セクションに備えるか、それともラン全体の効率を考えて経験値アップなどを選ぶか。
慣れたら1周1時間ぐらいでサクサク遊べるため、試行錯誤しながらの周回が止まりません。
初クリアした先には高難度な世界が待ち受けます。
クリア後、高難度モード「キャンペーン+」が追加。
ステージや敵の構成が最初から難しいため1戦目クリアすら困難。
それで物足りない方は「キャンペーン++」に挑むのも良いでしょう。
腕を上げ、スキルを強化しながら長く楽しめます。
攻略
最後に、自分なりの攻略法を紹介します。
まずバイクとライダーを選択。
それぞれ性能に個性があります。
メリット効果とデメリット効果がセット。
ステータスは高いけど射撃武器が使えないとか、ブースト使うと体力が減るとか。
とりあえず、デフォの組み合わせか体力が多いキャラがおすすめです。
作戦はずばり「単体にキック、集団にダイナマイト」。
・キック
モーションの早さで一方的に殴り勝てる上、他武器と併用可能なので防御手段を兼ねます。
周りをテキトーに蹴散らすだけで強い。
蹴って相手の挙動を乱し、橋から落としたり対向車にクラッシュさせたり。
溜め、当て方によって威力が変わります。
逆サイドから勢いをつけてキックすれば大きく吹っ飛ぶ。
・ダイナマイト
2.5秒で爆発する投下型爆弾。
お手軽かつ非常に強力です。
使い方は、集団に突っ込んで爆発間際で投下。
タイミングが良ければ前方の敵も吹き飛び、自分はなぜか無事。
複数巻き込めば一気にブースト最大まで溜まります。
0.7秒で手放すのがコツ。
敵を引きつけてギリギリに投下するほど効果大。
ハンドルを切りながら置くと爆発に巻き込まれにくいです。
引きつけ中は何もできません(キックすると手放す)。起動が遅いと囲まれてボコボコにされます。
後ろから来る敵にはバックミラーを見て調整しましょう。
■武器全般の解説
・打撃武器
スコップや大型レンチといった鈍器でぶん殴る。
レベルが上がると安定して勝つのは難しい。攻防に費やす時間がロス。
・刃物
物騒な得物をヌッと背中から取り出して斬る。よく見るとグロ。
トドメを刺すと「斬首ボーナス」で報酬2倍。ヘルメットを着けた相手には弾かれます。
メット持ちが多いのであまり使わない。
・射撃武器
前方への貴重な攻撃手段。
後ろから一方的に攻撃できるのは強い。しかも防御不能。
マグナム、サブマシ、ショットガンなど種類は様々。どれも使いやすい。
照準はバイクの向きに従うため、高低差があると距離が近くても外れます。
Rスティックでエイムする必要があるけど、必死で走る最中にそんなことやってる余裕ないっす。
・設置型爆弾
近寄ってワンボタンで簡単設置。設置から2.5秒で爆発。
近接攻撃ではビクともしない頑丈な車も簡単に吹き飛ぶ。
・グレネードランチャー
前方に爆弾を発射。着弾すれば即爆発。
敵は自分の周りに集まるから前方に撃っても範囲攻撃の旨味が薄いです。
まとめ
ヒャッハーに爽快なアクション、プレイヤースキルの上達を感じ、やり込み要素もガッツリ。
あらゆる欲求に答える、ガッツリ遊び込めるヒャッハーな傑作。オススメです。