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るろうに剣心 十勇士陰謀編【評価/攻略】遊べる出来だが過度な期待は禁物

投稿日:2018-08-31 更新日:

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キャラゲー格ゲー「維新激闘編」から1年。
今度はなんとRPGでるろ剣ゲーが登場しました。不安と期待が膨らみます。
一体どんな作品なのでしょうか。プレイして確かめます!

るろ剣の3D格ゲー↓





「るろうに剣心 十勇士陰謀編」ってどんなゲーム?

るろ剣RPG

るろうに剣心 十勇士陰謀編とは、るろ剣をモチーフにしたRPG。

主な特著は、

・古臭い2Dグラフィック
・オカルト色強めのオリジナルストーリー
・じゃんけんバトル
です。
以下、詳しく紹介します。

 

グラフィックの美しさはSFC後期に負けそう。

原作よりしみったれた雰囲気です。
赤べこの奥行き、谷間の底に広がる謎の空間、荒すぎて何を描いてるのかわからない背景が印象に残ります。

 

ワールドマップは9マスのエリアに分かれており、ストーリー進行で「割符」を入手することで行動範囲が広がります。

 

ストーリーは完全オリジナル。

謎の集団「今十勇士」の陰謀に立ち向かう話です。

今十勇士は明治政府を恨むヤカラの集まり。様々な分野の達人で個性派揃い。
どこか哀れなのは御庭番衆。違う思惑でバラバラに動いてるあたりは十本刀っぽい。

大ボスは真田幸村を名乗る謎の男。
2回の負けイベントでムリヤリ圧倒的な強さを見せつけます。

ちなみに真田十勇士とは無関係です。

 

全体のノリは蒼紫編に近く、「おろー」など原作初期っぽいギャグシーンが目立ちます。

一方、原作の世界観とかけ離れたファンタジー演出もあります。
幻覚を見せる、人を操る、若返るなど原作の鵜堂刃衛を思い出す範囲に留まらず、幻獣まで出てきて原作よりオカルト色が強め。

 

主人公はオリジナルキャラ。
台詞が一切ない無言系です。エンディングまで一切喋りません。

最初に性別を選択します。性別によるストーリーの変化はなし。
男主人公なら一時加入キャラが斎藤一、女なら四乃森青紫になる違いがあります。

私は男主人公でプレイして、あの斎藤さんにRPGらしいお使いを頼まれて戸惑いました。
一時的に仲間になり、あっさり強制離脱。二度と復帰しません。

斎藤さんのことだからきっと何か企んでるに違いない!
と思ったけどただのゲスト扱いでした。

 

戦闘はじゃんけん風味の剣術バトル。

簡単にいうと、ジャンケンを6回繰り返します。

具体的には、
・タイマン勝負
・1ターン6回行動「六連撃システム」
・「上・中・下」の通常技・必殺技を行動予約
・「上>中>下>上」の3すくみ。必殺技にも相性あり

武器によって上中下の使用回数が異なり、素早いほど敵の技を多く読めます。
このキャラ性能&読みで勝率を上げる仕組み。

イベント戦は総当たり戦と勝ち抜き戦の2種類。

・勝ち抜き戦

負けた側が交代し、勝った側は続投。人がいなくなった方の負け。
1対1の場合は負けた時点でゲームオーバー。

 

・総当たり戦

1戦毎に敵味方が入れ替わり勝ち数で勝敗が決まる。

かなり変な仕様です。勝敗が決まった後は消化試合なのでやる意味が無い。
後続の弥彦達をボコボコにした敵が「負けたぜ~なんでも話すから許して~」とか言ってて不自然です。

後の先を取り合う剣術の雰囲気を表現したバトル。
数回戦うだけなら楽しいです。

しかし、凝った戦闘システムはザコ戦が面倒くさい
(これRPGの感想で毎回言ってる気がする。)

どんな弱い相手でも○ボタン連打でダメージが通らないのがダルいです。
モーションが遅いキャラは時間がかかるし、男主人公、弥彦、左之助などは戦闘開始時の前置きが長くて毎回数秒待たされてダルい。

ボスは攻撃力・体力がケタ違いなので、結局はレベリングとアイテムの量が物を言います。

結果、ザコ戦もボス戦もダルい。
RPGの戦闘システムとしては難点が多いです。

 

キャラ性能はイメージ通り。

全体的に高性能な剣心、遅いがタフな左之助。

剣心、佐ノ助、斎藤、蒼紫は必殺技を全て習得済。
時期は京都編の初期っぽいけど、九頭竜閃・天翔龍閃、二重の極み・三重の極みもあります。

主人公、薫、弥彦は最初は技が少なくて未熟。
経験値が入るのは敵を倒したキャラのみなのでレベル差がつきやすいです。
しかも勝ち抜き戦が多いのでエースキャラばかり育ちます。

ラスボス戦で使う主人公はともかく、薫、弥彦はベンチ組になりがち。

 

ダンジョンは山道、洞窟、変な屋敷の3種類のみ。

見た目がどこも同じで飽きやすい。RPGとしては致命的に地味です。

フィールドの地形が全て直角なので気持ちよく動けないのも難点。
地形が見づらく立体感の魅せ方が下手。判定がどこにあるのかわかりません。
そのため斜めに行けないし、よく引っかかるしで動きが硬いです。

 

エンカウント率の高さもツラい。

迷路マップ×ランダムエンカ×時間のかかる戦闘の三重苦。
この三重苦は最初から最後まで延々と続きます。
クリアには相当な忍耐力を要すでしょう。

 

まとめ:過度な期待は禁物

・そこそこ原作っぽいオリジナルストーリー
・独自の戦闘システム
・デートイベントなど豊富なサブイベント
など、ギリギリ合格ラインで必要な要素が揃っているので遊べます。

とはいえ、何をとってもスーファミ後期の良作RPGに勝てません。
たぶん「どうせ時間使うなら天外魔境とかやりたいなぁ~」って気分になります。

過度な期待は禁物です。






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