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★★★★★ アクション PS4

【ライズ オブ ザ トゥームレイダー】攻略/感想/プレイ:前作から正統進化 マイルドな優等生

投稿日:2017-12-25 更新日:




シリーズをリブートした前作「Tomb Raider」(2013年)の続編。シリーズ第11作目。
XBOX・PC版発売の1年後、2016年にPS4版発売。
後発なのでDLC・追加コンテンツ全部入り完全版。シリーズ20周年記念盤「20 Year Celebration」。

「ライズ オブ ザ トゥームレイダー」とは

人気シリーズ最新作


初代「Tomb Raider」(1996年、SS、PS)から続くシリーズ最新作。
考古学者でありトレジャーハンター「ララ・クロフト」の冒険を描く。三人称視点のアクションアドベンチャー。
ちなみにトゥームレイダーとは「墓荒らし」という意味らしい。



好評だった前作の設定・システムを受け継ぎ、「狩り」など様々な要素を追加して正統進化。近年の大作ゲームのトレンドをしっかり押さた安定の仕上がり。

シビアなアクション、謎解きは無いので遊びやすい。その上で歯ごたえはしっかり感じる。前作の不満点、QTEがほぼ無くなったのも◯。


時代とともに移り変わる主人公ララのビジュアル。
今回の整形、もとい顔モデルはなかなか良いんじゃないだろうか。タレ目になって女性らしさが増したような。
表情豊かになり、顔で感情を語るようになった。


光と角度によっては「ん?」と思うことはある。


帽子コスがお気に入り。


ララは考古学者。遺物を発見することで経験値や言語スキルをゲット。
様々な言語で書かれた壁画やモノリスを翻訳できるようになり、財宝の場所がわかる。


山ほどある遺物から背景設定を読み解くのも楽しみのひとつ。
中には謎解きが隠されているものがある。角度やズームを変えることで謎が解ける。グリグリ回しても解けなくてイライラー。


前作同様、ストーリーには関係ない「オプショナル・トゥーム」という謎解きマップが隠されている。数は前作5個から9個に増量。

クリアすると「エンシェントアビリティ」という特別なスキルをゲット。
なるべく早い段階でクリアした方が攻略に役立つ。というかクリア後、一気にやる気がなくなるのでその場で挑む方が良い。

ストーリー


本編は寄り道しても10時間ぐらい。短めだけど、箱庭ゲーとしては普通。
自由に操作してる時間が長いし、中だるみも無い。「十分楽しんだしそろそろフィニッシュしたいなー」というタイミングで終わってくれた印象。


ほぼララ1人の視点で展開し、他キャラの描写が浅い。そのため前作と代わり映えしない。どんなときもララの超人的な能力で状況を打破する展開。
「ストーリーを進めてデモ→キャンプで準備→次のフィールドへ」の繰り返し。

よく比較される「アンチャーテッド4」は、トレジャーハンター業を引退するかどうか悩むネイトに妻エレナや、兄サム、仲間のサリーなど、それぞれのドラマが絡む。
それに比べると単調さを感じる。

しかしララ以外の描写を濃くしたら「ララクロフトの大冒険」的な雰囲気が削がれるかもしれない。ストーリーに変化をつけにくいのはシリーズ自体が抱えるジレンマ。


前作は孤島からの脱出というわかりやすい目的があったが、今回の冒険はいわば趣味。危険いっぱいだけど危機感が薄い。こんだけノリノリで危険に突っ込んでいけばそりゃそうなるだろう、みたいな。


前作同様、消化不良な終わり方。「黒幕」の存在を匂わせたままエンディング。続編にむけてネタをストックしてるんだろう。


本作のヒロイン「ジョナ」。
終始ララをサポートする心やさしいオッサン。ヘリで誘拐されたり、生死の境をさまよったり、うーん誰得。

アクション

パルクールあり、ステルスあり、バトルあり。「アンチャーテッド」に近い。
難易度は6段階。ゲーム中いつでも変更できる。(上位3つ以外)

操作にクセがあるので慣れるまではイラつくかも。
パルクールは飛ぶ方向がわかりづらい。
戦闘では照準とカメラに遅延があるのかエイムが難しい(これでもアプデで直ってるらしい)。
カバーアクションも独特なモーションのせいで操作しづらい。どこに向かってどの方向に張り付くのか混乱。



シリーズおなじみ、大掛かりでバリエーション豊かなパルクール。タッタッタっとリズムよく爽快。ストーリーが進むにつれてできることが増えていく。
操作をミスると即死だが、リトライのロードが一瞬なので繰り返し谷底へ落ちてもストレスはない。


「インスティンクト」でアイテムやギミックが表示される。道に迷ったらとにかくR3を押すべし。迷ってなくても押すべし。
ゲームに慣れるほど常に押すようになるので親指がダルい。押し込みじゃなくワンボタンにしてくれ。


フィールド全体がアスレチックの遊び場みたい。何年か前に行った「フォレストアドベンチャー」を思い出す。


武器は、弓、ハンドガン、ライフル、ショットガン。
銃のサイレンサーがないので弓が重宝。カスタムが進めば炎、爆発、毒矢がその場で作成できる。どんな状況でもコレ一本あればOK。


毒矢が強い。序盤から使える。盾持ちの重装兵も一発。クラフトにキノコが必要だが数は十分。


近接攻撃はピッケルのみ。ピッケルにはこんな使い方もあったのかーと感心する。


やっぱりステルスが楽しい。難易度ノーマルならゴリ押しでもなんとかなるけど見つかるたびにリトライしてた。


銃撃戦以外の手段が多い。オブジェクトを投げておびき寄せたり、1秒足らずで酒瓶で火炎瓶、缶詰で爆弾を作成。
アンチャは銃撃戦が単調でちょっと・・・という人にもオススメ。


ただ終盤はひたすらドンパチが続く。テロリストを1人で壊滅させる考古学者。

成長要素


「狩り」による素材集めと装備のカスタム要素が加わった。

地形にも羽根、鉱石、キノコ、などが点在。見渡せば必ず何かが見つかるぐらい頻繁に仕込んである。クラフトしたり、武器をアップグレードしたり、RPGのように成長を楽しめる。

しかし全体的にマイルド調整すぎて、せっかく装備を整えても恩恵を感じない。
前半こそできることが多くて楽しいが、次第にどのスキルを取ってもプレイスタイルに大きな影響はなく、アイテムはあり余るのでわざわざ狩りをする必要もないことに気づく。

前作は武器のカテゴリごとに一種類だったが、本作は複数。アップグレードもこれでもかというぐらい多い。しかし結局どれを使っても大差ない。攻撃力が高いものを選べば良い。

ショップで装備を買ったりトゥームで特別なスキルを習得できるが、どれもプレイに大きな影響を与えるほどのものではない。
例えば大金つぎ込んで銃にグレネードをつけても、グレネード矢があるので使わない。

逆にいうと誰でも好きなようにプレイできるカジュアルな作りといえる。
ゲームを進めるほど「できること」の種類がどんどん増えていくので、強くなっていることは実感できる。


店主を倒して全部奪えばいいのでは。


・スキルはファイター(戦闘強化、ダメージ軽減など)
・ハンター(主に弓)
・サバイバー(クラフト、探索)
この3カテゴリ。これが無いとツラい、みたいなのは特に無いので好きなものを取ればいい。

 

ザックリとした本編の感想

冒頭の雪山から危険度クライマックス!


雪の深さに幅があり、新雪を踏んだときの「ムギムギ」「サクサク」みたいな感触が気持ちいい。キャラのリアクションや震えがリアルで、こちらまで寒くなる。
てかララは雪山に挑むにしては軽装すぎじゃね?


ジョナに2人分の荷物を持たせてるのが気になる。


ララがヤンチャすぎ。相方の負担が半端じゃない。
ピッケル一本で2人分の体重を支えるハメに。装備重量と合わせて170kg以上はあるだろ。こんなこと本当に可能なのだろうか。


戦闘ヘリに頭を撃ち抜かれるオッサン。ララを売ったのならすぐ車を止めて逃げればいいのに。


ジルとララはやっぱ尻でしょ!尻!


本作のマップは箱庭形式。ストーリーが進むとエリアが解放され、一度訪れたベースキャンプはファストトラベルで移動可能。
特定の装備がないと行けない場所は装備入手後に戻って攻略できる。取り逃しても安心。


コスチュームは見た目だけでなく、付与ボーナスが異なる。その数、なんと全30種類。


クリアするとこんなのも使える。


肉食動物が強い。エイム力の無いプレイヤーをあざ笑うかのように素早い動きで接近してガブり。


怪しい草の煙を吸って幻覚に迷い込んだり。


「いやぁーん」「えーい」とか言いながら脳天にピッケルを突き刺す。おまわりさん、この人です!


水中に引きずりこんでステルスキル!
テロリスト達も家族を人質にとられて仕方なくやってるかもしれないんだよな・・・。


ナイフも手に入れて鬼に金棒。てかこの敵、TPPのスカルズじゃね?


その戦闘能力は1個小隊(40人)以上に相当。ほぼ1人でテロリストを壊滅。


ララが通った後はペンペン草ひとつ生えない。


味方のキャンプに案内された後、すぐ目の前で盗みをはたらく。


せっかく感動の再開を果たしたのにさっそくこき使われるジョナ。



不死っていうからビビったけど普通に倒せるのね。


全くためらうことなくトドメを刺すぜ。ジョナのカタキ!(死んでない)


てっきりジョナを助けるために不死の力を使うかどうか迷う展開かと思ったら、途中出会ったイケメンの心配をしていた。ララ・・・。

 

やり込み要素


クリアデータをロードするとエピローグっぽく自由行動が始まる。手が込んでるなー。

前作はリプレイ性が一切無く、一度クリアしたらニューゲームでやり直すだけだった。
今作はマルチを削った分、シングルプレイが充実。
クリアしたエリアは「探索一覧」から自分で条件を設定して再挑戦できる。成績に応じてクレジット(ショップ用ビザンティン金貨とは別)、探索カードが貰える。

■探索カード

「探索一覧」で使用可能。
プレイヤーや敵を弱体・強化したり、開始時の武器を変更。強いメリット効果をセットするほどクリア時のスコアが減る。
ゲーム内クレジット、リアルマネーでも購入できる。

DLC全部入り

■エンジュランスモード
いわゆるサバイバルモード。本編で腕を上げたプレイヤーが実力を存分に発揮できる、やり込み派に嬉しいモード。Co-op可能。

体力の自然回復なし。マップが無いので自分の方向感覚だけが頼り。
帰還用ヘリを呼ぶタイミングでスコアが変わる。どこまで攻めたプレイをするかが問題。



肉食動物や敵対する人間、即死トラップの他に「空腹度、体温」の概念が追加。
左上のアイコンに注目。どちらも時間と共に減少し、除々に体の自由が利かなくなる。尽きると問答無用でゲームオーバー。アイテムや経験値などはリセット。

昼夜と気候が刻々と変化する。夜や吹雪では体温が早く減り、視界が悪いので食料や遺跡の発見も困難に。


・暖を取る
木を消費してベースキャンプで焚き木。ランタンを携帯。

・空腹を満たす
動植物を狩る、敵の食糧を奪って食う。危険な動物ほど回復量が大きい。

■冷酷な闇の目覚め
「探索一覧」からプレイ可能。ソ連研究所の化学兵器を発見し、毒ガスの発生を止めて脱出するのが目的。人質救出などチャレンジも多くてかなり遊べる。


科学兵器の影響か敵がゾンビ化している。攻撃力が高く素早い。


独立したマップには3か所の研究塔がある。協力者のヒントで毒ガス発生システムを操作。

■バーバ・ヤーガ: 魔女の住み処
本編マップ「ソ連の基地」から。行方不明になったナディアの祖父を探しに、呪いの谷へ。


本編より大仕掛けのパズル。1時間悩んだあげく投げ出しそうになった。

■一族の系譜:ナイトメア
クロフト邸に押し寄せるゾンビを撃退。雰囲気がバイオハザードっぽい。


やはり攻撃力が高く3発でやられる。室内なので狭く、囲まれると逃げ切れない。確実なエイムと背後をとられない立ち回りが必要。乱闘状態だった本編のバトルとは違う面白さがある。

■一族の系譜(PS VR対応)
ララが幼少期を過ごした邸宅を舞台に、隠された謎を解き明かす。探索のみでバトルはない。


これまたバイオを思わせる雰囲気と謎解き。大自然が舞台の本編にはなかったシチュエーションを用意してくれたのが嬉しい。

 

まとめ

どうやってもなんとかなってしまう優等生すぎるゲームバランスが少々物足りないが、万人向けの傑作なのは確か。

本編は短いがその分リプレー性がある。完全版に入っているDLCは遊びがいがあってやり込める。
「休日にガッツリやってクリア、その後も空いた時間にチビチビ遊べる」ゲームが欲しい人にオススメ。

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-★★★★★, アクション, PS4

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