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★★★★★ レース PS1

【R4 -RIDGE RACER TYPE 4-】攻略/感想/レビュー:グランツーリスモにガチ勝負。ナムコの本気を体感せよ!

投稿日:2017-10-07 更新日:


PSアーカイブスで発売中。「600円でどんだけ楽しめんねん!」と喜びのツッコミを入れること間違いなし。
前作→「レイジレーサー」

グランツーリスモへに真っ向勝負


「使用できる車はカラーリングも含めると300種以上!」
グランツーリスモを意識した誇大広告。
チーム(カラー)の違い、チューンナップによる同一車種が含まれている。実際は44種類。

 

GTは車好きのゲーム リッジはゲーム好きのゲーム

リッジシリーズは毎年発売されていたが、本作は開発に2倍の期間を費やした。

公式サイトの開発日誌からも、大ヒットした「グランツーリスモ」を意識していることがヒシヒシと伝わってくる。

「グラフィック」や「サウンド」そして「プログラム」、それら全体がまとまった時の「ゲーム」の質が現時点で業界最高のものでなくてはなりません。
少なくとも「シミュレーター」ではなく、「ゲームとしてのレースゲーム」という「ナムコのこだわり」を理解して下さるユーザーさんなら、何かしら我々スタッフの熱意を汲み取ってくれるかなぁと信じています。

その「ナムコのこだわり」はマジ。
グランツーリスモ1、あるいは2のような量的な進化ではない。
余計なもを削ぎ落とし、磨き抜いている。


美しい景色を、カッコいい車で、カッコいい音楽にのせて走る。ただそれだけを追及。

 

爽快感あふれる挙動

再びアーケードらしいドリフトゲーに。
レイジの、結果的に中途半端になったリアル路線の反省か。

壁にぶつかったときのロスは減り、道幅も広め。変な当たり判定もない。
ドリフトを決める気持ちよさを存分に味わえる。

 

グランツーリスモとは一味ちがうグラフィック

1998年12月発売。プレイステーション後期の中でもハイレベル。

ちなみに、1998年9月~1999年3月はPS黄金期。

・メタルギアソリッド
・クラッシュ・バンディクー3
コンバットチョロQ
・アーマードコア MOA
・ファイナルファンタジーVIII
・サイレントヒル
などなど豊作。

 


テクスチャに、事前に計算した影を描き込んでいる。計算の負担が減った分、リアルタイムの描画力がアップ。

シリーズ初のグローシェーディング(ひとつのポリゴンで色が変化)で丸みのついたツヤのあるグラフィックを実現。

エースコンバット3といい、当時のナムコは神がかっている。

 


黄色を基調にしたスタイリッシュなインターフェイス。

 

「ゲームとしての美しさ」を追及

コンセプトは「映画の1シーンを走る」。
リアルに再現するのではなく「演出された架空世界」として作り込んでいる。






色味の変化が美しい。
早朝、夕暮れ、ナイトレースなど時間帯による印象の変化。光と影のコントラストを演出。
今までの4コースから8コースに倍増。

 


↑グランツーリスモ
こちらはシミュレーターという感じ。

 

BGMのカッコよさ

大久保博、高橋弘太、中川浩二、中西哲一、境亜寿香とそうそうたるメンバーが手がけるドラムンベース。
(高速テンポのダンスミュージック。幻想的なパッド音&太い低音ベース)

激しさの中に儚さを感じる、いつまでも聴いていたいようなサウンド。
レースチームそれぞれのほろ苦いストーリーにも重なり、雰囲気を盛り上げる。

由水桂のムービーと神コラボしたオープニングは必見。




レース中の車をヒッチハイクする永瀬麗子。

 

異例のストーリーモード「REAL RACING ROOTS ’99」


コンセプトは「人それぞれのレーサー人生」
レイジレーサーで採用されたグランプリモードにストーリー展開が加わった。

4チームとそのオーナーは様々な問題を抱えているが、プレイヤーの走りを見てそれぞれの人生が動いていく。

でしゃばらない演出がオシャレ。

 


予選の順位に応じて新車がもらえる。成績が悪いと現行車のチューンアップで済まされて悲しい。
実は新車になると他チームも新車を投入するので難易度が上がる。

 


エンディングはチームごとのエピローグが流れる。
優勝の余韻を味わいながら、ストーリーの幕引きとBGMにひたる最高のひととき。

 

MMM (MICRO MOUSE MAPPY)


24歳の女性オーナー、ソフィ・シュバリエ。
レースについては素人。走りやチューンは監督ドナルドに任せっきり。
実はレースに思い入れがあり、プレイヤーとスタッフに引っ張られて成長していく。

 

PRC (PAC RACING CLUB)


今シーズンから参戦する新チーム。
オーナーは矢崎信次。RTSオーナーの息子と面識があるらしい。
最初こそとっつきにくいが、プレイヤーの走りを見て態度が変化していく。
永瀬麗子の小イベントあり。

 

DRT (DIG RACING TEAM)


弱気の冴えない中年オーナー、ロバート・クリスマンがプレイヤーを見て自信と勇気を得ていく。

難易度は最高「エキスパート」。
加速、最高速度、ハンドリング、どれをとっても他車に劣る。
さらに敵車が速い。先頭はノーミスでようやく追いつけるほどのペースでぶっちぎってる。

 

RTS (RACING TEAM SOLVALOU)


オーナーはエンキ・ジルベルト。
自信に満ちあふれておりドライバーに対する口調も厳しい。
PRCとは因縁がある。

 

デビルカーはキワモノぞろい

クリア後「エクストラトライアル」でデビルカーと対決。勝利すると入手できる。

ユートピア


これアレでしょ?砂漠とかで最高速狙うやつでしょ?
ジェットエンジンで3750馬力。最高速399km/h。
オーバルだとちょうどいい旋回性能で意外と乗りやすい。

 

エキュルイユ


軽自動車かと思いきや排気量500ccで500馬力。重量350kg。
ギア1段のみで時速300km。
車というよりは、めちゃくちゃ速い自転車のような操作感。

 

ナイトメア


「熱核融合炉」というガンダムも真っ青なエンジン。
総合性能は間違いなく最強。唯一、まともに走るデビルカー。


EXトライアルの最難関。
先行すると全くペースを緩めない。コーナー2つで目の前から消えてしまう。

こちらが乗るリザード最上級車No#10「レックレス」が扱いづらい。
曲がらず、ドリフトするとキュルキュル滑って止まらない。1ミスでアウト。

最初のコーナーからブロックし続けて一周目を耐えれば、2周目以降なぜかペースが落ちるのでなんとかなる。

 

ヴルカーノ


「対消滅反重力エンジン」という別の銀河にでも行けそうな動力。
タイヤが無いのにドリフト。エンジン音も「キューン」だったり色々おかしい。
加速が速すぎ、挙動がクイックすぎて乗りにくい。

 

おわりに

ナムコの意地を感じる作品。
独自のスタイルをつらぬいてグランツーリスモに負けないものを作り上げた。

リッジシリーズ最高傑作として語りつがれる傑作。

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-★★★★★, レース, PS1

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