Steamゲームを個人的オススメ度でランキング。ジャンル別にまとめました。
()内は評価。評価基準↓
S:素晴らしすぎて驚いた神ゲー
A:良作の中でも抜けた傑作
B:良作
C:普通
D:イマイチ
E:やってられない
・主のPC(10年物のポンコツ)で動くゲームが中心
・当記事は作成中
もくじ
- 1 アクション (横)
- 1.1 ender lilies(S)
- 1.2 The Messenger(S)
- 1.3 DEAD CELLS(A)
- 1.4 Neon Abyss (A)
- 1.5 Broforce (A)
- 1.6 SteamWorld Dig 2 (B)
- 1.7 20XX (B)
- 1.8 Momodora: Reverie Under The Moonlight(B)
- 1.9 HARDCORE MECHA(B)
- 1.10 mark of the ninja(B)
- 1.11 The Vagrant(B)
- 1.12 Blasphemous(C)
- 1.13 ストライダー飛竜(D)
- 1.14 Rabi-Ribi(D)
- 1.15 Dust An Elysian Tail(D)
- 1.16 Guacamelee!(D)
- 1.17 Ori and the Blind Forest (D)
- 2 アクション (見下ろし)
- 3 RPG
- 4 デッキ構築
- 5 基本無料
- 6 その他
アクション (横)
ender lilies(S)
The Messenger(S)
『ザ・メッセンジャー』は2Dアクションの頂点に立つ至高の1本。
例えるなら、極限まで遊びやすくした忍者龍剣伝。
動かすだけで楽しい軽快な操作感、
かゆい所に手が届くこまめなチェックポイント、
自然と高難度に引き込む絶妙なレベルデザイン。
さらに、
懐かしさと新鮮さを併せ持つ美しいドット絵。
つい操作を忘れて聴いてしまう神BGM。「Bamboo Boogaloo」聴いてみ、飛ぶぞ。
これらにより最新ゲームとレトロフューチャーを見事に融合した傑作。
強いて難点をあげるなら、中盤までに値段分遊べて満足してメトロイドヴァニア要素が入る後半を遊ぶ頃にはお腹一杯状態な点。
フランス料理フルコース食った後におかわり来た、みたいな。
DEAD CELLS(A)
Neon Abyss (A)
横視点の『ガンジョン』って感じのローグライクアクション。
アメリカンダイナー風のネオンや音楽が魅力的。緻密なドット絵が美しい。
システム面では、アイテム効果が積み上がるのが特徴的。戦力がインフレして爽快。
一方、
後半は敵の攻撃を回避困難な上に視認性が悪すぎるためインフレ火力のゴリ押しになり大味。
ダンジョンは1つだけ。しかも最後まで変化に乏しい。ボスはすぐ溶けて味気ない。
300種類のアイテムがほとんど死にアイテム。特に近接と爆弾系は不要。
ルート分岐の調整が面倒。
など気になる点はあり、総合点なら80/100点以下かもしれない。
それでも、横視点アクションならではのピョンピョンとジャンプする操作とインフレ火力の組み合わせで圧倒的な爽快感を味わえる。
ちょっと時間が空いたときの気分転換用に手元に置いておきたい。
Broforce (A)
ハリウッド映画のヒーロー達を操作して敵を倒し、地形を破壊しながら戦場を駆け抜ける2Dアクション。
ヒーロー達のドSさとは裏腹にドM用の死にゲー。
ちょっとしたミスや不可抗力で3桁台は死ぬ。
一方、敵全スルーしたり地形を掘って自分勝手なルートを作ったり、ボス戦すら思わぬ攻略法があったりと攻略法の自由度が高い。
何度死んでも「次はこうしよう」と思えるのでやる気が継続する。
自キャラがランダムに切り替わるも良いアクセント。リトライするたび展開が変わる。
ステージクリア演出が秀逸。
道中がどんなにグダグダでもヘリに乗ってしまえば大爆発で俺の勝ち!それまでのストレスが全て快感に変わる。
レトロなピクセルアートが味わい深くて眼で楽しめる。
総じて、センスがキレキレな良作。
SteamWorld Dig 2 (B)
地面を堀って探索を進めるメトロイドヴァニア。
穴掘りって妙な中毒性がある。子供の頃は砂浜をずっと掘っていた。その楽しさがゲームに落とし込まれている。
苦手なパズル要素がヌルいのも良かった。
難をいえば、少々ボリューム不足。5時間でクリア可能。もっと穴堀りしたかった。
加えて、敵の種類が少なくボスがギミック系なので豊富なアップグレードが活きない。
バタ臭い見た目と日本語非対応で世界観に魅力を感じづらいのも難点。
目的地にマーカーが出るのでゲーム進行的には問題ないが会話内容やストーリーはさっぱりわからない。
20XX (B)
20XXは『ロックマンX』そっくりのローグライクアクション。
Xのフィーリングを完全再現したグラフィックとアクションが楽しい。
ステージはやたらと地形が厳しいアスレチック面のみ。しかも後半ほどアスレチック味が激化。
爽快なアクションをアスレチック偏重ステージが相殺しており息苦しく、ロックマンXとローグライクを上手く融合できたかは怪しい。
とはいえロックマンXとの比較をやめれば、クリアできそうでできない難易度で何周も遊べる良作。
Momodora: Reverie Under The Moonlight(B)
渋い色調のドット絵が魅力的なメトロイドヴァニア。
・4時間半でクリアできるコンパクトなマップ
・ソウルライク[シンプル&少々もっさりなアクション、一発食らうと半分減る紙体力、トゲで一撃死]
・『Blasphemous』とかに比べると全然ヌルい難易度
これらの上手くバランスしてダルすぎずサクサクすぎずで探索が進む。「そろそろクリアしたいな」って頃にクリア。
1コイン、4~5時間で十分な達成感を得られる良作。とりあえず半日ヒマ潰したい方に最適。
HARDCORE MECHA(B)
mark of the ninja(B)
The Vagrant(B)
Blasphemous(C)
ストライダー飛竜(D)
Rabi-Ribi(D)
『ラビリビ』はうさ耳娘を操るメトロイドヴァニア。
ユルい雰囲気に反し、以下のように中身がムズすぎて順応できず途中リタイアした。
・難易度が高い
救済要素を全部乗せてもキツい。
ザコがスルーしづらく、硬く、被ダメがデカい。
ボスが異様に硬く、攻撃できない時間が長くて疲れる。攻撃がシューティングゲームのようで避け方が全くわからない。
・操作がムズい
レバー入れ攻撃やコンボなどムダに操作がややこしい。
スタミナやMPのリソース管理がややこしい。
アイテム周りやUIもややこしい。
ギリ届く地形が多い。多段ジャンプの判定がシビア。
・マップの導線がわかりずらい
ややこしくてムダに迷う。新しい道を切り開く楽しさより「そこ行けば良かったんかい!」的な徒労感が強い。
このように難易度・操作・探索のどれもしっくりこなかった。
Dust An Elysian Tail(D)
Guacamelee!(D)
ルチャドール(メキシコプロレスの選手)がヒロインを救うメトロイドヴァニア。
メキシコすぎるフィールドを、ときにはニワトリに変身して探索する。
ざっくりした見た目に反して丁寧な作りの良作。
ただ、好みではない。
というのも地形ギミックがメインだから。
アクション&ギミックの同時操作が必要。こういう面倒なやつ苦手なんですわ。
1ミスでやり直し。戦闘エリア以外では体力ゲージの意味が無い。
戦闘もパズル要素が強い。
バリア色に応じて攻撃を使い分けたり敵の透明化を切り替えたりとギミックがメイン。回復手段が乏しくて挽回しづらく、1ミスで萎える場面が多い。
ルチャドールはもちろん素手。
武器も魔法も使わないので攻撃の幅は狭い。自由度の高い動きやコンボは楽しめるものの、攻撃の爽快感は薄い。
フィールドは一本道かつ景色が延々とメキシコ。よって探索の楽しみも薄い。延々とパズルを解き続ける感じ。
パズル色が強いゲームが好みな方はどうぞ。
Ori and the Blind Forest (D)
幻想的で美しい画が特徴的なメトロイドヴァニア。
一般的には神ゲーと評価されているけど自分には合わなかった。
アクションゲームというより、トゲを避け続ける電流イライラ棒。『スーパードンキーコング2』 の「とげとげタルめいろ」「スクリーチレース」みたい。
進行は探索というより謎解き要素が強い。鍵を集めて扉を開けて次のエリアへ、の繰り返し。道中、手に汗握る戦闘は特にない。
アクション (見下ろし)
SYNTHETIK(A+)
Vampire Survivors(A)
異常な面白さ&安さにより口コミで大流行し、一大ジャンル“ヴァンサバ系”の始祖になった作品。
プレイして最初の頃は「値段のわりに面白いな」程度の感想だったが、やればやるほど深みにハマる。
他の無双系ゲームとはケタが違う10万以上の敵が押し寄せ、こちらはインフレ攻撃の圧で対抗するバカげた有様を何十分も見続けてしまう。
アクション性はほぼ無い。やることは方向操作とビルドのみ。攻撃ボタンすら無い。ビルドの仕様もシンプル。手と脳に全く負担をかけない。
“ゲーム性”や“面白さ”とは別物の危険な中毒性がある。脳がダメになりそう。
開発者は元々、オンラインカジノ向けスロットゲームなどの開発が本職らしい。
そのノウハウが存分に生かされており、ギャンブル依存症のように脳内麻薬がドバドバ出る中毒性を実現している。
度重なるアプデにより拡張され、やり込みボリュームはもはやフルプライスゲーム並。
難点は眼のダメージ。ステージ後半は敵がうごめきすぎてモザイク状態。点滅オフでもしんどい。
脳&眼がダメになりそうなのであまりオススメしたくないけどオススメ。
HADES(A)
nova drift(A)
Enter The Gungeon(A)
暖雪 Warm Snow(B)
中華版『HADES』な作品。
東洋的な渋い世界観が特徴。小汚い豚のスーパーアーマー謎判定突進が恐い。
アクションゲームとしてはデモ版で十分だった。デモ版以降は同じことの繰り返し。フィールドやボスも代わり映えしない。
でも恒久強化やビルドが進むとHadesライクからディアブロライクなトレハン・ビルド構築ゲーに変貌し、火力インフレして本作ならではの面白さがジワジワ出てくる。
無料DLCの新モードはさらにインフレが過激で楽しい。
全体的にはビジュアル、バリエーションがもう一歩。
鉄板ビルドが固まり、全ボス倒したら急激に飽きる。
AKANE(B)
『AKIRA』な世界観のサイバーパンクTOKYOで銀髪ねーちゃんがヤクザを300人斬り撃ち倒す!
敵も自分も一撃死。ハードな世界観にふさわしいハードな戦いが楽しめる。
プレイヤーの視野や反応速度などを計算し尽くした、攻略が安定しそうでしないゲームバランスが絶妙。
ワラワラ出るザコの処理で必死な中、
微妙に信頼できない刀の判定、
タバコのせいかすぐ尽きるスタミナ、
完全に保護色な黒服ヤクザ、
どさくさに紛れて出てくる銃持ちヤクザ、
誘導がいやらしい忍者がミスを誘う。
運ゲーなのか?安定する攻略法があるのか?を知りたくて延々遊んでしまう。
やればやるほど集中切れてミスが増え、「こんな運ゲーやってられるか!」と投げて数時間後にまたやる。そんな良作。
Heroes of Hammerwatch(C)
ハクスラローグライクアクション。
昔の『ディアブロ』みたいな、チマチマしたドット絵と操作がたまらない。
プレイ内容もチマチマしており、ひたすらリソースを稼ぐ稼ぎゲー。
洞窟に潜ってチマチマ稼いで死に戻り、街で色々とチマチマ強化してまた潜る。
アクション要素は薄い。
敵や地形に一度引っかかるだけでタコ殴りにされて一瞬で体力溶けるので、とにかくリスクを減らす動きが重要。
問題は、中盤(3F)から何をするにも必要リソースが膨大になり進行が停滞する点。
序盤のワクワク・サクサク感はどこへやら、代わり映えしない場所をひたすら周回して稼ぐハメに。
いくらチマチマ好きでもこの停滞は耐え難い。稼ぎ効率3~5倍なら良ゲー。
あと、パッドの操作性が非常に悪い。
移動速度が遅すぎ(キャラ小さすぎ)て疲れる。メニュー操作が不自由。
RPG
Nexomon: Extinction(B)
『ネクソモン』はポケモンのオマージュ作品。
本家の劣化版ではなく簡略版って感じ。
簡単ゆえに遊びやすいので、難しいシステムとかフラグ立てが面倒で何年もRPGから遠ざかっていた自分もすんなりハマった。
サクサクやって17時間でクリア。
ボリューム十分でストーリー演出の盛り上げが素晴らしく、エンディングにしっかり満足感がある。
とっつきやすい反面、キャラごとの個性や育成の幅は狭い。相性合わせて殴るのみ。
本作をきっかけに他のRPGも遊びたくなってきた。
RPG復帰勢に最適な一本。
Monster Sanctuary(C)
『モンスターサンクチュアリ』は、
・フィールド探索 →メトロイドヴァニア
・パーティー編成 →ポケモン
・戦闘 →3対3のターン制
この一見バラバラな要素を強引に合体したRPG。
プレイするとやはりチグハグな気が。
エンカウントでフィールド探索のテンポが削がれ、敵が硬くて3倍速にしてもモタつく。
ザコ戦は相手関係なく毎回同じことの繰り返し。(戦闘後にHP・MP全快)
UIの細かい不満も。
モンスターをわんさか持ち歩ける仕様のため選択がめんどい。(中盤から整理可能)
特にフィールド上のお供モンスターの選択がめんどい。種類被りを非表示にしてほしい。
難易度は高め。
戦闘は相性などをちゃんと理解する必要がある。テンプレ構成以外では詰みがち。
探索はややこしい謎解きや異様にシビアなアクションが求められる場面がちらほら。
戦闘自体は面白い。
スキルツリーとシフトでキャラ育成が奥深い。チマチマしたドット絵も素敵。
総じて、カジュアルな見た目と裏腹に腰をすえてじっくり遊ぶ系。サクサク感を期待するとツラいかも。
デッキ構築
Slay the Spire(S)
『スレイザスパイア』 はデッキ構築ローグライクの元祖にして完成形、もはや説明不要の超名作。
やり込みと運ゲーの狭間で永遠にもがき苦しみ楽しめる、神がかったゲームバランス。
デッキ構築ローグライクを始めるならまず本作から。
Monster Train(C)
『モンスタートレイン』は爽快感重視のデッキ構築ローグライク。
列車に攻め込む敵を自慢のデッキでなぎ倒す。
最初こそ「ハマれる一作を見つけた!」と思ったけどなぜかイマイチ熱くなれない。
評価を下すにはプレイ経験が浅すぎるが、攻略しようと思えない時点で個人的にはダメっぽい。
イマイチに感じる理由は以下2点。
①デッキ構築が大味
カードゲーらしいデッキ構築・運用の醍醐味が薄い。
お決まりのユニットを配置してバフを乗せるだけなので毎ターン強いカードを出すのみ。
コスト軽減や追加ドローなどにあまり意味を感じない。
なんだか自分がバフ担当作業員のように感じ、「もうオートで戦闘してくれ」と思った。
階層ごとの操作が面倒なのも作業感の要因。
1階にバフかけて3階に移動してまたバフかけて~と面倒くさい。
②ローグライク要素が薄い
クランを選んだ時点で目指すデッキは決まり、ショップやイベントで融通が利く。
ユニット容量に限りがあるので前半にユニットを揃えたらもう仕入れる必要は無い。後は強化を重ねてラスボスに備えるだけ。
そのため何回やってもプレイ内容が変わり映えしない。ラスボスまでの道中が消化試合。
ランダム性の荒波に揉まれながら勝てる形を模索する醍醐味が薄い。
基本無料
KARDS (A)
第二次世界大戦を題材にしたTCG(トレーディングカードゲーム)。
史実の兵士、戦車、航空機などをカード化し、絵柄はポスターアートを使用。
美しく描かれた史実の兵器が非常に魅力的で収集欲をそそられる。
そこそこ強いデッキならすぐ作れるし、デイリーミッションと月別ランク報酬をコツコツ貰えば数ヶ月で最強クラスのデッキが組めるので無課金でも遊べる。
日本語非対応でとっつきづらいが、ターン経過でリソースが増える仕組みは『ハースストーン』に近く、TCGに馴染みがあれは苦労せず遊べるはず。
バランスはぶっ壊れ気味。
理不尽の押しつけ合い。勝敗はほぼデッキ相性で決まる。頭脳戦やかけ引きの要素は薄い。
難点は試合時間の長さ。一試合15~30分かかることも。
しかもコツコツ作った盤面が理不尽コンボで台無しにされるので徒労感が凄い。
カードイラストを堪能しながら片手間にまったり遊べる人向け。
METAL SLUG DEFENSE (C)
METAL SLUGシリーズの多彩なキャラが登場する1ライン型タワーディフェンス。
勝利してコインを稼ぎ、拠点とユニットを強化する。
Steam版はスマホ版をそのまま持ってきた手抜き移植。タッチ操作前提のUIが使いづらい。
さらに、Steam版には致命的な欠点が2つある。それは、
・PVPがマッチングしない
・アップデートが2015年で終了(ver1.04)
よってメインクリア後はやることが無い。どう粘っても20時間で飽きる。
Steam版ならではの魅力は、課金要素※を省略してDLCでキャラまとめ売りしている点。
セール時は全DLCセットで1500円とお安く、一気に最強キャラを入手できるのはSteam版の利点といえる。
(※スマホ版はメダル(課金リソース)で入手する)
というか、スマホ版は2023年にサービス終了したのでSteam版のver1.04を遊ぶしかない。
その他
symphony of war (A)
Road Redemption(B)
Gigapocalypse(B)
育成したモンスターで街を蹂躙するレトロライクな横スクロール。
最初は「俺達が遊びたかった怪獣ゲーってこれでしょ!」とテンション爆上がり。
モンスターはみんな個性的で動かすのが楽しい。
ただ、60分プレイしたあたりで「あ、これ放置ゲーだわ」と気づくと限界が見える。
スキン以外にカスタム要素がないのが寂しい。ビルド、トレハン要素が無い上、クリアする頃にはフル強化できるのでクリア後に遊ぶ意味がない。
で、別キャラに手を出すと永続アップグレードが全てキャラ別でしんどい。全キャラ共通で序盤がキツい。無理やりゲーム寿命延ばしてる感。
ボス戦は足し算や図形合わせみたいなミニゲームが挿入されるわ固いわで面倒。
道中がほぼ放置なのでプレイヤーの仕事は主にミニゲームな状態。
まあ、値段安いし片手間で癒される良いゲーム。
ハクスラ、ローグライク、トレハン要素を足せば化けそう。
Redout(B)
redoutは「Race Faster Than Ever」(これまでのどんなレースゲームより速く)を謳う超ハイスピードレースゲーム。
制作陣は「WipEout」「F-Zero」の後継者を自負している。
未来的なフラットでカクカクなデザインと、視認性なんて無視した圧倒的スピード表現は他のレースゲームと別物。
前代未聞のバッキバキなグラフィックが味わえる。
そんな本作の難点はズバリ、難しすぎること。
ジェットコースターのようにグルングルン回る中、過激なエフェクトで何が何やら。
初見コースは何が起こっているのかも理解できず、「俺の機体がどこかへ飛んでいったなぁ~」と眺めるしかない。
良くも悪くも「Race Faster Than Ever」に偽り無し。かつてないゲーム体験ができる。
ちなみに続編はもっと難しいらしい (笑)
DRAINUS(B)
『ダライヌス』は、『グラディウス』と『ダライアス』がフュージョンしたようなタイトルでわかる通り、レトロSTGオマージュあふれる作品。
臨機応変にバリアを張って弾吸収するのは『斑鳩』っぽい。
美しいグラフィックは観ているだけで癒やされる。
難易度ノーマルならほどよくヌルくて遊びやすい。
というのも、
・回復アイテムが山ほど出る
・復帰ポイントが小刻みかつリトライ制限無し
2周目ノーコン縛りなら普通にムズい。
あと、道中はいくらでも回復できるけどボス戦は途中&復帰後に回復できないのがツラい。残機があまり意味ない。
自機育成要素は1カテゴリー1種類縛り。初見でカスタムの優先順位を迷わないほど自由度低め。
上位難度が複数あり、やり込む気があれば長く遊べる。
とはいえ、どうせやり込むならオマージュ元のゲームをやりたいと思ってしまう……
そんな気持ちも計算のうちなのか、2周するとプレイ時間がちょうどSteam返金期限の2時間を超える。「2時間で元をとらせる。絶対に返金させない」意気込みを感じた。