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★★★★☆ RPG PS2

【DDSAT2 アバタール・チューナー2】レビュー/評価/攻略:2作セットなら間違いなくオススメの名作

投稿日:2018-10-22 更新日:





なるべくネタバレ無しの方向で。

前作:【DDSAT】
【シリーズ別リンク】

はじめに


前作のたった半年後に発売された続編。
前作でぶん投げられた謎が明らかに。前作で意味不明だった演出、会話の謎も解ける。

■あらすじ

(前作ラスト)
ジャンクヤードの覇者となり抗争に終止符を打ったサーフ達。
ニルヴァーナを目指して塔を登りエンジェルと対決した結果、ジャンクヤードは消滅。メンバーは散り散りに。


待っていたのはニルヴァーナ(楽園)ではなく、石化した人間の彫像と廃墟、そして黒い太陽。


仲間を探して荒野をさまようサーフは、謎の兵士達に「所属不明のアバタール・チューナー」と呼ばれて襲われる。


エンブリオン最後の戦いが幕を開ける。


オープニング曲「ALIVE」で早くもテンションMAX。
戦闘BGMも前作よりノリが良い。作業用BGMとしてもオススメ。

「Battle For Survival」:飽きがこない通常戦闘曲
「Epic Battle」
「Heroic Battle」
「Hunting Betrayal」
「Enemies Reborn」
「Divine Identity」:ラスボス戦に相応しい名曲

前作の伏線を回収


天国に来たはずなのにジャンクヤードと大差ない廃墟で凹む。
太陽光にヤバい物が混じってて、人間は地下とドームに押し込められているらしい。


この世界の兵士達も悪魔化能力を持ってる。
悪魔とは「チューナー」とはいったい何なのか。


見えそうで見えないっ!
セラが何者なのかもようやくわかる。


前作で張った大量の伏線を怒涛の勢いで回収。
プレイ開始1時間で前作の重大な真実が明かされる。

仮想空間のプログラムが現実世界に:【スターオーシャン3DC】


ストーリー本編はたった半日程度の話。
世界破滅まで数時間。一刻を争う緊迫した状況の中、怒涛の展開でラストに突き進む。


太陽を神格化する「太陽崇拝」と近未来SFを融合させたストーリー。
3時間の大作映画を一気に消化するような密度で展開するので「この話は本当に収束するのか?」とこちらが不安になる。


ちゃんと終結するのでご安心あれ。
映画「サンシャイン2057」を思い出す。


シナリオは前作以上に短いがクリアには相当な時間がかかる。
ダンジョンが前作より長く、一歩進むと戦闘になるほどエンカウント率が高い。イベントシーンも長い。


前作の鬱憤を晴らすようなラスダンのややこしい構造は圧巻。
エンカ率の高さも相まってなかなか先に進めない。

鬱展開



パーティメンバーが次々と非業の最期を遂げる。前作以上の鬱展開。


散々酷いことがあるから最後にカタルシスを味わえる。

主人公が完全に空気


主人公の空気化がさらに進む。
終盤、空気ヒロインと共に本当に空気になる。
この新キャラはよく喋るのでサーフの面影がない。


モデルになった人が最低な奴だから仕方ないか。


「・・・ああそうだな、お前の言うとおりだ。だから~しよう」
とサーフの意思を汲み取ってゲイルがいちいち代弁してくれる。
これが過保護の子供みたいで情けない。


名シーンで啖呵を切るのはいつもゲイル。隣の白髪の人が空気。


戦闘でもゲイルが大活躍。
・なぜか衝撃弱点かつ衝撃攻撃を使う敵が多い
・最後までパーティから離脱しないのはゲイルのみ
・前作のデータ引き継ぎで炎属性の最強技「ピュリプレゲトン」を覚える
ブースト×2を乗せるとゲーム中最強威力で最後まで大活躍。


引き継ぎは終盤のヒート加入フラグでもあるが、ゲイルがピュリプレゲトンを覚えるのでせっかくパーティに復帰したヒートの面目丸つぶれ。

ヒートに関しては前作の選択肢もフラグなので、仲間にしたい場合は前作からやり直すハメになる。
加入しなくてもかわりにロアルドが仲間になるので戦力的には問題ない。

 

2の新システム

■カルマリング

様々な効果がつく装備品。1人につき1つ装備可能。
宝石を使って効果をカスタマイズすることができる。
育成の自由度が大幅アップ。

■羅刹モード

力が制御できない半悪魔状態。特定状況下のザコ戦闘で発生。
通常攻撃1発で倒せるほど攻撃力が大幅に上がるが、防御・命中が低下。魔法が使えない。
リスクは大きいが経験値とAPが大幅アップ。
常に羅刹モードになれる周回限定のカルマリングで別ゲーのような戦闘バランスを楽しめる。

■得意攻撃属性

攻撃スキルに得意属性が反映されるようになった。
前作では弱点属性をカバーするために反対属性のマガタマ装備で育成を進めた結果、攻撃スキルまで反対属性ばかり覚えて「水神なのに火炎属性が得意」みたいなことになりがちだった。
本作では攻撃にも補正が乗るので本来の属性で育成しやすい。

■新マントラシステム

前作の「マントラ・フロー」から「マントラ・ヘキサ・ドライブ」に発展。
ぱっと見で全体の関係が見やすくなった。
複数のキャラで黒いマスを囲むと能力が開放されたりするのでマスを埋めるのが楽しい。

相変わらず取得Gが膨大で金が足りない。
本作では混乱状態になると所持金をばら撒くことがある。このばら撒きの頻度と金額が半端じゃないのがツラい。

■HARDモード
2周目以降に選択可能。前作のセーブデータを引き継ぐと1周目からHARDモードにできる。

・被ダメージ増加、逃走成功率低下

・HARDモード限定で戦える本作最強の隠しボスがいる
シリーズおなじみの大ボスだが本作では完全に場違いな奴。
理不尽さは前作のあの人に匹敵する。
HP3万。7500を切ると発狂して攻撃が凶悪化。
一体なのに行動回数5。開幕こちらの耐性を無力化。特定の行動に対して即死×3で終了。
一番酷いのがHP1500切るとディアラハンで全快。
しかし「電卓、ペン、メモ帳」の3点セットでダメージ計算を頑張れば安定するだけ前作の人よりマシ。

■その他
・終盤、アイコン4個増やす「威圧の魔石」が登場。
所持できるのは1個のみ。一度だけボス戦の立て直しが楽になる。

・カジャ・ンダ重ね掛けは3回までになった。
しかも3回目の効果が低い。1回:1.2倍→2回:1.3倍→3回:1.35倍。
上がり幅0.05ではほぼ無意味だし、3回重ねで発狂状態になるボスもいるので2回止めが無難。

 

 ザックリとした感想


ついに真の主人公になったゲイル(嘘)。
前作も中盤まで強制離脱・復帰が多かったが、本作は序盤は自由度が高いのに中盤から入れ替わりが激しい。
そのため育成が偏りがち。主力メンバーがいきなり抜けて役割分担も決まってないようなLVの低いキャラで戦うハメになる。


ラストダンジョンに入ると出れない(地球に戻れない)。
それまでのダンジョンでアイテムや隠しボスを取り逃すとアウト。


新規悪魔は前作以上に攻めのデザイン。


デカい!


収容所の所長(クヴァンダ)との追いかけっこは本作最大のトラウマ。
この人、完全に狩りの本能に支配され、もはや人間に戻ることもない。


「ドスドスドス」と大迫力で迫ってくる変な格好の馬面は恐怖。
3階にわたって異様な執念で追ってくる。フェンスや足止めトラップで行く手を阻まれ、何度も絕望を味わうことに。


前作に引き続きリセット前提のパズルゲー。ボスの強さは前作以上。


メーガナーダとかマジでどうすんだコレ。

腹背にそれぞれ五つずつ口がついてる。全員殺る気まんまんやで。
ちなみにエンジェルはコイツの情報から悪魔化ウイルスを作り出したらしい。


「ヴィラージュの剣」はカジャ&ンダでダメージを抑える以外に対策が無い。
「メールの雷火」を電撃耐性で対策しても、体力半分切ってからの「バイオレンス」→「絶世の肉体」「テンタラフー」でパーティー壊滅。


エンジェルとヒートは結局最後まで何がしたいのかわからない。
何か企んでいるようで、何も企んでない。自暴自棄に陥って思いつきで行動してるように見える。

「神と話をさせて」と叫ぶセラに「神は俺だ」って、ヒートは本作のシナリオが理解できてないのか?


老婆は存在自体が浮いてる。
ラスダンに乗り込むとき、ちゃっかり他の重要キャラに混じって飛んるのは笑う。


事あるごとに「仲間の大切さ」を強調するけど、前作から仲間を大事にするようなシーンがあまり無いので説得力がない。
そもそも人間らしい感情を持つようになったのは悪魔に覚醒してからの僅かな間だけ。
肝心のボス(サーフ)にいたっては台詞が無いから内面が変わったかどうかすらわからない。


前作では覚醒後も、ズタボロにされてるシエロに対してヒートは「女1人守れねぇのか!」と怒鳴りつけ、ゲイルも全然心配してない。
ボスはもちろん無言で棒立ち。

 

おわりに


前作と同様に火力任せでサクサク倒せない戦闘は好みが分かれるところ。
短いシナリオを間延びさせるような高いエンカ率もだんだんダルくなる。

とはいえ2作セットなら間違いなくオススメの名作。
PS2後期の熟成された表現力を堪能できる。

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-★★★★☆, RPG, PS2

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