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【ドラゴンフォース2 神去りし大地に】レビュー/評価/攻略:まさに「神去りし大地」 ゲームの神も去った

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前作:【ドラゴンフォース】

はじめに

あの名作に待望の続編?


発表から発売予定日まで短かった上、さらに前倒しで発売したらしい。
延期は数あれど前倒しは前代未聞じゃないだろうか。
出来は予想通り粗め。前作のファンからは黒歴史扱いの作品。


舞台は前作の500年後のレジェンドラ大陸。
前作の英雄達の子孫が国を率いている。
前作でくっついた君主もいたはずだが国は統合されなかったらしい。

画面が全体的に暗い。前作の華やかさが無い。
なぜこんなにグレーなんだろう。BGMも暗い。
神が去り、世界が輝きを失ったことを表現しているのだろうか。


地形は前作と共通点が無い。500年でこんなに変わるか?

目につく変更点


・フィールド時間の早回し
これは嬉しい機能。快適。

・内政の改善
武将の好感度が一覧からマークで分かるようになった。
前作では一人ずつコメントで機嫌を確認して報酬を与えるのが非常に面倒くさかったので、好感度を気にする必要がない忠臣だけを活用していた。それだけに嬉しい変更点。

探索・築城・捕虜会見が委任(オート化)可能。便利。

・兵種が2倍に増えた
・2種類の兵科を使える
・アイテム研究(合成)
この辺はなんか凄く面白そうな要素に見えるが、詳しく言及する必要がないほどゲーム性に活かされてないので割愛。


3、4種類の兵科が入り乱れる戦闘画面は前作にはなかった光景。見た目は面白い。

・前作と違い、落とした城は最初から徴兵されてるのですぐ次の城へ攻め込める
・城に侵攻してきた敵を追い返したとき、すぐ城から出撃すると追撃できるテク「追撃戦」が無くなった。

・「待機する側が一方的に強い」仕様が無くなった

・メイジ、アーチャーの射程距離が短い
画面内の敵も撃てないぐらい短いので初期位置から敵将をスナイプできない。かわりに近距離のヒット率は高い。
また本作では暗転中に攻撃しない。前作で猛威をふるった必殺技の暗転を利用したハメも無くなった。

・一騎打ちしやすい
体力差があっても敵が乗ってくる。魔法キャラも一騎打ちから逃げない。

・引き分け後、両者が再出撃可能

・武将が強い
ザコ兵の攻撃に対して硬い。
攻撃スピードが早い。大型武器なら2、3体まとめて倒す。
30人ぐらいは簡単に処理できる(される)。その気になれば200人はいけそう。


・武将にバフ効果がつくなど新しいタイプの必殺技を追加
無意味な技が多いが、回復魔法は瀕死でも全快するぐらい強力。
回復魔法を持つ武将を敵に回すとダルい。しかもそういうキャラはだいたいMPが高いのでウンザリ。


・敵キャラが初期レベルのまま
中盤以降の国取り合戦は消化試合になってしまい、謎の化物との戦いがメインになる。
前作は君主キャラのレベルに比例して敵キャラのレベルが上るし、君主を放置するとレベル上げの手間が省けたりして便利だった。

キャラデザ一新


イラスト(顔グラ)のテイストが変わった。
武将の顔グラ使い回しが無くなった。忍者も全員違う顔。


好みの問題かもしれないが、前作の華やかさが無いし魅力が薄い。
手抜きに見えるキャラもちらほら。


ティリスの顔を見て愕然。
他のキャラからも「年増」「ババア」などと散々な言われよう。


君主がなんだか地味。モブキャラと見分けがつかない。
人間臭い性格。良く言えば親近感を持てる、悪く言えばやはりモブキャラと見分けがつかない。

前作の君主は8者8様、それぞれ個性がありながらも皆優れた人間性と力を持つ。ファンタジーの王道をいく英雄だった。


前作では個性豊かだった忠臣武将。本作ではなんだかパッとしないキャラばかり。

前作は因縁のあるキャラ同士の会話が面白く、世界観を広げるのに一役買っていた。
本作は物語の本筋と関係のない因縁も数多く設定されたが、攻略本でしかわからないような裏設定になっておりゲーム中の絡みが少ない。そのため特徴的な台詞は唐突すぎて意味不明。
また各シナリオの因縁キャラにサブイベが無いので忠臣以外のキャラの存在感が薄い。


全体的に戦闘台詞にひねりがない。
「勝つでござる!」「一騎打ちだ!」みたいな見ればわかる、見たままの表現ばかり。

 

攻略の「遊び」がない

マップ


マップが狭い。行ける場所が少ない。
体感で前作の半分以下。まるでスケール感が無い。

前作のような自由度が無くほぼ1本道。
ルートがない砂漠や山、海が多くて移動ルートが直線的。攻略順もいちいち指示される。
さらにどう考えても勝てない強敵を配置してルートを一方向に制限。

敵勢力がほとんど動かない。
敵師団が近づくと向かって行ったり、逃げていく動きが無くなってるのでマップ上の動きも乏しい。
動いてるのは自分だけ。国獲り合戦感が皆無。

前作はルートのつながりが絶妙でどこからでも攻略できるし、敵勢力が積極的に動くので戦力がぶつかり合う激戦区があったりして面白かった。


5人の精鋭部隊で1本道を蹂躙するだけ。
1部隊で攻略できる点は前作も大差ないが、ルートの自由度の高さや複数部隊を使って効率良く勢力を拡大できるなど前作には攻略の「遊び」があった。

戦闘


武将だけが活躍する無双ゲーになってしまった。
いくら相性差で数的優位を作っても敵将の体力をロクに減らせないから意味がない。


ありったけのMPを放出して必殺技で直接敵将の体力を削るだけ。
100vs100の醍醐味が無い。

前作の「追撃戦」や暗転を利用したテクはほとんど削除された。
工夫の余地、攻略の「遊び」が無い。
ああいう変なテクもアクセントとして効いてたんだなーと痛感。


戦闘開始時、まず自キャラの方を映す→敵側を映して敵将が一言→また自キャラを映す。
この無駄な往復でテンポが悪い。


必殺技演出が暗い。地味。
一部の必殺技があまりにも手抜き。黒一色に消えていくだけとか。
そういう技ほど高性能だから嫌になる。


必殺技を撃つ時の台詞が格好悪い。
「ぬぅ~」「おお!」「ふ~ん」「ぬ~ん」「オラオラ!」とかたいしたことを言わないクセにやたらと間をとる。フリーズしたのかと思うぐらい長い。

■敵AIがバカ
・5人いる城に1人で攻め込んでくる

・必殺技を使うべきタイミングで使わない
一発撃てばトドメを刺せるのに使わない。ナメプみたいで冷める。

・敵が劣勢だと戦闘開始して刃を交えること無くすぐ撤退
トドメを刺す時間もない。前作はもう少し粘ってくれてた。
気持ちはわかるが、やる気がないなら出てくるなと言いたい。

 

おわりに


まさに「神去りし大地」。ゲームの神も去った。
サブタイトルに偽りなし。

なんだかよくわからないシュミレーションRPGもどきになってしまった。
前作の良い部分が全て潰されてるような感じ。
PS2でリメイクするべきなのはむしろこっちじゃないだろうか。

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-★★☆☆☆, シュミレーション, SS

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