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【DiRT Rally】攻略/感想/評価:ラリーマシンを自力で乗りこなし、美しいハードコースを駆け抜ける 研ぎ澄まされたシンプルな面白さ

投稿日:2018-01-23 更新日:




ラリーゲーならコレ!といっても良いぐらいの作品。

ゲームらしいアレンジの傑作→【セガラリーチャンピオンシップ】

DiRT Rallyとは

質で勝負のグラフィック&サウンド


コードマスター自慢のフィルターが無く綺麗。Dirt3のようなムダな演出もない。シンプルに質で勝負。
ラリーロケーションの美しい自然を堪能できる。「こんなところに住みたいなー」「サイクリングしたいなー」とうっとり。

カジュアルに遊びたい人はこっち→【DiRT 3 Complete Edition】


飾り気のない洗練されたUI。「質の良いゲームをプレイしてる感」がある。

サウンドも凄い。
アクセルを踏めばエンジンがうなりを上げ、ブレーキを踏めばボディーがきしむ。当たり前のことがいちいち気持ちいい。
砂利、雨、雪など様々なコンディションの路面を走る音の臨場感も素晴らしい。


車内もこの作り込み。視点による音の違いにもこだわっている。
コクピット視点は車内ならではのこもった音。後方視点はパンパンと甲高いマフラーの音が響く。1つの車で2度おいしい。

シム系だがパッドでも楽しめる挙動

本格的なシミュレーター寄りの挙動とはいえ、「Richard Burns Rally」ほど難しくはない。慣れたらそれなりに走れる。
昔「Richard Burns Rally」をパッドでプレイしたときは本当に「は?」って感じだった。

もちろんハンコンでやる方が良いに決まってるが、PS4パッドでも十分楽しめる。
本作のフィーリングのなせる技か、パッドでもアナログチックに重量のあるマシンをコントロールする感覚がある。


フラッシュバック(巻き戻し)なんてヤワな機能はない。リトライは無制限なので諦めずに何度もトライ。

無事故で走ることがなにより大事。
スピンやコースアウトからの復帰はワンボタンだがその都度タイムペナルティ。安全に走った方が結果的に早い。
コーナーより直進や緩いうねりが危険。ミスの原因はだいたいアクセル踏みすぎなのでハーフスロットルを意識。イケそうなペースの8割に抑えるのがコツ。多少アクセル抜いたところでタイムはそんなに変わらない。

4分前後走りっぱなしなので、だんだん集中力が切れてスピードを上げがち。ゴールが見えた瞬間に集中が切れてよくミスる。後半ほどペースを落とす意識で慎重に。

上手い人のプレイ動画は異次元すぎて意味がわからない。まるでジェットコースター。走るというより飛んでる。さらにオンライン対戦のメンツがみんなタイム差10秒以内に入っているというレベルの高さにも驚く。
いつかはそういう走りができることを夢みながらゆっくり走る。

備考
・やり始めた頃、スタート前にアクセル吹かしたら即失格になってバグかと思った。オプションでオートスタートにするとラク。
・ATでバックするときはスティックを前に入れる。

美しいコース

「ギリシャ、スウェーデン、フィンランド、ドイツ、モナコ、ウェールズ」の6ロケーション×12コース。


美しいコースの数々。それぞれのロケーションに特色があり、流れやノリも違う。どこも独自の難しさがあるため気が抜けない。


時間帯・天候の組み合わせでバリエーション豊富。朝昼夕夜、晴曇雨、雨上がり、雪、霧まで。
コース自動生成は無いが、何十時間走ってもマンネリ感がない。毎回初見で走ってるような気分。


とにかく道が狭い!後方視点だと「電流イライラ棒」状態。
谷を避けて壁に寄ると鼻先を弾かれ谷に飛ばされる。片輪が雪に乗り上げたり、溝にハマったら即スピン。最初は「これ詰みじゃね?」と思うほどのハードコース。


おすすめはボンネット視点。道幅が広く感じる。


なにげない道も、攻めると牙をむく。緩い高速コーナーが恐ろしい。


急に現れる分岐ポイント&直角コーナー。コドラの指示を聞き逃すとコースアウトへ一直線。

調子に乗ってスピードを上げた先には必ず壁か落とし穴が待っている。先が見えない上り坂でジャンプしたあとすぐ急カーブとか。
コドラの指示を聞いてからでは間に合わない場所だけピンポイントで覚えると良い。


全く頼りにならない謎の木柵。車が触れるだけでボコボコ壊れる。海外にはガードレールの義務とか無いのだろうか。


ガードレールがないのはもちろん「道」といえるのかも怪しいギリシャの悪路。


ラリーやってんだから駐車禁止にしてくれ。
ちなみに観客に突っ込むと問答無用でコースアウト扱い。そんなところに立ってる方が悪い!と言いたくなる。


耳をすませば小鳥のさえずりが聞こえるドイツ。
いやらしく配置された岩や看板に当たると大ダメージ。一発でラジエーターが終わる。
本作の看板は200m/hで突っ込んでもビクもしないほど硬い。なぎ倒して走ろうなんて思わないこと。

年代・カテゴリが異なるラリーマシン


インプ、ランエボXからミニクーパーまで。様々なカテゴリの車が揃う。


年代が古いほど挙動の違いが大きいので面白い。
ストラトスのホイールベースが短いことを実感できるゲーム。コマのように回転するメリット・デメリット(主にデメリット)を痛いほど味わえる。


最上位クラスのWRC2010マシンは値段相応によく曲がりよく走る。4WDはマイルドで乗りやすい反面、面白味に欠けるような気もする。


ダメージによって外見だけでなく挙動が変化。
・フロントをぶつけるとラジエーターにダメージ→パワーが落ちる。
・サス、タイヤをぶつける→真っ直ぐ走れない。
ゴール間近で致命的ダメージを受けてロクに走れなくなったら、泣く泣くリトライするしかない。

 

メインモード「CHAMPIONSHIPS」

各国を転戦してポイントを競う。
総合3以内に入るたび「Open→Clubman→Professional→Elite→Masters」とステップアップ。

獲得した賞金で新しい車を買ったり、メカニックを雇う。
カスタムイベントで全車乗れるので車を買う前に試運転すると良い。車は売れないしアップグレードに時間がかるのでテキトーに選ぶと後悔する。
細かいセッティングが可能だが今は無視。走り込みあるのみ。

相手の強さは固定。難易度はアシストの有無で調整するが、なるべく切って走りたいところ。
1位のペースはダントツなので3位以内を狙う。3位のラインが届きそうで届かない絶妙な設定となっている。平均3、4位なら総合3位以内に入れる。


2戦ごとに修理。修理時間が30分を超えるとペナルティ。ダメージが大きすぎると完全には修復できない。
自分の場合、ホイールダメージが大きい傾向がある。「TEAM MANAGEMENT」でダメージを受けやすい部分を得意とするスタッフを雇う。


時間内に直せないとスタート前からボロボロでテンション下がる。このコンディションで2戦乗り切るしかない。

本モードの他にも「Rallycross」「Pikes Peak」があるが、あまりやってないので割愛。


「Rallycross」
シンプルなコース、ワンメイク(同じ車)なのにどんなに頑張っても追いつけない。ドライビングは奥が深い。


「Pikes Peak」
同じようなカーブと景色の連続する上り坂区間を繰り返し走る。ストイック。

コドラとの戦い

日本語未対応だがレゲーなので問題ない。
コドラの英語が厄介だが、とりあえず右左、ギア数を聞き取ればだいたい先の流れがわかる。

レフト、ライトの発音が似てるのが腹立つ。全くわからない時がある。
「英語を作った奴はバカなのか?」と思ってしまう。ミギ、ヒダリ!なら間違えないのに。
カーブが連続するときはなんかワーワー喋りまくってる。「ハイになって調子のってんのか?」と手に汗握りながらイライラ。

「ジャンプしてすぐ右ヘアピン!インにぶつけるぐらいの気合で切り込んで!」とイニDの紗雪みたいにわかりやすく言ってくれったらなー。そういうコドラDLC作ったら売れるのでは。

 

まとめ

ストイックだけどラフに遊べる

リアル系レースゲームはラインとブレーキングポイントを覚えるまで周回するようなストイックな作業になりがち。
その点、コースを知らなくても車を振り回してコントロールする面白さを味わえるのがラリーゲーの良いところ。コンマ1秒を削るような走り込みは(しばらくは)必要ない。そのため気軽に遊べる。

その中でもダントツ出来の良い本作。
本格的なシム系だがパッドでも面白い絶妙な挙動。美しく作り込まれたグラフィックと臨場感たっぷりのサウンド。
1コース4分という集中して走るのに適度なコースの長さ。先が見えない狭い道と変化に富んだレイアウト。起伏とうねり、コーナーの連続で常に細かく忙しい操作が必要。緊張感が途切れない。

車を自力でコントロールし、ハードなロングコースを駆け抜ける。研ぎ澄まされたシンプルな面白さ。飽きることなく遊べる。

日常を忘れ、頭をからっぽにして何かに集中したいとき。ちょっと走って、どっと疲れる。
そんな最高のレースゲーム。

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